41年前の5月、韓国で民主化を求めるデモが軍に弾圧され、240人以上が死亡・行方不明になったとされる「光州事件」が起きた。事件のさなかに2度、封鎖された街に入って実態を報じた朝日新聞記者撮影の写真フィルムが大量に見つかった。今も、ミャンマーなど世界各地で民主主義が脅かされる出来事が相次いでいる。記者の家族は「様々な形で役立ててほしい」と話している。 バスから市民を引きずり出し殴りつける兵士。負傷した仲間を運び出す若者。霊安室に置かれたひつぎ――。撮影したのは、大阪本社写真部員だった故・青井捷夫(かつお)記者(2017年に78歳で死去)。社会部員の故・斎藤忠臣(ただおみ)記者(14年に71歳で死去)とともに1980年5月19~23日、ソウルから約270キロ南にある人口約70万人の光州(クァンジュ)市に入った。
マスメディア報道のメソドロジーマスメディア報道の論理的誤謬(ごびゅう:logical fallacy)の分析と情報リテラシーの向上をメインのアジェンダに、できる限りココロをなくして記事を書いていきたいと思っています(笑) 大津園児死亡事故は本当に悲惨な出来事であり、被害に遭われた原田優衣ちゃんと伊藤雅宮ちゃんのご冥福を祈るとともに、ご遺族を始めとした関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げる次第です。 さて、この事故の報道におけるマスメディアの立ち振る舞いについては、いくつかの問題が指摘されています。社会に対して事故防止を啓発するという大義名分を振りかざして、大津保育園児死亡事故現場に群がった【メディアスクラム media scrum】は、園児を弔い悲しむ人々に容赦なくシャッター音を浴びせ、エモーショナルな映像を片っ端から撮影しては、これらを多分に切り取ってつなぎ合わせることで「テレビドラマ」
深夜の海岸線が青白く光る―毎年、春になると富山湾で「ホタルイカの身投げ」という現象が見られます。ホタルイカはふだん深海に生息している生物ですが、3月~5月頃にかけて水面近くまでやってきて、産卵します。その後また海深くへと戻るのですが、月明りのない新月の夜、方向を見失ったイカが誤って浜に近づき、波につかまって浜に打ち上げられるというのです。自らの意思に反して死を遂げるのに「身投げ」と呼ばれるのですから、ホタルイカとしてはやるせない気持ちでいっぱいでしょう。 さて、これまでの話はあくまで一説にすぎず、現代の科学をもってしても未だその生態が明らかにされていません。ゆえに出会えるだけでも幸運。海が青い光で埋め尽くされているような、いわゆる「絶景写真」を撮影し公開していたのは数人だけ。あとは点や線が疎らにあるような写真ばかりでした。この現象、地元の新聞ではたびたび紹介されることがありましたが、全国的
安倍総理の答弁は、なぜ「国会史上最悪」とまで評されたのか? そもそも自分が言い出した憲法改正問題について、まともに答弁せず、「読売新聞を読んでくれ」とは、憲政史上最も稚拙で最悪の答弁ではないだろうか。これほど国会と国民を冒涜し、また、特定のメディアに肩入れした発言もない。まさに増上慢の極み。総理は何が悪いのかすら理解できていないのだろう。— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2017年5月9日 小沢一郎(事務所)がこのような形で総理答弁を批判した。かなり強い言葉を使っているが、基本的な見解は全く同一である。他の野党議員も、文言は違えど今回の発言を批判している。 今回の総理答弁は拙劣であり、今まで聞いたことが無いほど酷いものだ。 今回は、なぜこの総理答弁が憲政史上に残る醜悪な答弁であるのかを書く。 (追記)予算委員会の基本的なあり方について www.yomu-kokkai
礒崎氏は毎日新聞の取材に「もちろん、そのため(政治利用)に使えと言っているわけではない」、島尻氏は「検閲や規制の意味で発言したわけではない」と答えた。 放送アーカイブ構想は2012年、衆参両院の議院運営委員会が検討を始めた。まとまった骨子案によると、国立国会図書館がテレビの地上波キー局7局とBS放送7局、ラジオは首都圏のAM・FM局の全番組を録画・録音し、一定期間後に館内にブースを設けて一般に閲覧させるとしている。コピーは認めない。当時の試算では、初年度は機器購入などに約2億円、その後は毎年約1億円の経費がかかるとした。13年度以降、国会図書館が海外視察などの調査を続けている。 6月18日、放送アーカイブ議連の会合に出席した日本民間放送連盟の青木隆典常務理事は、政治色が見え隠れするアーカイブ構想への疑念を吐露した。 ある放送関係者は、表向きは文化的資産の蓄積を打ち出しながら、文化価値を判断
つい最近まで、「ウナギ豊漁→安くなる」と楽観的な報道を繰り返していた日本メディアなのですが、IUCNの日本ウナギをレッドリストに掲載するかもしれないという情報で、「規制されると値段が高くなる」という論調に逆転しました。目先の価格以外に考えることは無いのでしょうか。 朝日新聞デジタル 2014年6月10日08時01分 神田明美 ニホンウナギ、絶滅危惧種指定へ 国際取引制限の恐れ http://www.asahi.com/articles/ASG695FDYG69ULBJ01C.html かば焼きで日本人になじみ深いニホンウナギについて、国際自然保護連合(IUCN)は、12日に発表する、生物の絶滅危機に関する情報を紹介する「レッドリスト」改訂版に掲載する方針を固めた。絶滅危惧種として指定する見通し。売買や食べることの禁止に直結するわけではないが今後、国際取引の制限などにつながる可能性が高まる。
特集 <メディア時評・放送アーカイブ計画>誰の何のための制度か 放送監視に利用する危険性2012年6月9日 Tweet 図書館には大きく、収集・保存・利用の役割がある。その対象は、書籍や新聞・雑誌のほか、レコードや古地図など多種多様だ。最近は、インターネット上のデジタルデータの収集や利用も一部では始まっている。そうしたなか、国立国会図書館(NDL)が放送番組やCMを収集し、研究者等の利用に供する計画が発表された。いわゆる図書館による放送アーカイブ制度の創設である。 一部新聞報道によると、与野党各党が大筋で合意し、早ければ来年4月から番組の録画・録音が始まり、一般利用者がNDLで希望の番組が視聴できるようになるという。そのためには今国会に国立国会図書館法改正案を議員立法し、来年度予算案に経費を計上する予定だ。 確かに、利用者サービスの向上であることは間違いなく、国内で発表された表現物を
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