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ブックマーク / project.nikkeibp.co.jp (10)

  • 本との出会いを演出、地域交流も―敦賀市の公設書店「ちえなみき」(前編)

    北陸新幹線延伸を来年2024年春に控えたJR敦賀駅前に、2022年9月に福井県敦賀市の公設書店「ちえなみき」(正式名称はTSURUGA BOOKS & COMMONS ちえなみき)がオープンした。空間演出、選書、地域との交流など、ハード・ソフト両面でユニークな公民連携の取り組みを前後編に分けてお伝えする。前編では、ちえなみきのハード・ソフト面での特徴を、後編では公設書店をつくった経緯と事業スキームなどについてお伝えしていく(後編はこちら)。 JR敦賀駅前の複合施設、「otta」(オッタ、正式名称はTSURUGA POLT SQUARE「otta」)には、「ちえなみき」と名付けられた書店が入居している。敦賀市が整備した公設の書店だ。 敦賀市が公民連携で整備した複合施設「otta」全景。奥の背の高い建物はホテル。右手の建物は飲棟。ちえなみきは、左手の複合棟の1階・2階の一角に入居している。ち

    本との出会いを演出、地域交流も―敦賀市の公設書店「ちえなみき」(前編)
    egamiday2009
    egamiday2009 2023/07/12
    「2階の書棚は、「日常知」と名付けられ、1階の「世界知」より少し一般的な本――ビジネス書や暮らしに関する本」
  • 「地方出版社の時代」を切り開いた、社員全員が著者と“つながる”出版社

    会社では仕事がなくて、印刷会社や広告代理店に出向させられました。でも、この経験が後の仕事に役立ちました。隔月刊のタブロイドの制作を任せられたりして、原稿依頼から印刷会社とのやりとり、写真の撮影から集金まで、とにかくなんでもしなきゃいけなかったんです。印刷会社では版下*を作ったりね。 その後、出版社に戻り3冊ぐらいを作ったかな。句集や詩集です。誰もの作り方を教えてくれるわけじゃなくて、印刷会社の人に、「こんなふうにしたいんだけど、どうすればいいの?」となんでも質問しました。何冊も詩集を出されていた方のを担当し、その頃から、自分でも詩を書いていました。 結局、「給料が払えない」と告げられ、その会社は辞めることになり、その後結婚。二人の子どもを連れて、夫の赴任先のカナダで2年間暮らしました。英語は全くダメだったので、まずはハーレクイン・ロマンスを片っ端から読みました。恋愛小説でストーリーは

    「地方出版社の時代」を切り開いた、社員全員が著者と“つながる”出版社
  • オンライン講義をデータベース化し、社会全体の財産としての活用をーー国立情報学研究所 所長 喜連川 優氏

    ──「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム『教育機関DXシンポ』」が始まって1年たちました。 2020年3月26日に開始した当初は「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」という名称が示すように、新学期に差し迫ったオンライン授業の進め方を議論し、情報共有する場として始めました。 それまで、大学のオンライン授業は誰も格的に実施した経験はありません。失敗してもよいから、まずやってみる。失敗をみんなで共有することで、同じ失敗をしなくなる。それにより、日のデジタル教育が世界に遅れることなく進められる。そんな思いからスタートしたのです。多くの方が参加していただき、感謝の言葉もたくさん寄せられています。 ──オンライン・オンデマンドの学習にはメリットがあり、今後も続けるべきという意見があります。 私は各大学のオンライン講義の内容をデータベ

    オンライン講義をデータベース化し、社会全体の財産としての活用をーー国立情報学研究所 所長 喜連川 優氏
    egamiday2009
    egamiday2009 2021/06/04
    ほんまこれ。大学図書館業界主導で。
  • 新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる

    アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表取締役/プロデューサー・岡真氏に聞く 聞き手・構成:黒田 隆明2020.07.10 この機会にこそ、未来を見据えた将来像の議論を ――図書館関係者の間ではどのような動きが起こっていますか。 岡 先に挙げたsaveMLAKが、公共図書館や大学図書館の施設としての開閉館状況の悉皆調査や、新型コロナ環境下の図書館のグッドプラクティスを調査しています。saveMLAKは東日大震災を受けて始まった、Wikiを使ったオンラインコラボレーションですが、発足から間もなく10年というタイミングで、コロナに対応する取り組みが生まれていることはすばらしいと感じています。 私自身、saveMLAKを立ち上げたメンバーの一人なので、手前味噌に聞こえるかもしれませんが、今回の一連の取り組みの多くは、比較的新しい顔ぶれで自主的・主体的に実現しています。世代交代もあり、図

    新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/07/11
    “公の施設の管理運営を指定管理者に委ねる以上、自治体側は責任回避だけを考えるのではなく、協働パートナーである指定管理者と対等な協議を徹底するべき”
  • 新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる

    アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表取締役/プロデューサー・岡真氏に聞く 聞き手・構成:黒田 隆明2020.07.10 賑わい、デジタル、プライバシー……「図書館」という公共空間は、新型コロナウイルス感染症の影響で、その在り方の質的な見直しを迫られている。図書館コンサルティングなどを手掛けるほか、全国の図書館に足を運び、現場の事情にも詳しいアカデミック・リソース・ガイド(arg)代表取締役/プロデューサーの岡真氏に、コロナ禍であらわになった図書館の課題について語ってもらった(オンラインによるインタビュー)。 ――新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけで、図書館のどのような課題が表面化してきたとお考えですか。 岡 大きく2つの面で課題があらわになったと考えています。 1つめは「賑わい・交流を生む図書館」「場としての図書館」という考え方に基づく図書館振興の課題です。端的に言え

