アーツカウンシル東京が展開する様々なプログラムの現場やそこに関わる人々の様子を見て・聞いて・考えて...ライターの若林朋子さんが特派員となりレポート形式でお送りするブログ「見聞日常」。 オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもあります。今回は「2020年『文化オリンピック』の行方」と題し、文化プログラムの歴史、2012年ロンドン大会時のロンドン市民の反応や、2020年東京大会への期待も込めた盛りだくさんのレポートをお届けします。
ロンドン五輪に英の図書館・博物館・文書館も積極的に参加 2008年8月24日,北京オリンピックが閉幕した。次回のオリンピック開催地は英国・ロンドンに決定しているが,早くも英国では,ロンドンオリンピック開催に向けた取組みの1つ,「文化オリンピアード(Cultural Olympiad)」が始動する。文化オリンピアードは,オリンピックをスポーツの祭典としてのみ捉えるのではなく,文化の祭典としても位置づけるもので,2004年のアテネ大会で初めて行われた。世界の多様な文化や言語を称えること,若者の創造力を刺激すること,永続的で肯定的な(positive)遺産を残すことをその意義とし,全英規模で,オリンピックが開幕する2012年まで4年間に渡って,さまざまな文化イベントが開催される予定である。 この文化オリンピアードでは,博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)が,ロンドンオリンピック組織委員会(
レファレンス 2015.11 1 国立国会図書館調査及び立法考査局 レファレンス 平成27年11月号 近代オリンピックと文化プログラム ―2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて― 国立国会図書館 調査及び立法考査局 専門調査員 総合調査室 福士 輝美 目 次 はじめに Ⅰ 文化プログラムの系譜 1 芸術競技の時代(1912 ~ 1948 年大会) 2 芸術展示の時代(1952 ~ 1988 年大会) 3 文化プログラムの時代(1992 年大会~) Ⅱ 2012 ロンドン大会 1 大会概要 2 体制・運営 3 文化プログラムの概要 4 評価と影響 Ⅲ 2020 東京大会文化プログラムに向けて 1 関係各組織の取組 2 今後に向けて おわりに レファレンス 2015.11 2 ① 近代オリンピズムの生みの親といわれるピエール・ド・クーベルタン男爵は、古代オリン ピックにお
東京都の舛添知事は、都内にある美術館の館長と意見を交わし、開館時間を夜間まで延長するなど、5年後の東京オリンピック・パラリンピックを契機に日本文化を世界に発信する取り組みに協力を求めました。 この中で舛添知事は、「オリンピック・パラリンピックはスポーツだけでなく、文化の祭典でもある。昼間にプレーを観戦し、日が沈んでから美術館に足を運んでもらえるようにするなど、東京から文化の発信をお願いしたい」と述べ、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、日本文化を世界に発信する取り組みに協力を求めました。 具体的には、開館時間の夜間までの延長や、オリンピック・パラリンピックを見据えた企画展の開催、それに、外国人が利用しやすいよう多言語での展示案内の充実などを求めました。 これに対し、美術館側からは、多言語での展示案内を積極的に進めていく考えが示されたほか、スポーツをテーマにした企画展も検討するなどの意
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
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レファレンス 2015. 4 21 国立国会図書館調査及び立法考査局 レファレンス 平成27年 4 月号 オリンピックの経済効果を地方にまで波及させた英国 ―東京オリンピックに対する懸念の解消に向け― 国立国会図書館 調査及び立法考査局 主幹 国土交通調査室 山崎 治 目 次 はじめに Ⅰ 東日本大震災の被災地復興の遅れ 1 東京オリンピックにおける被災地復興の位置づけ 2 建設業界の人材・資材不足 3 東京オリンピックに対する被災地等の評価 4 東京オリンピックによる被災地復興の支援 Ⅱ 東京一極集中進行の懸念 1 東京一極集中の進行可能性 2 訪日外国人旅行者の東京集中 3 東京一極集中進行の回避 4 東京の課題解決を求める意見 Ⅲ ロンドン・オリンピックの効果の地方への波及 1 経済効果の地方への波及状況 2 地方における外国人旅行者の消費の増加 3 ロンドン 2012 全国・地域グ
ロンドンオリンピックの文化プログラム-博物館・図書館・文書館の取組み- 利用者サービス部複写課:福井千衣(ふくい ちえ) はじめに 2020年オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「五輪」とする。)の開催地は、2013年の立候補プレゼンテーションにおいて、“Discover Tomorrow(未来をつかもう)”というスローガンを掲げた東京に決まった。東京の立候補ファイルには、競技大会の開催とともに「文化プログラム」を行うことが明記されている(1)。 この文化プログラムは、2012年ロンドン五輪における同プログラムの成功事例を意識したものである。同プログラムの事例に学ぶべく、2014年2月13日、観光庁文化庁及びブリティッシュ・カウンシルの共催で、文化プログラムの実施において中心的な役割を果たした実務者を招聘して、文化政策・観光関係者及び行政関係者向けに、ロンドン五輪の文化プログラムに
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