中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、あるところで、「一部の学会では、学会員の減少に歯止めがきかない」というお話しを伺いました。小さな学会の話ではありません。具体名を出すことは差し控えますが、由緒ある伝統的な学会で、その領域の研究者ならば、誰もが知っているような学会のお話です。しかも、それが個別の学会だけの話じゃない。ひとつの学会が「つまらなくなって」、人がいなくなっているのではなく、いくつもの巨大学会から、学会員が減少する現象が現れているのだそうです。 僕の専門領域では、たぶん、そのような現象がまだ現れていません。むしろ、学会員は大幅増加傾向ですので、少し驚きました。 「学会員減少」が止まらない領域の関係者にとっては、「今さら、何をいってんだか
情報メディア学科の新入生全員にiPadを無償配布している名古屋文理大学が、ロゴスウェア、名古屋教育ソリューションズ、翔泳社の3社と協同して、ソーシャルリーディングの教育分野における活用に関する実証実験を開始したそうです。翔泳社のIT関連書籍を電子書籍化し、電子書籍上のコメント共有を持つロゴスウェアの“Libra”というプラットフォームを用いて実験を行うとのことです。研究期間は2011年8月1日から2012年2月末日とされています。 ロゴスウェア、名古屋文理大学長谷川聡先生と産学協同プロジェクトをスタート(CNET Japan 2011/10/5付けニュース) http://japan.cnet.com/release/30009016/ Libra http://libra.logosware.com/ 参考: 国内初、iPadを来春入学の新入生全員に無償配布する大学が登場 http://
学術データベースなどを販売するGale社が、図書館情報学の学生を対象とした無料のコミュニティサイト“Librareo”を開設したそうです。Librareoでは、学生が人脈・情報・支援を得ることができるとされており、北米の学生はユーザ登録すると同社が提供する“Academic OneFile”などのリソースを無料で利用できるようになるそうです。 Librareo http://blog.gale.com/librareo/ About Librareo http://blog.gale.com/librareo/information/ Gale Launches Librareo, an Online Community to Power up the Next Generation of Superhero Librarians (2011/10/3付けプレスリリース) http://n
職場学習論―仕事の学びを科学する 作者: 中原淳出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2010/11/05メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 182回この商品を含むブログ (19件) を見る企業における学びをテーマに、教育学から経営学及び経営の現場に切り込む中原淳さん初の単著。僕自身、中原さんの主催するlearning barには二度ほど参加したことがありますが、行く度に多くの気づきや学びを貰っています。 さて、この本は、アンケート結果の統計処理をベースに、個人の職場における他者に支援された学習について、「人は職場で、どのような人々から、どのような支援を受けたり、どのようなコミュニケーションを営んだりしながら、職務能力の向上を果たすのか」、「職場における人々の学習を支える他者からの支援やコミュニケーションに影響を与える、職場の組織要因とはどのようなものなのか」といった問いに答
第12回図書館総合展フォーラム:「本」の未来をめぐる若手パネルディスカッション 2010年11月24日(水)15:30~17:00開催 2日後に迫った図書館総合展フォーラム、「『本』の未来をめぐる若手パネルディスカッション」で議論する予定の項目を、簡単にご紹介します。 「今いる場所=図書館や出版社の現場、若手という立場」から見える“今”の「本」の世界を出発点に、今自分が何に取り組み、どんな未来を目指すのか。 それぞれのパネラーが現場で取り組んでいることの「核」にせまります。 ディスカッションを楽しみにしつつ、ブログをご覧の皆様にも一度考えていただけると幸いです。 論題: 今いる場所(図書館や出版社の現場、若手という立場)から「本」の未来をつくる ―図書館や出版社の現場から考える「本」の未来― ①今の「本」の話 ・パネラーの皆さんが今取り組んでいること ・読書環境が変化?ソーシャルリーディン
動画 youtu.be プログラム 文庫本「図書館貸し出し中止を」 文芸春秋社長が要請へ:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASKBC4CTMKBCUCVL00D.html 投稿者:milkya 新宿のラブホ街に書店オープン。ホストが「愛」の本を600冊紹介 http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/02/kabukicho-book-center_a_23229912/ 投稿者:視聴者 コメント: きっかけはホストの教育のため。コミュニケーション重視の「愛」が生まれる本屋さん。 文芸春秋社長、図書館の文庫本貸し出し中止呼びかけ https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20171014-00000020-jnn-soci 投稿者:視聴者 コメント: 文庫の売れ行き
有元 よしの, 平山 陽菜, 三津石 智巳. “図書館情報学若手の会(ALIS)第1回定例会”. 情報管理. Vol. 53, No. 7, (2010), 398-400 .
みなさま。当会のBlogにお越しいただき、誠にありがとうございます。 せっかくなので、当会のご紹介をさせていただきます。 岡山県大学図書館員研修会というのは、岡山県内の大学図書館職員が中心となって組織する、どこにも属さない有志の会です。 現在、岡山県内をはじめとして、県内外 13の大学から約40名の方が参加されている。地方の大学図書館の研修会としては規模がでかい組織です。 (会費などで比較はできませんが、大図研の地方支部をお考えになられると、そのでかさがわかります。) で、研修事業ですが、主として大学図書館に関する勉強会などを行っておりまして 今年は、 『他大学の新入生向け利用説明会を体験してみよう』 『初心者カフェ』 の2つを計画しています。 ちなみに、この勉強会。今年度は、おそらく、あと何個か増えます。 で、岡山県大学図書館員研修会の良いところを2つ。 ・ 一つ目。岡山県の大学図書館職
「大学に入ったら、友だちができるだろうか」。入学前の高校生らの不安に応えようと、大学が「友だちづくり」の手助けに乗り出している。インターネットの交流サイト(SNS)を作ったり、入学前の準備教育でイベントを実施したり。友だちができないために大学になじめず中退する人を減らそうと手間ひまかけて応援するようになった背景には、合格発表から入学まで半年近く時間が空く推薦・AO入試の普及があるようだ。 「今日はこのSNSで友達になった人と一緒にいました!友達っていいね♪」 「今日はお疲れ様!楽しかったよ!!!!!」 関東学院大(横浜市)工学部が入学決定者向けに設けたSNSの「友達をつくろう」というコミュニティーへの書き込みだ。 同学部がSNSを導入したのは2年前。推薦入試やAO入試で前年秋に合格が決まった人に、高校までの勉強を学び直す入学前準備教育を行うようになったことがきっかけだった。インター
こんにちは、ariyosiです。 ギリギリになってしまい申し訳ありません>< 今日のスライド等の情報をお伝えします♪ 全国図書館大会第16分科会「未来のライブラリアン」に向けたネットワーク事例ショーケースのネット中継URL jla96-16 【以下発表者のスライド】 全国図書館大会第16分科会資料:基調報告 岡本真(ARG)「『未来のライブラリアン』に向けて」 96th all japan-library_conference(20100917) 全国図書館大会第16分科会資料:事例報告(1)宮川陽子(福井県立図書館)「未来のためのゆるいツナガリ−U40 - 未来のためのゆるいツナガリ 全国図書館大会第16分科会資料:事例報告(2)長屋俊(日本原子力研究開発機構)「つながりから生まれたもの−きっかけはLifo!」 全国図書館大会-第16分科会(lifo) 全国図書館大会第16分科会資料:事
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