北朝鮮が4日午前、弾道ミサイルを日本海に向けて発射した。日本政府によると約40分間飛翔し日本の排他的経済水域に落下したとみられる。 弾道ミサイルの発射は5月29日以来で今年に入って10回目となる。政府は北朝鮮に対して厳重に抗議した。 菅官房長官「本日9時39分ごろ、北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、約40分間飛翔し、日本海の我が国の排他的経済水域内に落下したとみられます。このような北朝鮮による度重なる挑発行為に、断じて容認をすることはできず、北朝鮮に対し厳重に抗議を行い強く非難をしました」 また、菅官房長官は現時点では航空機や船舶への被害の報告は確認されていないと述べた。 政府関係者によると今回の弾道ミサイルは飛翔時間が40分と長いことから通常よりも高い高度に打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射した可能性があるという。 安倍首相は記者団に対して北朝鮮の脅威は増していると強調した。 安倍首