今、マンガというメディアが欧米で見直されている。とくに、難解な科学の成果や抽象的な概念を伝えるためのコミュニケーションツールとして、評価されつつある。 日本では、マンガは子どもから大人まで幅広く読まれている。一方で、欧米では子ども向けの娯楽という見方が強く、これまで科学を題材にしたマンガは、学校教育で用いる教材のひとつとして捉えられることが多かった。 しかし近年、魅力的なキャラクターやストーリーを通して科学の話題を伝えられるメディアとして、科学ジャーナリストや関係者に注目されつつある。 2019年の夏、第11回科学ジャーナリスト世界会議では、「マンガと科学」をテーマにしたセッションが開かれ、日本、英国、米国を拠点として活動する3名のクリエイターが登壇した。その様子を報告する。 「Let’s Manga!」 科学ジャーナリスト世界会議(World Conference of Science
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