ブックカフェで開かれた「汚れた桜『桜を見る会』疑惑に迫った49日」の出版記念イベント。取材班の記者が約60人の読者と語り合った=東京都渋谷区で2020年1月29日午後7時27分、喜屋武真之介撮影 取材班一同、ビックリしているというのが正直なところだ。第20回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」の公共奉仕部門大賞に、統合デジタル取材センター取材班による「『桜を見る会』追及報道と『汚れた桜「桜を見る会」疑惑に迫った49日』の出版」が選ばれたのだ。1面トップを飾るような特ダネは全くなかった。特ダネがないのに受賞、というケースはまれかもしれない。授賞理由は「ソーシャルメディアの活用や書籍刊行イベントの記事化など、常に市民社会を巻き込んで世論の『輿論(よろん)化』に努めた。継続的な報道の力を示した例として公共奉仕部門の大賞に値する」というものだった。受賞の意味を改めて考えた。【江畑佳明/統合デ
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壁新聞を世界の報道陣に見せながら「被災地は少しずつ復興しています」と報告する石巻日日新聞の武内宏之・報道部長(右)=台湾・台北市内で2011年9月25日、大谷麻由美撮影 台北で開かれている国際新聞編集者協会(IPI、本部・ウィーン)第60回総会で25日、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市の地域夕刊紙「石巻日日(ひび)新聞」が特別賞を贈られた。震災による停電、輪転機の浸水といった緊急事態の中、手書きの壁新聞で被災者に情報を提供し続けた努力を「真の新聞記者」と評価した。 表彰式に駆け付けた同紙常務の武内宏之・報道部長(54)は「東北の小さな新聞社の壁新聞が世界に認められるなんて驚きだが、光栄だ。地元の期待も改めて感じている」と述べた。 同紙は震災で通常の新聞発行ができなくなっても「ペンと紙があれば何とかなる」と壁新聞を作って避難所など6カ所に張り出した。輪転機が1週間後に復旧するまで、壁新聞を
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