2019年1月2日 6時30分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「京都ぎらい」の著者、井上章一氏によると、京大生に京都市民は少ないそう 老舗の長男などが京大に進学すると、跡を継ぐことができないため 子どもにとっては、進学が「合法的な家出のコース」になるという 京都の「いけず口」は、よそ者にとっては難しい!(写真:大沢尚芳) 今年(2018年)は、日仏交流160周年、京都市とパリ市の友情盟約締結60周年。そんな年に合わせて、フランス文学の重鎮、鹿島茂氏と、2016年に『京都ぎらい』で「新書大賞」を受賞した井上章一氏による対談が実現した。京都とパリ、2つの都市の類似点が明らかになり、それぞれの都市の独自性、魅力、都市、文化があらためて見えてきた。『京都、パリ この美しくもイケズな街』から一部抜粋して紹介する。井上章一(以下、井上):京都の近所付き合いは、なかなか大変です。例えば