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アメリカとスペインでエボラ出血熱の患者の治療に当たっていた医療従事者が、防護服などを着用していたにもかかわらず相次いでウイルスに感染し、医療機関内での感染をどう防ぐのかが大きな課題となっています。 アメリカとスペインでは、西アフリカで感染し、帰国後死亡したエボラ出血熱の患者の治療に当たっていた医療従事者が、防護服や手袋などを着用していたにもかかわらず、ウイルスに感染したことが今月に入って相次いで明らかになりました。 このうち、アメリカ南部・テキサス州の病院で感染した女性の医療従事者について、アメリカのCDC=疾病対策センターは、人工透析などの治療で患者の体液と接触した可能性もあるとして、防護服や手袋を脱ぐ際の手順などに不備がなかったか詳しく調べています。アメリカでは、今回の問題を受けて、看護師の団体から感染を防ぐための訓練が十分に行われていないと批判する声があがるなど、不安が広がっています
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