《現場からの提言》 藤澤 和子,河西 聖子 知的障害者の図書館利用を進めるためのLL(やさしく読める)図書館利用案内 《特集・図書館実践(サービス)の最前線 7》 兼﨑 弘子 子どもたちとの協働-「夏休みフリー塾」を通して 谷合佳代子 支え合う社会をめざすエル・ライブラリー 《書評》 岡野 裕行 江上敏哲著『本棚の中のニッポン:海外の日本図書館と日本研究』 山本 敬子 根本彰編著『探究学習と図書館:調べる学習コンクールがもたらす効果』 《新刊紹介》 今野 千束 五十嵐絹子,藤田利江編著『学校司書たちの開拓記:学校図書館から教育を変える』 《エコー》 渡邉 斉志 図書館関係者の言説空間の再構築 <案内> 2012年度図書館学セミナー(再掲)(11月11日) 九州ブロックセミナー(12月1日) 研究例会(12月12日)(1月11日) 愛知研究例会(11月21日) 情報組織化研究グループ月例研究
実は私は江上さんの隠れファンです。ブログとは一味ちがった感じですが,図書館職員が,よくぞここまで調査を!と同じ図書館職員として驚愕します。日本が世界から研究されている,世界で日本の情報を集めるには?ということを今まで考えたことがなかったので,目からうろこでした。そして,日本のデジタル化の遅れが世界に与える影響は小さくない,ということも。日本国内の研究者が困るだけではないんだ,ということ,そのために,「日本」が学術情報の流れに乗れなくなりつつある,ということ,これは大変なことじゃないのか?世界から日本を見るという視点を持つことが緊急に必要なんじゃないか?先日,留学生と話していた時も,資料のデジタル化について,国家の方針はないのかと聞かれ,答えにつまりました。日本の学生は今の状況に不満がないようだけど,それは「知らない」からじゃないのか。このあたり,もう少し図書館が頑張った方がよさそうです。で
本棚の中のニッポン: 海外の日本図書館と日本研究 作者: 江上敏哲出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2012/05/30メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 183回この商品を含むブログを見る 江上敏哲さんの『本棚の中のニッポン』が2012年5月末に上梓されてからはや3か月(進呈ありがとうございました><),そろそろほとぼりが覚めたころかなということで書いてみます.レビューではなく,この本を改めて読みながらどんなことを考えたかということの記録です.このイライラした気持ちを忘れるな自分って感じで. 本書は30代後半の京都が大好きなライブラリアンが書いた,“情報発信”に関する本です.サブタイトルには日本図書館とありますし,内容もそのようになっていますが,メインテーマはあくまでそこにある[*1]. 本書で言えば、日本資料・日本情報を必要としているユーザはどこにいるのか、どのような問題を
『本棚の中のニッポン: 海外の日本図書館と日本研究』(著: 江上敏哲)は、2012年5月に笠間書院から発売された本です。私自身がアメリカにある大学の大学図書館の日本語コレクションをあつかう部門でアルバイトしていること、それから、大学院でいわゆる「日本研究」の範疇に含まれる研究をしていることから、とても興味ぶかい内容の本でした。このブログにふだんポストしていることとは若干、方向性がちがうような気もしますが、まるっきりはずれているわけでもないので、この本を読んで感じたこと、考えたことをちょっと書いてみようとおもいます。 ところで、感想を書くまえに、すこしおことわりをしておくと…… タイトルでは(キャッチーにするために 笑)「中の人」としていますが、私の大学図書館での立場は上にも書いたように「大学院生アルバイト(Graduate hourly)」で、非常にかぎられた業務にしか携わっていません。ウ
はじめに リードテックラボ番外編です。こちらの本を読んだので感想を書きたいと思います。つらつらと。なお、7月のLi:te techは「しょひょう」をキーワードに活動しています*1。 よんだ本 江上敏哲 「本棚の中のニッポン」 笠間書院 2012 つくば市の某書店で入手 ファーストインプレッション 「日本という国から一度も出たことのない自分」からすると、「こんな世界があるのか!」とただただ目から鱗。世界を認識するための視点が一個増えた、そんな読後感でした。 メインストリームにつながれ、そして、知はつながり育むもの*2。自分の苦手だなあ、なんとかしたいなあ、と思っていることが書いてあって、やっぱりそうなんだよなあ、と納得した次第。 読みながら思ったこと やっぱりすごい NACSIS-CAT 早稲田大学OPACがいいネーミング > WINE 章ごとにある「Thanks to:」で一冊を通していろ
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