1月7日、東京電力は家庭向けなど電力小売り市場が4月に自由化されることに対応した新しい料金メニューを発表した。都内で2012年撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 7日 ロイター] - 東京電力<9501.T>は7日、家庭向けなど電力小売り市場が4月に自由化されることに対応した新しい料金メニューを発表した。新メニューに乗り換えた利用者には、電気代に応じて買い物に使えるポインを付与するほか、提携先の異業種と協力した割引プランを用意した。関西と中部地方の家庭を対象とした料金プランも揃え、将来的に全国での事業拡大を狙う。 東電は、約2000万軒が加入する現行料金プランの受け皿となる「スタンダードプラン」を新たに設定し、ポイントを付与することで移行を促す。使用量が月400キロワット時のマンションに住む4人家族の場合、1年間で約1000円相当のポイントが付与されるという。