「新編 谷根千 路地事典」という、もともとは25年前に書かれた本を読んだ。東京の谷中のあたりの路地を20個選び、そのようすを記録したものだ。 25年といえば結構な一昔だ。ジュリアナ東京すらまだなかった。いま改めて路地を訪ねたら、そこはどんなようすなんだろうか? 路地はまだ残っているだろうか。
「新編 谷根千 路地事典」という、もともとは25年前に書かれた本を読んだ。東京の谷中のあたりの路地を20個選び、そのようすを記録したものだ。 25年といえば結構な一昔だ。ジュリアナ東京すらまだなかった。いま改めて路地を訪ねたら、そこはどんなようすなんだろうか? 路地はまだ残っているだろうか。
* 先日8月26日(土)、南禅寺近くの京都国際交流会館で、シンポジウム「京都会館のより良き明日を考える―解体工事を目前に問題点を総括する」が開かれました。僕も帰国後の荷物で事務所がごった返す中、聴講に出かけてきました。 京都市の発表した改修後のイメージパース。景観を壊すと言われている高層部分は、なるべく背後で目立たないよう表現されている。 この計画は最初に新聞に記事が掲載された時から、ずっと大きな問題を感じていた計画で、京都新聞に記事を執筆する機会も頂き、昨年九月からのスペイン滞在中もその後の推移をずっと注目してきました。その後、色々な反対運動が繰り広げられたにもかかわらず、今年九月の解体を目前に迎えることになってしまいました。 こうした京都市の景観/建築/音楽など広い分野にまたがる重要な問題、そして様々な関係者の利害が絡む複雑な問題は、京都市の未来を決める問題でもあるので、じっくりといろ
昨年、イギリスやスペインを旅して、「日本人メリット」についての本を書いてから特に思うのだが、品川はいろんな意味で日本的だ。 駅前の一等地にあった、昭和5年建築のレトロな「京品ホテル」が取り壊されたのは、一昨年のことだった。その理由が、バブル期のリゾートホテル経営などの失敗による多額の債務にあり、債権はリーマンブラザーズ証券の子会社に売却されたとのことだった。 その跡地には、なんとパチンコ店が今年1月にオープンした。武富士など消費者金融亡きあと、グレーゾーン業界の王者として君臨する「パチンコ」である。当局のお目こぼしにより、ニッポンにしか存在していない巨大な産業だ。 カジノが違法なのに、パチンコはグレーで一応合法、という歪んだ市場競争のなかで、駅前の一等地は当然のように「市場の歪み」から儲かってしまうパチンコ屋に買われた(武富士がボロ儲けしてたのと同じ理屈と考えていい)。 ロンドンやマドリッ
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