ジャパンサーチAPIハッカソン<報告> 国立国語研究所・宮川創(みやがわそう) 2023年2月11日と19日に、「ジャパンサーチAPIハッカソン―ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!―」がオンラインで開催された。「ハッカソン」とはIT技術者等が集まり期間集中的にソフトウェア等の開発を行うイベントのことである。本イベントは、ジャパンサーチAPIを活用して博物館、図書館、コミュニティで利用できるサービスを開発するために開催され、11人が参加した。地域の文化資源を発掘・発信することで、文化遺産情報の活用促進や地域活性化に貢献することを最終的な目的としている。結果的に、イベントには、技術者、研究者、デザイナー、教育者など多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まった。本稿では、その内容を報告する。 2月11日には、ゼノン・リミテッド・パートナーズ代表の神崎正英氏と東京大学史料編纂所助
青空文庫を1997年に始めた人達(通称「呼びかけ人」)の一人、富田倫生さんが2013年8月16日に亡くなってから今年で10年になります。富田さんは元々は編集プロダクション出身のライターでありジャーナリストでもありましたが、大病を患ってからは、電子出版に、のちには電子図書館に可能性を見いだそうとしてきました。 富田さんが仲間と共に青空文庫を始めようと決めるまでとその後について知るには、まずは「作家別作品リスト:富田倫生」にて公開している5作品を読むのがいちばんです。原著の順番に並べますと: 「青空のリスタート」(1992(平成4)年、ソフトバンク出版事業部) 「パソコン創世記」(1985(昭和60)年、旺文社→1994(平成6)年、ティビーエス・ブリタニカ(増補版)→1995(平成7)年、ボイジャー(エキスパンドブック版)) 「本の未来」(1997(平成9)年、アスキー) 「短く語る『本の未
この事業は文化庁のInnovateMuseum事業を受けて、各博物館のデジタル情報公開を推進するための8月に実施した多様な「自然史情報発信のための講座その1 文化資源スリムモデルの実際 アーカイブ配信」では、同モデルの提唱者の福島さんと、実装事例を東京国立博物館の阿児さんにお話しいただきました。 更に、今回は各博物館での情報発信をJAPAN SEARCHにつなぐ多様な手法、更にその先の活用についてお伺いします。 日時:2023年12月7日 14時〜16時 場所:Zoom Meeting(見逃し配信をYouTubeにて行う予定です) リアルタイムのZoomでの参加をご希望の方は以下のリンクからご登録ください https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcqd-iorT4uG9BtqRGZ6ClpH8xGuquVphwS 見逃し配信は西日本自然史系博物
2023年3月24日、「ジャパンサーチで地域のコンテンツをつなぎ、人をつなぐ」がオンラインで開催されます。 ジャパンサーチの連携機関や、これからデジタルアーカイブを構築する自治体から、ジャパンサーチを使った地域資源の連携や活用についての紹介が行われます。 参加費は無料であり、定員は200人程度(要事前申込)です。 主なプログラムは以下の通りです。 ・「なんじょうデジタルアーカイブ」(沖縄県南城市) 田村卓也氏(南城市教育委員会デジタルアーカイブ専門員) ・高知県佐川町におけるジャパンサーチ活用事例 大道剛氏(地域学習コーディネーター) 森木貴子氏(佐川町教育研究所教育指導員) ・「デジタルアーカイブ福井」(福井県) 長野栄俊氏(福井県文書館主任司書) ・質疑応答・ディスカッション 地域アーカイブ関連イベント ジャパンサーチで地域のコンテンツをつなぎ、人をつなぐ(ジャパンサーチ) https
デジタルアーカイブフェス2022-ジャパンサーチ・デイ<報告> 内閣府知的財産戦略推進事務局・高津利浩(たかつとしひろ) 2022年8月25日,国立国会図書館(NDL)と内閣府知的財産戦略推進事務局の共催により,デジタルアーカイブ産学官フォーラム(第6回)を「デジタルアーカイブフェス2022-ジャパンサーチ・デイ」として,リニューアル開催した。「『デジタルアーカイブを日常にする』アーカイブ機関の新たな活動の展開」をテーマに,基調講演をはじめ各機関の先進事例の共有や好事例の顕彰など,もりだくさんの内容となり,また,オンライン開催の効果も相重なって,全国各地から約700人の参加があった。 第1部では,歴史家の国際日本文化研究センター・磯田道史教授より,「アナログ歴史家とデジタルアーカイブの出会い-ジャパンサーチへの期待」と題して,災害,識字率,忍者の研究事例から,アナログな調査活動とデジタル化
