比較文化学類では、学生のみなさんに、自主学修として広く読んでほしい図書を選定しました。 リストは「まず読みたい図書100」と「次に読みたい図書100」の二つに分かれています。それぞれに、専門の枠にとらわれない「全学生向きの図書」と、「領域・コースの学習に関する図書」が挙げられています。自由に参照して、読みたい本を見つけるための一助としてください。 もちろんこのほかに、授業等で紹介される図書を読むことや、自分で読むべき本を探すことも重要です。読書は、ある問題についての体系的な知識を獲得したり、複雑な情報を受け止めながら思考を深め、自分の問題意識を磨いていくために、きわめて重要な知的レッスンの場となります。できれば読書記録を作り、感じたことや考えたことをまとめたり、気に入った文章を引用して書き留めたりするとよいでしょう。 みなさんがこのリストを活用して、書物の世界を大いに楽しみ、刺激を得てくれ
専攻過程に進む直前の2年生向けの演習授業で、各人の問題意識について発表しているのですが、本記事では、その際に発表を聞きながら思いついて提案した文献についてまとめます(授業後に思いついたものも追記しています)。 それだとブログタイトルのつけようがないので便宜的に「研究視点を考える際の参考文献」としました。あしからずご了承ください。 受講者は日本研究に限らず、文学、映像、コンテンツなど関心が多岐にわたっているようなので、いい意味で学際的なラインナップになればと思います。論文も挙げたいのですがとりあえず単行本に限ります。 * 雑誌メディア等を通じた「少女」の表象について 「少女」の社会史 新装版 作者:今田 絵里香 勁草書房 Amazon 文学作品に表れた「女学生」 煩悶青年と女学生の文学誌-「西洋」を読み替えて 作者:平石 典子 新曜社 Amazon 「戦争」という記憶の継承に関して 増補 八
本リストは、私、長尾が2023年度に「日本研究概論」という授業で学生に紹介した文献リストの一部を公開するものです。聴講者は1、2年生向けの入門講義でした。 講義としては、日本研究の来歴を振り返り、近代日本の文化を今日的な視点から研究する際の論点をトピックごとに論じるというものでした。学際的で多岐にわたる領域の話なので、何かしら気になったところから読書が広がっていけばいいなと思い、まだまだ不十分ですが、提示します。 ※各論については省略します。 日本学/日本研究の方法 日本文化論・日本人論 外から見た日本 日本研究を支える人と資料 日本学/日本研究の方法 西川長夫『国境の越え方』増補版(2001、平凡社ライブラリー) 〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー) 作者:西川 長夫 平凡社 Amazon 齋藤希史編『日本を意識する』(2005、講談社選書メチエ) 日本を意識する (講談社選書メ
どうも、読書中毒ブロガーの ひろたつです。一生寝てたいタイプです。 今回は界隈が大盛りあがりだった企画。 いらん前置き まだ続くいらん前置き SFが生み出す“熱” 集計の概要 40位 4票 39位 5票 38位 6票 37位 7票 36位 8票 35位 9票 34位 10票 33位 11票 32位 12票 31位 13票 30位 14票 29位 15票 28位 16票 27位 17票 26位 18票 25位 19票 24位 20票 23位 21票 22位 22票 21位 24票 20位 25票 19位 26票 18位 29票 17位 31票 16位 34票 15位 35票 14位 39票 13位 42票 12位 49票 11位
今年、本務校の大学で、「日本文化論」という講義を担当した。授業のレポートも締め切ったので、講義中で取り上げた本、発展的に知りたい人におすすめの本、本当は取り上げたかったのだが時間的制約で断念した本、などをまとめておく。不十分なリストであるが、検討し直しのための材料としたい。15回の授業でこんなに紹介するのはシビアだったはずだが、最後まで付き合ってくれた受講生に感謝したい。 最近、書店の棚にも色んな日本文化論本が増えている(ピンからキリまで)ので、このリストも、受講生が復習に使ってくれたり、何かの参考になるのであればありがたい。 なお、「日本文化」についてではなく、あくまで「日本文化論」の文献リストであることをお断りしておく。 総説 近年でも、日本文化論の概説書には事欠かない。そのなかのいくつかは名著とされているものもある。 南博の調査した文献だけでも、全部読むのは大変で、授業で取り上げるの
