Kan Kimura (on DL) on Twitter: "論文書かない／書けない人が何を言っても説得力ないよなぁ。自分で分析できないから、他人の分析が理解できるはずがない。で、なんだかんだとピント外れの難癖をつける。他人の足を引っ張っても自分の業績にはならないし、知識も積み重ならないから、自分の将来のために黙々と仕事しような。"
論文書かない／書けない人が何を言っても説得力ないよなぁ。自分で分析できないから、他人の分析が理解できるはずがない。で、なんだかんだとピント外れの難癖をつける。他人の足を引っ張っても自分の業績にはならないし、知識も積み重ならないから、自分の将来のために黙々と仕事しような。
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "自分用メモ。研究指導終了。１）どのような研究であろうと核になる事実がないとどうしようもない。２）だからとにかく「調べる対象」を決めて徹底的に調べろ。３）調べる前に予想した事は調べれば必ず違う。予測が外れても気にするな。４）論文には完璧はない。だから褒められることはないと思え。"
自分用メモ。研究指導終了。１）どのような研究であろうと核になる事実がないとどうしようもない。２）だからとにかく「調べる対象」を決めて徹底的に調べろ。３）調べる前に予想した事は調べれば必ず違う。予測が外れても気にするな。４）論文には完璧はない。だから褒められることはないと思え。
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "昨日から、学会で誰かが批判されているのを見て「楽しむ」のは如何なものか、という話があるが、全く同感である。学会での批判は「見る」のではなく、「自ら行う」事によってこそ、はじめて「楽しむ」ことができるものだからである（なお、何時も批判ばかりしているとは言っていない）。"
昨日から、学会で誰かが批判されているのを見て「楽しむ」のは如何なものか、という話があるが、全く同感である。学会での批判は「見る」のではなく、「自ら行う」事によってこそ、はじめて「楽しむ」ことができるものだからである（なお、何時も批判ばかりしているとは言っていない）。
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "自分の場合は価値判断の材料は示すけど、研究者として最終的な価値判断はしない、という感じ。もし価値判断を行うとすれば、一人の市民或いは利害当事者として行いたい。そしてこの二つの判断を一旦分離する事が重要だと思っている。"
自分の場合は価値判断の材料は示すけど、研究者として最終的な価値判断はしない、という感じ。もし価値判断を行うとすれば、一人の市民或いは利害当事者として行いたい。そしてこの二つの判断を一旦分離する事が重要だと思っている。
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https://twitter.com/kankimura/statuses/1120616731016196097
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "歴史研究なら歴史研究の底上げをきっちりしていく事こそが、例えば政府や国民が外交戦略を間違えないために重要なのであって、政府や国民の見解に沿った意見を研究者に代弁させるのは、結果として日本の研究者からの発信の信用度を低下させ、国益を損なうんだよ。それくらいわかれよ。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "そういや先日も所属先で、「韓国の大学の先生が来てるみたいだけど、彼らの給料じゃ日本滞在大変でしょ」みたいな話が。でもね、今はもう日本の大学教員よりも、韓国の大学教員の方が給料は高いし、ソウルの方が神戸より明らかに物価高いんですよ。そういう時代です。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "論文が全てというつもりはないけど、「きちんと調べてから発信しているかどうか」判断する一つの基準として、メディアは「学者」を起用する時には（一般書ではなく）学術論文を書いているかどうかをチェックした方が良いと思う。「調べてから発信」していないのであれば、ただの素人さんである。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "裁量労働制の根拠データの話を見てると、やっぱり日本の官僚さんたちは、大学院で再教育したほうがいいんじゃないか、と思えてくる。データ読めないのはどうしようもない。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "結構な国際学会で「ああこの内容は日本語の論文ではすでに議論済みなのになぁ」という話が、恰も大発見かのように論じられていくのを見るのは、結構切ないんだけどなぁ。「ああ俺たち無視されてるんだなぁ」とひしひしと感じるから、みんな体験した方がいいと思う。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "しかし、つくづくと日本の学生さんは学部で論証の仕方を教えてもらっていないんだなぁ、と思う。議論を立ててそれにふさわしい証拠を過不足なく提示する、という事ができない。これじゃあ、ビジネスマンや官僚さんが論理的にものごとを分析できないのも当たり前である。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "これはあるよね。単に既知の知識を知りたいという欲求と、新たな知見を得たい、というのは違うもんね。うちの院生でも、「単なるまとめ」から、「学術論文」への壁を破れない人は多いよ。 https://t.co/SsIm4UvQyb"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "おまけ。個人的な経験では、国内の一部査読誌はネットに論文も掲載されず、海外からのアクセスが極端に困難なので、自分の中では論文がそのままネットに掲載される紀要より魅力のないものになっている。掲載されても誰にも読んで貰えなければ、なんの意味もないからだ。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "国内学術雑誌購読打ち切り。もちろん、予算削減の問題もあるけど、国内各学術誌の方ももうょっと真面目にオンライン化を考えてくれれば良いと思う。どうせ学術誌を売って学会運営費や雑誌発行費用を捻出する、なんてビジネスモデルはとうの昔に崩壊してるんだし。正直、紙なんていらないよ。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "続き。院生さんには出来るだけ期日を切って論文を書かせ、学会報告をさせる事にしている。早めに「俺はやればできる」という根拠のない幻想を捨てさせ、できの悪い自分の研究と向かい合う事はとても大事。そこからブラッシュアップしていっても良いんだから。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "今日の愚痴。「きちんとした研究をしたければ、語学 and/or 数学をしてください」というと、院生さんが逃げる。でも語学できないと一次文献は読めず、フィールドワークもできないし、数学が出来ないと統計的処理もできない。一体どうやって研究するつもりやねん。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "この「研究とは何か」はきちんと指導しないと本当にわからないらしく、結果、「何かしらをまとめただけのもの」が修士論文等として提出されることになる。だがこれらの「論文」には、何らの新しい知見はなく、当然、学術的、或いは一般的な貢献はない。従ってその論文としての価値は事実上ゼロになる。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "結局重要なのは、研究の過程じゃなくて、ファインディングとそのインプリケーション。そしてそれは他人の研究を追いかけても見つからない。流行を追いかけるだけでは、流行の最先端には追いつかない。大事なのは、追いかけるのではなく、流行、つまりパラダイムを作る事なんだ。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "雑感。社会科学で統計を使う人の中には時に、それが唯一絶対のツールであるかのように言う人がいる。でも、歴史的実証はミクロな行動の分析には圧倒的に強いし、何かしらの因果メカニズムを明らかにする際には、詳細なケーススタディも必要。一つだけの手法を絶対視する人の大半は単なる勉強不足。"
Kan Kimura (on DL) on Twitter: "今日の知見。シンガポール国立大学（正しい略称はNUS）は東南アジアの大学の雄だけあり、中国研究と日本研究、東南アジア研究、南アジア研究の部局、がある。が、中国研究と日本研究が別々に立った結果、東アジア研究の部局が立たず、アジアの中で韓国研究だけはカバーしていないという状態らしい。"