歴史、哲学からAIまで「文系、理系の枠を越え知見を共有」 京都で学生や研究者が集い 2024年2月6日 17:00
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このエッセーは岩波書店『図書』2023年4月号に掲載された 「はじまりの京都文学レジデンシー」に大幅に加筆したものです 2022年10月21日、第1回京都文学レジデンシーが終わりを迎えた。日本発の国際的文学レジデンシーに、チェコ、シンガポール、ニュージーランド、ベルギー、米国、日本の作家と翻訳家計6名が集い、3週間京都に住まい、執筆に専念するかたわら、京都の街をとにかく歩き回り、ともに飲み食い語りあい、互いのことばを分かちあった。初回レジデンシーは、実行委員の私たちが予想もしていなかった形で実現したのだが、ふたを開けてみれば、文学レジデンシーの趣旨に賛同してくれる6人の作家たちの人柄と文学への熱意が共鳴しあって、私たちの想像を超えるクリエイティヴな場が生み出された。期間中、私は何度も驚き、幸運に感謝したものだった。けれど、思い起こしてみれば、文学的瞬間とのめぐり逢いは、いつだって不意を打た
ITに関する研修のオンライン化に伴うメリットとして、受講者用PC数の制限からの解放、自機関で保有するデータを研修で使用できることが挙げられる。集合研修では運営元の所有するPC数によっては、受講者1人1台を確保できないことがあり、実習の際に実際に手を動かす受講者が限定されてしまうことがあるが、そのPC数の制限から解放され、受講者全員が実習を行うことができる。また、研修に自機関のネットワーク内から接続する受講者の場合、図書館システム等からデータを抽出して他のデータと連携させる等、研修後の実地に近い形で実習を行うこともできる。 2020年度にオンライン研修の計画を進めていくなかで、デメリットとして、受講者同士の交流が生まれにくいこと、グループ討議の滑り出しがスムーズにいかないこと、ファシリテーターが実習・討議の進捗を把握しにくいことが予想された。そこで、受講者全体、またグループに分かれた際(We
関西で行われる「関西演劇祭」でフェスティバル・ディレクターを務める板尾創路さんが、演劇にまつわる様々な方と対談する連載企画。今回ゲストでお迎えしたのは、京都を拠点に活動し、唯一無二の作品を生み出し続けるヨーロッパ企画代表で脚本・演出家の上田誠さん。以前から親交のあるお二人に、土地や環境が演劇に与える影響や、演劇に求めるものについてお話を伺いました。 “職人カタギ”な上田誠が映画制作で意識したこと −板尾さんは、上田誠さんの作品やヨーロッパ企画についてどのような印象を持たれていますか? 板尾「以前、スズナリで上演された作品を見に行きました。映画『リバー、流れないでよ』も見たけど、上田くんらしい作品でしたね。劇団の皆さんも出演しているので懐かしくて、みんなおっちゃんになったなぁと思って(笑)。上田くんの脚本は独特で、面白い作品を何年も生み出し続けてすごいですね。京都人やなという感じもする。脚本
「アタック25Next」司会者としての想いを語った谷原章介撮影=梁瀬玉実 『めざまし8』(毎週月~金曜 朝8時~、フジテレビ系)のメインキャスターなどで知られる“朝の顔”谷原章介。懐の深い言葉選びと柔らかな物腰で、さまざまな番組の司会を任されている。なかでも注目を集めたのは、名優・児玉清からバトンを受け継いだ『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)の司会抜擢だった。歴史ある同番組は2021年に地上波での放送を終了したものの、現在はBS放送局「BSJapanext」にて『パネルクイズ アタック25 Next』(毎週日曜 昼1時25分~)と名を改めて放送中。地上波から引き続き司会を務める谷原に、同番組にかける想いを漏らさず聞かせてもらった。 「自分が招いた結果を取り戻せた」歴史ある番組にかける想い 撮影=梁瀬玉実 ――2015年から約6年間、地上波放送の『アタック25』の司会を務めていた
1.開催日時 2024年3月17日(日)13:00~18:30 2.メイン会場 名古屋大学 東山キャンパス 3.参加申込(対面・オンライン)はこちら *定員に達しましたので参加申込の受付を終了しました。 2024-03-18 歴史フェス、無事終了いたしました。なお、ご登録いただいたメールアドレス宛に、終了時アンケートURLを記載したご案内をお送りしております。ぜひご回答くださいますよう、お願い申し上げます。 2024-03-14 セッション1「歴史創作の現場に聞く!佐藤二葉『アンナ・コムネナ』と歴史考証」では、佐藤二葉先生、小澤実先生にご調整いただき、会場でご登壇いただけることになりました。ただし、すでにご登録いただいた会場参加・オンライン参加はそれぞれ参加枠がいっぱいですので、誠に申し訳ありませんが、基本的にご変更に応じることができません。ご了承いただきますようお願い申し上げます。 2