2022年8月25日、内閣府知的財産戦略推進事務局と国立国会図書館(NDL)の主催により、「デジタルアーカイブフェス2022-ジャパンサーチ・デイ-」がオンラインで開催されます。 産学官の関係者が一堂に会し、先進事例の紹介や好取組事例の顕彰を行うイベントです。デジタルアーカイブが日常に溶け込んだ創造的社会の実現を目指し、アーカイブ機関の活動展開に資する情報の共有、デジタルアーカイブ利活用の拡大のための関係者の連携促進を図るとあります。 参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。 当日のプログラムは以下の通りです。 第1部:基調講演 (1)基調講演「アナログ歴史家とデジタルアーカイブの出会い ~ジャパンサーチへの期待」 磯田道史氏(歴史家/国際日本文化研究センター教授) (2)デジタルアーカイブ社会の実現にむけた取組について 内閣府 (3)デジタルアーカイブジャパンアワード2022 進行
データ提供 Tokyo Museum Collection (ToMuCo)ー東京都立博物館・美術館収蔵品検索 アートプラットフォームジャパンおよびジャパンサーチと連携についてのお知らせ [公益財団法人東京都歴史文化財団] 6つの都立ミュージアム(東京都江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京たてもの園)が収蔵する資料・作品を、横断的に検索できるデータベース「Tokyo Museum Collection (ToMuCo)ー東京都立博物館・美術館収蔵品検索」は、「Art Platform Japan(アートプラットフォームジャパン)」の全国美術館収蔵品サーチ「SHŪZŌ」および「Japan Search(ジャパンサーチ)」と連携し、広い間口をもって東京都コレクションの利活用を促進します。 東京都歴史文化財団が運営する東京都コレクションの資
The IFLA Local History and Genealogy (LHG) Section is pleased to announce a new Webinar on new ways to approach the fields of local history and genealogy. This Webinar focuses one of the largest integrated services that provides access to historical and cultural digital collections called “Japan Search”, and an analytical approach to a unique historical and ongoing relationship between the peoples
多分野統合ポータルの課題と対策 多ソース利用の課題 分散していてアクセス方法もさまざま 取得できるデータ形式がさまざま 同一対象でもIDや記述がさまざま アクセス メタデータのポータルをつくり発信元にリンク 分野ごとに先達あり データ形式 記述の基本要素を単純化する(シンプルなものを組み合わせる) スキーマを固定せず柔軟にする(異なるモデルや語彙でも吸収できる) IDと記述 グローバルな識別子=多様につながるリンクするデータ 値のばらつきを正規化。ただし元データも確認できること "葛飾北斎画"、"勝川春朗筆"は「葛飾北斎」に統一するが、元の記述も分かるようにする RDF:シンプルで柔軟なモデル さまざまな記述をRDFトリプルで単純化する 項目:値ペアの対象(主語)を明示 → 主語―述語―目的語の三つ組(トリプル) トリプルの各要素をURIで識別する。目的語が文字列そのものならリテラルとする
2021年9月22日、知的財産戦略本部が、「ジャパンサーチ戦略方針2021-2025」の公開を発表しました。 「デジタルアーカイブを日常にする」と題し、ミッションと、「記録・記憶の継承と再構築」「コミュニティを支える共通知識基盤」「新たな社会ネットワークの形成」といったデジタルアーカイブが持つ3つの価値、「支える」「伝える」「拡げる」「挑む」というジャパンサーチを使った活動の柱を示しています。 知的財産戦略本部(首相官邸) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/index.html ※2021年9月22日付のお知らせに、「ジャパンサーチ戦略方針2021-2025(PDF/352KB)を決定しました。」とあります。 ジャパンサーチ戦略方針 2021-2025「デジタルアーカイブを日常にする」[PDF:352KB] https://jpsearch
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