菅谷明子『未来をつくる図書館 : ニューヨークからの報告』 第3章「市民と地域の活力源」 1「評価を高めたテロ事件への対応」 概要メモ ●経緯 ・9.11当日、NYPLは”緊急事態”のため閉館した。 ・テレビ等にはテロ報道、しかも事件そのものを扱うものばかりがあふれていた。 ・テレビ等の報道に、ニューヨーク市民にとって実際に役立つ情報はなかった。 ・ニューヨーカーの間では、安否確認をはじめ、即座に役立つ情報が必要とされていた。 ・図書館にも様々な問い合わせが殺到し始めていた。 ・市民は、不安定な生活が続き、様々なタイプの情報を必要としていた。 ↓ ・NYPL司書のカレンバーグは、市民が使える地域情報は、図書館が提供すべきだと考えた。 ・9.11の翌日、テロ事件の中で市民が必要とするであろう情報源をまとめたwebサイトを立ち上げた。 ・事件から2日後には図書館のwebサイトに地域情報が満載だ