上田誠率いるヨーロッパ企画は、京都を拠点に活動している劇団。1998年に同志社大学の演劇サークル内で結成され、数々のコメディ作品を上演している。劇団の結成25周年を記念して行われる「ヨーロッパ企画25周年カフェ」には、「西村ブックセンター」「黒木ヌンチャクボール」「ヨーロッパ企画25周年グッズ売り場」が出店。また「夜のイベント」や、過去公演の劇中で登場人物が口にしていた食べ物を実際に食べられる特別コラボメニュー「劇中メシ!」も企画されている。そのほかにもカフェ限定のオリジナルグッズや25周年グッズの販売も予定。詳細は続報を待とう。 「ヨーロッパ企画25周年カフェ」の開催について、諏訪雅は「一生に一度、あるかないかの劇団25周年。ボーッと過ごしていたら、誰にも祝われず終わっていきそうだったので、自ら立ち上がり、大慌てで俺たちの25周年を追いかけ、盛大に祝われにいくことにしました。祝福よろしく
上田誠率いる劇団「ヨーロッパ企画」制作による映画『リバー、流れないでよ』が6月23日より公開中。本作は世界27ヵ国53の映画祭で上映&23もの賞を受賞した第1弾『ドロステのはてで僕ら』に続き、上田誠が原案・脚本を、映像ディレクターの山口淳太が監督を務めるオリジナル長編映画第2弾だ。本作でヒロインを務めるヨーロッパ企画所属の俳優・藤谷理子に、地元・貴船にある料理旅館「ふじや」で行った撮影のエピソードや共演した鳥越裕貴の印象、俳優になったきっかけなどを中心に語ってもらった。 鳥越裕貴の温かさと明るさに救われたことがたくさんあった ――映画『リバー、流れないでよ』は藤谷さんが所属する劇団「ヨーロッパ企画」のオリジナル⻑編映画第2弾ですが、いつ頃からお話を聞いていたんですか? 藤谷理子(以下、藤谷) 第1弾の『ドロステのはてで僕ら』(2020)が完成した時点で、代表の上田誠さんから「またやりたいん
映画『リバー、流れないでよ』(6月23日公開)は、京の奥座敷と呼ばれる貴船の老舗料理旅館「ふじや」を舞台に、繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描く群像劇です。ヨーロッパ企画の劇団員以外にも、ゲスト俳優として本上まなみさん(48)や、近藤芳正さん(61)らが出演しています。 ヨーロッパ企画制作の映画は今回が2作目で、2020年6月に公開されたオリジナル長編映画の第1弾『ドロステのはてで僕ら』では、2分後の世界とつながるテレビの存在にほんろうされる人々を描き、世界27か国53の映画祭で上映され、23の賞を受賞しています。上田さんは、映画や舞台で数多くの“時間”をテーマにしたSF作品を手がけています。 ――前作でも“時間”にまつわる映画の脚本を手がけ、今作は2分間のタイムループの脚本。こうした時間ものの映画を撮る理由はなんですか? 上田:(ヨーロッパ企画には)
京都を本拠地として活動する人気劇団「ヨーロッパ企画」。これまで「サマータイムマシン・ブルース」(2001)や「九十九龍城」(2021)などの本公演が高い評価を受けている。その「ヨーロッパ企画」の代表でもあり中心的存在が、上田誠。すべての本公演の脚本・演出を担当し、最近では映画の原案や脚本など、活動範囲を拡大している。そんな彼の創作のルーツは何なのか。京都にこだわる理由とは。 「あしたメディア」では、演劇から映画へと広げていく上田誠の仕事との向き合い方から、原案と脚本を担当した最新映画『リバー、流れないでよ』(6/23公開)まで、映画解説者の中井圭が、彼のクリエイティブの秘訣を掘り下げるロングインタビューを敢行した。 演劇は、他者とチームで作るから面白い 上田さんと言えば、やはり演劇の印象が強いですが、そもそも演劇との接点について教えてください。 中学や高校ぐらいの頃から、何かを創作するのは
劇団ヨーロッパ企画の新作映画「リバー、流れないでよ」(山口淳太監督)初日舞台あいさつが23日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。 「リバー、流れないでよ」は「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半タイムマシンブルース」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」日本語吹替版などの脚本を手がけた、劇団ヨーロッパ企画の上田誠代表が原案・脚本を、映像ディレクターの山口淳太氏が監督を務めた、同劇団のオリジナル長編映画第2弾。20年の長編映画第1弾「ドロステのはてで僕ら」は、世界27カ国。53の映画祭で上映され23もの賞を受賞している。 劇団ヨーロッパ企画は、1998年(平10)に上田氏が立ち上げ、25周年を迎えた。01年初演の舞台「サマータイムマシン・ブルース」は、05年に本広克行監督により映画化され、00年に初演の舞台「曲がれ! スプーン」も、同監督により09年に映画化された。 劇中で編集者杉山を演じ
劇団ヨーロッパ企画の新作映画「リバー、流れないでよ」(山口淳太監督)初日舞台あいさつが23日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。俳優陣は、2分間のループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描く群像劇を演じるにあたり、2分に縛られた芝居の難しさを口々に語った。 「リバー、流れないでよ」は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」が舞台。仲居のミコトは、貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将(おかみ)に呼ばれ、仕事へと戻るが2分後、なぜか再び貴船川を前にしていた。番頭や仲居、料理人、宿泊客も、ずっと熱くならない熱かん、なくならない締めの雑炊、永遠に出られない風呂場など、2分たつと時間が巻き戻り、元にいた場所に戻ってしまいながら、それぞれの“記憶”だけは引き継がれ、連続する「ループ」に陥っていた。そこから抜け出したい人、とどまりたい人…。乱れ始める、それぞれの感情に合わせるように、雪が