    新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/07/11
    仰るとおり“情報や知識を活用しながら地域づくりをしていく、「まち育て」をしていくことを強く意識したうえで、その交流拠点として位置付けてきた図書館は、この状況だからこそ活動は活発化していく”
  • 規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」

    神奈川県大和市が2016年11月に開設した施設「シリウス」は、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などの複合体だ。各施設の融合・連携を図ろうと、運営には指定管理者制度を取り入れた。施設全体を一つの図書館空間とみなし、誰もが居場所を見つけられるようにした運営が好評だ。2017年3月半ばには、オープン135日で早くも来館者100万人を突破した。 大和市文化創造拠点「シリウス」は、小田急線と相鉄線の大和駅近くの再開発ビル「YAMATO文化森」の大部分を占める神奈川県大和市の複合施設だ。市の図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などを施設内に集めた。 様々な機能が集まっている施設ではあるが、第一印象は「図書館」だ。館内に入ると、3層吹き抜けのエントランスホールが広がり、新刊の展示台を兼ねたワゴン式の書架や座面が広くゆったり座れるいすなどが点在する。一角には

    規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」
    egamiday2009
    egamiday2009 2017/04/29
    「運営コストが増えても構わないということでは決してないが、指定管理者制度を導入し始めた当初と違って、いまはコスト削減を必ずしも第一に期待しているケースばかりではない」
  • 男性よ、あなたは「カウンターの守り神」になれるか? | カンパネラ

    「若者が酒を飲まなくなった」と言われて久しいが、若い世代でにぎわう酒場も、実はある。そのような酒場に共通するのは、若い女性を意識した空間づくり。今回は“クセのある客”をうまくかわす方法について探る。カギを握るのは「カウンターの守り神」だ。 若者が酒を飲まなくなった、酒場からいなくなったと言われて久しいが、前回取り上げた大阪・天満の薫製バル「けむパー」をはじめとして、若い世代で賑わう酒場も少なくない。 繁盛店に共通するのは、「若い女性が居心地の良い空間づくり」。リーズナブルな値段で、おいしいお酒とツマミがあり、雰囲気の良い酒場には、若い女性が集まり、そして若い男性が集まり、飲み、べ、語らい、盛り上がり、時には出会いもあったりする。 しかし、前述のような理想的な酒場の環境をつくるのは簡単ではない。なぜなら、リーズナブルで、おいしくて、雰囲気の良い店には、数多くの客が来るため、“困ったお客さん

    男性よ、あなたは「カウンターの守り神」になれるか? | カンパネラ
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/10/22
    おっさんだけどわかる。勉強会とかFacebookとかにもよくいる。「そういったオヤジ世代の酒場での言動が、若者を酒場嫌いにさせている可能性はとても高い」
  • 観光エリアの小学校跡地を40室のホテルに、京都市がNTT都市開発を選定

    京都市は5月20日、清水小学校跡地でホテル事業を展開する民間企業としてNTT都市開発を選定した。同社は延べ床面積4196m2の旧校舎を活用して、客室数40室のホテルを整備し、運営する予定だ。 旧清水小学校は清水寺や八坂神社など数々の名刹がある清水地域に建つ。1869年9月に創立した歴史ある小学校だ。統廃合により2011年3月に閉校した。 市は民間事業者5者からの意見提案を受けて、清水小学校跡地の活用方針を決定。1933年築の校舎は歴史的・文化的な価値を持つことから建て替えは行わず、改修によって外観や主な機能を保存したうえで、ホテルまたはブライダル事業に活用する方針を打ち出した。 2015年10月に公募型プロポーザル方式により事業者を募集し、10社から応募があった。NTT都市開発のホテル事業の提案内容は、既存校舎の意匠や構造を生かしながら京都の伝統技術文化を取り込んだもの。敷地内に独立して

    観光エリアの小学校跡地を40室のホテルに、京都市がNTT都市開発を選定
  • 070900526

    ComputerworldとCIO Magazineは 2023年5月23日で閉鎖しました。 長らくのご購読ありがとうございました。 日経クロステック TOPページ

  • 図書館から考える公民連携――「ハード優先」では情報空間と融合できない

    図書館専門誌「ライブラリー・リソース・ガイド」を発刊し、図書館コンサルティングなども手掛けるアカデミック・リソース・ガイド代表取締役の岡真氏に、図書館における公民連携の在り方について聞いた。市民力の生かし方、災害時の対応、ハードとソフトの融合、コワーキングの可能性など、解決すべき課題や展望を、先進事例の取り組みを交えて語ってもらった。 ――「新・公民連携最前線」では、民間企業による公共図書館の“客層拡大”という観点で特集を組みました。全国の図書館の現場をよく知る岡さんに、図書館における公民連携のあり方や可能性についてお聞きできればと思います。 自治体職員や議員、首長の方たちに図書館と公民連携というテーマで話をするときに、最近よく申し上げているのは、「民=民間企業オンリーという意識になってないか」ということです。 つまり、一般の市民も「民」には含まれるはずですよね。NPOが指定管理者に

    図書館から考える公民連携――「ハード優先」では情報空間と融合できない
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/05/07
    いまの論点がわかりやすくまとめられてる感じ。
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