建設費の膨張、参加予定国の撤退など混乱の大阪・関西万博について英紙「フィナンシャル・タイムズ」が皮肉めいたコラムを掲載。その手に汗握る展開は、まるでドキュメンタリードラマを観ているようだと揶揄する。 会場はいまだ「殺風景な駐車場」 メキシコとエストニアは撤退を表明したが、デンマーク、カメルーン、ジャマイカはまだ参加を希望している。 建設費のあまりの急騰ぶりに、ブラジル、アルゼンチン、ポーランドは、自国のパビリオンを簡素な「倉庫タイプ」へ変更することを検討中だと伝えられる。 欧州のある国は、日本最大手の建設業者から「希望通りのパビリオンを作ることはできるが、完成は万博が閉幕してから1ヵ月後になる」と告げられたらしい。 ドキュメンタリードラマのシリーズを一気見できる時代にあって、2025年大阪・関西万博の開催準備は「完璧」な進捗を見せている。主催者側が全力で頑張れば、2シーズン分のボックスセッ
クイズバーに初めて行った。全く楽しめなかった。私は昔から授業で手を上げて発言するのがとても苦手で、それは間違ってたら恥ずかしいなという気持ちが大きいのだけれど、そういう人間にはクイズは向いていないのだった。 場の空気を楽しめればいいなと思って行ったけど、クイズは強制参加だった。それが初心者にはキツかった。正解した人から早抜けというルールがあって、案の定私は全然答えることが出来なかった。最後まで残されて、誰も早押しする人がいない状態で出された問題も分からなくて、みっともなくて情けなくて早く帰りたかった。 人並みにクイズには正解できる頭があると思っているけれど、早押しには慣れていないし、前述のように間違ってたらどうしようが勝ってしまってほとんどボタンを押せなかった。私でも絶対に正解だと確信できる簡単な問題は、早押しの得意な経験者が全部掻っ攫っていった。 そもそも初心者が経験者と同じ卓に混ぜられ
関西を拠点とする演劇団体から、こんなご相談をいただきました―― 今度、初めて東京公演を予定しているのですが、お客様に知っていただこうにも、お客様にどう知っていただいたらいいのかわからなくて、たいへん困っています。 情報を受け取る側の視点で見てみると、活動拠点が異なる団体は、街で名前を目にする機会はほとんどなく、SNS上で公演情報に出会うことも難しく、まして、口コミで聞くなんていうことは滅多にありません。関東圏に住んでいる方の多くは、関西の演劇シーンのことをほとんど知らないのではないでしょうか。 となると、今回ご相談いただいた団体だけでなく、東京で上演を予定している関西圏の劇団はみな、困っているのではないか……ならばまるっと、関西の演劇界のみなさまにも、お役に立てることはないだろうか? そして観客の皆さんも、関西の演劇シーンを知ることで関東での公演にも足を運びたくなる興味が湧くかもしれない。
セミナーや講演会をZoomで配信したい。パソコンの内蔵カメラではうまく映せないし、声も聞き取りにくいとクレームが出てしまった。そんな方も多いのではないでしょうか。 この記事では、Zoom配信のために外付けカメラ、外付けマイクなどを検討している人向けにお届けします。では、まず簡単に整理をしましょう。 超基本 Zoomはパソコン一台あればできます。 そんなことわかってるよ!との声も聞こえますが、パソコンにはいろんな機能がたった一台に詰まっているので、その切り分けをすると情報が整理できて、万が一のトラブル時にも役立ってきますから、ここはお付き合いください。 まず映像と音声に切り分けます 配信の時には映像と音声を切り分けると良いです。 パソコンに内蔵されている映像系の機能は「カメラ」と「モニター」です。 そして音声系の機能は「マイク」と「スピーカー」になります。 カメラ、マイクは「インプット」装置
ゲーム感覚のウェブアーカイブの取り組み(米国) 関西館電子図書館課・志村努(しむらつとむ) 国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)の2022年11月23日付のブログ記事によると,IIPCのサポートにより,米国のオールドドミニオン大学の研究者らが「ゲームウォークスルーとウェブアーカイブ」“Game Walkthroughs and Web Archiving”というプロジェクトを進めている。ゲームウォークスルーとは,ビデオゲームの攻略ガイドのことであるが,最近では実際にゲームをプレイしている動画を録画し配信することが多い。このプロジェクトでは,ゲームウォークスルーとウェブアーカイブのプロセスとの類似性に着目し,ウェブアーカイブのプロセスを動画配信し,またゲーム性を取り入れることによって,ウェブアーカイブをエンターテイメントのように楽しめるものにすることを目的としている。 近年のウェ
CA2037 – 図書館向けデジタル化資料送信サービスへの北米からの参加の現状と今後への期待 / マルラ俊江, 原田剛志
文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 第3回 江戸の読書術 ~人々はいかにして読んだか?~ ■読書会の愉しみ 読書は、ひとりでするものというイメージが強いですが、複数人でする読書もあります。そのひとつが読書会です。 私は大学院時代、ゼミで毎週行って
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