図書館を退職して大学教員になって、4か月が終わろうとしている。なんだかあっという間だったが、学生さんの顔を見ていると元気が出てくるもので、授業は上出来とはいえなかったかもしれないが、どうにかここまで来ることができた。 図書館勤めの経験を活かそうと思い、出来るだけ本を紹介しようとしていたら、1年生などから、おすすめの本を教えてほしいというリクエストがあったので、このリストをごく簡単にしたものを授業でも紹介したが、こちらには補足も兼ねて書いておく。あわよくば使いまわしたい。 「大学生」「本」「おすすめ」のキーワードでググってみると、たくさんのキュレーションサイトなどが見つかるが、現役学生が作ったのか、あるいは社会人が作ったのか、人文系のものよりも、ビジネス書や自己啓発系の本が多めなのが気になった。それも良いのだが、もうちょっと大学生のうちに、とくに人文系の人が腰を据えて挑む系のブックリストがあ
http://park18.wakwak.com/~hibi/html/enshu.htm 日比嘉高研究室 Last update 2023.4.13 このページは、日比の近代日本文学関係の授業などにおいて研究発表を行う学部学生向けに、「まずはこのあたりが調査のスタート!」という趣旨で作られています。より詳細な調べ方については、さらに発展的なページ「近現代文学研究関連の情報収集」もご参照下さい。 Step1. まずは文献目録を探そう 自分で調べるのは重要ですが、その前にまずは既存の文献目録があればそれを「踏み台」にするのが早道です。近代日本の著名文学者については、研究文献目録が整備されているものも多いので、まずはそうした蓄積を参照しましょう。 下記の書籍・叢書には文献目録が付されています。 昭和女子大学近代文学研究室編『近代文学研究叢書』 附属図書館にあります。各作家ごとに経歴から年譜、著
http://park18.wakwak.com/~hibi/html/mlitenet.htm 日比嘉高研究室 Last update 2023.4.13 このページでは、近現代文学研究を志す方や、高校国語の文学教材の研究をしたい方、他領域の研究者で近現代文学関連の調べものをしたい方などを想定して、いかにして参考文献を探し出すかを説明しています。 目次 文献目録を探す 1-1 叢書・文学全集 1-2 雑誌 1-3 単行本研究書 1-4 事典・資料集 1-5 研究動向 研究図書を探す 2-1 各図書館の蔵書検索 2-2 ネット書店で検索 2-3 古書店の目録検索 2-4 書棚を縦覧しよう 2-5 芋蔓式 研究論文を探す 3-1 雑誌記事の検索 3-2 新聞記事の検索 3-3 芋蔓式 全文テキストから探す 4-1 オンラインで全文テキストを検索する 4-2 紙媒体で本文の中を調べる その他の
ブログ“Digital Koans”を運営し、 様々なトピックに関する文献リストを作成しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、2023年3月27日付で、「学術出版社としての大学図書館」に関する文献リスト“Academic Library as Scholarly Publisher Bibliography”の第3版を公開しました。HTML版及びPDF版が利用可能となっています。 本リストは、大学図書館によるデジタル出版についての英語による論文や書籍、技術レポート300点超を紹介するもので、1989年から2022年までに発表された、大学図書館による大学出版会の設立や大学図書館と大学出版会の統合や協力、また図書館による出版において利用されるインフラについてカバーしていると説明されています。 Academic Library as Scholarly Publis
HOME / アフリカ文学リスト / 日本語に翻訳されたアフリカ文学の一覧表 日本語に翻訳されたアフリカ文学の一覧表 2029-01-01 00:00 by africanbookclub アフリカ文学作品のうち、日本語訳のあるものを一覧表にしてみました。随時更新していきます。 みなさんがアフリカ文学を探すときのお役に立てれば幸いです。 ※アフリカで生まれた作家や、アフリカ人の親から生まれた作家の文学作品を選んでいます。サハラ以南のアフリカに限ってはいません。また、詩や評論、自伝なども取りあげています。 ※以前、アフリカ文学研究者の平尾吉直さんがサハラ以南作家を中心とした邦訳リストをウェブサイトに公開していました(現在閲覧不可)。抜けがないか等の参考にさせていただきました。
『闇の国々』英語版再刊ニュースを見てなんとなく思いついたので「グローバルにオールタイムベストに入りそうなコミックス作品」を挙げてみる。順不同、思いつきなので数も限定しない。
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