HOME News インタビュー , 映画 【インタビュー】藤谷理子「久保史緒里ちゃんが貴船に居てヨーロッパ企画の映画に出ることが嬉しすぎた」映画『リバー、流れないでよ』 【インタビュー】藤谷理子「久保史緒里ちゃんが貴船に居てヨーロッパ企画の映画に出ることが嬉しすぎた」映画『リバー、流れないでよ』 2023.06.25 Filmarksでもトレンド1位を記録しているなど、話題沸騰中のヨーロッパ企画による長編映画第二弾『リバー、流れないでよ』で主演を務める藤谷理子。上田誠による脚本の魅力や、本作の撮影エピソードなどについて聞いた。 『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半タイムマシンブルース』の脚本や、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語吹替版脚本を手掛ける上田誠率いる劇団ヨーロッパ企画。本作『リバー、流れないでよ』は、世界27ヵ国53の映画祭で上映&23もの賞を受賞した第1弾『ドロステの
映画レビューサイトでトレンド1位を記録した劇団「ヨーロッパ企画」によるタイムループコメディー映画『リバー、流れないでよ』(公開中、山口淳太が監督)。その主演に大抜てきされたのは、同劇団の期待のホープ、藤谷理子(27)だ。その素顔とは……。 映画レビューサイトでトレンド1位を記録した劇団「ヨーロッパ企画」によるタイムループコメディー映画『リバー、流れないでよ』(公開中、山口淳太が監督)。その主演に大抜てきされたのは、同劇団の期待のホープ、藤谷理子(27)だ。その素顔とは……。(取材・文=平辻哲也) 藤谷は京都出身の27歳。5歳からバレエを始め、英国ロイヤルバレエなどに短期留学した経験を持つ。日本代表として米ニューヨークのコンクールにも出場し、その後、演劇に目覚めた。 「中学3年生まで本気でバレエ・ダンサーになりたかったんですけど、挫折しまして、父が勧めてくれたのがヨーロッパ企画だったんです」
アニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の日本語吹き替え版脚本などを手がける上田誠さん(43)が代表の劇団『ヨーロッパ企画』。旗揚げから25周年を迎える2023年、オリジナル長編映画『リバー、流れないでよ』を制作しました。映画の公開を前に、脚本を手がけた上田誠さんと、主役のミコトを演じた藤谷理子さん(27)、ノミヤ役を演じた諏訪雅さん(46)にインタビューを行い、旗揚げ25周年を迎える劇団についてや、藤谷さんが17年ぶりの新団員となった経緯などを伺いました。 映画『リバー、流れないでよ』は、京の奥座敷と呼ばれる貴船の老舗料理旅館『ふじや』を舞台に、繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描く群像劇です。ヨーロッパ企画としては、2020年6月にオリジナル長編映画の第1弾『ドロステのはてで僕ら』を公開。日本だけでなく、世界27カ国53の映画祭で上映され
映画を観ながら、これほど笑ったのは「テルマエ・ロマエ」(2012年)以来かもしれない。とにかく2分間に1回は必ず笑えるSFコメディだ。 「リバー、流れないでよ」では、登場人物たちが2分間のタイムループをひたすら繰り返す。しかも前回の意識は引き継いだまま同じ2分間をやり直すため、登場人物たちはこのいつ終わるとも知れない時間の軛のなかで、あれこれ悪戦苦闘することになる。 タイムループを描いた作品としては、最近では「パーム・スプリングス」(マックス・バーバコウ監督、2020年)という作品があったが、こちらは死を迎えることで、同じ1日を何度も繰り返すというものだった。 「リバー、流れないでよ」で繰り返されるのは、「1日」ではなく「2分間」だ。作品のなかでもきっちり2分間ずつで描かれるタイムループからの「脱出劇」は、とにかく笑いとペーソスに溢れており、約1時間半の上映時間があっという間に過ぎてゆく。
ホーム > 映画ニュース > 2023年6月27日 > 「リバー、流れないでよ」満席続出で拡大公開決定! ヨーロッパ企画のオリジナル長編映画第2弾 「リバー、流れないでよ」満席続出で拡大公開決定! ヨーロッパ企画のオリジナル長編映画第2弾 2023年6月27日 18:00 ミニシアターランキング第1位を記録全国20館で公開中の映画「リバー、流れないでよ」が、好評につき7月21日より全国38館に順次拡大公開されることがわかった。 本作は、人気劇団「ヨーロッパ企画」と、下北沢の映画館「トリウッド」がタッグを組んだオリジナル長編映画第2弾。世界各国の映画祭で高い評価を受けた前作「ドロステのはてで僕ら」(20)に続き、劇団代表・上田誠が原案・脚本、「ヨーロッパ企画」の映像ディレクターの山口淳太が監督を務めた。主題歌には、「くるり」が楽曲提供している。 初週の舞台挨拶の様子舞台は、京都・貴船の老舗料
ヨーロッパ企画の結成25周年記念、南座で特別興行「きっと、私UFOを見た。」 2023年4月21日 12:00 303 17 ステージナタリー編集部
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