印刷 関連トピックス橋下徹 京都大学(京都市)は16日、大阪府立の進学指導特色校10高校と教育連携すると発表した。高校生が大学の研究室を訪ねたり、大学の教員が高校へ出向いて助言したりする関係を築きたいという。 大阪の進学指導特色校は、橋下徹知事(当時)が優秀な生徒を特定の府立高に集めようと発案し、昨春からスタート。天王寺、北野、豊中、茨木、大手前、四條畷、高津、生野、三国丘、岸和田の10校で、約1.5億円の追加予算をつけて少人数授業などを行っている。昨秋には特色校の生徒約600人が京都大を訪れ、特別講義を受けたり研究発表をしたりした。昨春、10校から京都大に入学した生徒は241人。 記者会見で、松本紘・京都大総長は「大勢の優秀な学生が大阪から入ってきている。より深い関係を築けることは意義深い」。中西正人・大阪府教委教育長は「生徒が刺激を受け、知的好奇心や学ぶ意欲が触発されれば」と話し