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JLA短信と読むに関するegamiday2009のブックマーク (9)

  • 本読みメモ『「大東亜」の読書編成』: 第三部「流通への遠い道のり」、そしてこの本は…: egamiday 3

    和田敦彦. 『「大東亜」の読書編成 : 思想戦と日語書物の流通』. ひつじ書房, 2022.2. https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1129-8.htm ----------------------------------------------------- 第三部「流通への遠い道のり」 第8章 戦時期の日系人移民地の読書空間 --日語出版情報誌から 第9章 戦争表象を引き継ぐ --『城壁』の描く南京大虐殺事件 ■第8章 戦時期の日系人移民地の読書空間 --日語出版情報誌から ブラジル日系移民 雑誌(書籍情報) ・書物が拡がり、読者に働きかける、その仕組み・機能について、ブラジル・サンパウロ州の日系人移民地、日語書籍情報雑誌『文化』(1938~)に見る。 ・雑誌『文化』: 書籍情報誌。1938.11-1939年

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    egamiday2009 2022/12/04
    図書館史・書物史と文学研究との融通について
  • 古典の中の地球儀: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 荒木浩さん『古典の中の地球儀』(NTT出版、2022年3月)が刊行されました。 すでに川平敏文さんが、ブログで的確な書評を書いておられます。100%同感なので、何も言うことはないのですが、かつての同僚(私の研究室のお隣の研究室だった)である荒木さんの研究の進化(あるいは深化)と拡がりに感嘆している者として、「研究者荒木浩」について思うところを述べてみたく思います。 荒木さんの論文を拝読していると必ず驚くような自在な展開があります。その連想力、繋げる力は、もちろん該博な知識

  • トピックス|国際日本文化研究センター(日文研)

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    egamiday2009 2018/02/11
    “インドや東南アジアにも視野を広げながら、常識的な『源氏物語』像をくつがえす新たな読み方の可能性”
  • 町山智浩『この世界の片隅に』アメリカの観客・評論家の反応を語る

    町山智浩さんがTBSラジオ『Session-22』の中でアメリカで公開されたばかりの『この世界の片隅に』についてトーク。アメリカの観客や映画評論家たちの反応について話していました。 (荻上チキ)この映画をきっかけに考える場所がどんどんどんどん広がっていくと素晴らしいと思うんですけど。それが今度はアメリカにも広がっていっているわけですね。そこで、TBSラジオ『たまむすび』でもおなじみアメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんに実際に公開されているアメリカでの反応を、これは事前にお話をうかがっているので。(片渕須直)監督も一緒にお聞きいただければと思います。 (片渕須直)はい。 <音源スタート> (荻上チキ)アメリカで公開が始まったと思うんですが、反応はいかがですか? (町山智浩)はい。まだ始まったばかりなので。1週間しかたってませんからね。ただ、見た人たちは非常に感動しているんですが、なぜ感動を

    町山智浩『この世界の片隅に』アメリカの観客・評論家の反応を語る
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    egamiday2009 2017/08/26
    「(町山智浩)絶讃です。 (荻上チキ)絶讃。どういうところが評価されての絶讃なんでしょうか? (町山智浩)それが、言葉にできていないんです」
  •  アニメファンのオタク魂に熱をともす一冊! ― 『クール・ジャパンはなぜ嫌われるのか』(評価・A+) -  esu-kei_text

    クール・ジャパンはなぜ嫌われるのか - 「熱狂」と「冷笑」を超えて (中公新書ラクレ) 作者: 三原龍太郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/04/09メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る 海外での日アニメ流行の実態は「コップの中の嵐」にすぎない? 政府の介入を怖れるあまりデマを信じるオタクたちよ、目を覚ませ! クールジャパンはダサい。 僕を含め、ほとんどの人がそう考えているはずなのに、国は「クール・ジャパン政策」を進めようとしている。なぜなのか。 書の著者は、経済産業省の官僚として「クール・ジャパン政策」に携わってきた。その経験から「クール・ジャパンが嫌われる理由」と「クール・ジャパン政策を続ける理由」を丁寧に語っているのが書である。 例えば、書では 国際政治学者ジョセフ・ナイのソフト・パワー論が紹介されている。 「政府は文化を管理できないし、管

     アニメファンのオタク魂に熱をともす一冊! ― 『クール・ジャパンはなぜ嫌われるのか』(評価・A+) -  esu-kei_text
  • 公立図書館開架の『アンネの日記』や関連図書の破損が発見されたというニュースの関連で: 極東ブログ

    東京都内の公立図書館開架に置かれている『アンネの日記』や関連図書の多数でページを破られていたことが発見された奇っ怪な事件は、海外にも大きく報道された。 英語圏のニュースは特に意識しないでも見ているので、その範囲でもいろいろ見かけた。が、大半はBBC記事「Anne Frank's Diary vandalised in Japan libraries」(参照)のように抑制的に書かれていた。 特にこのBBC報道でが適切に思えたのは、欧米などでよく見られる反ユダヤ主義(anti-Semitism)が基的に現実にその社会に存在するユダヤ人を排除する意図、さらには、民族浄化の文脈で語られるものなのに、日にはそうした背景が存在しないことを指摘している点だった。 For many Japanese the book forms the basis of their knowledge about t

  • たいへん日本ふうなSFとしての『図書館戦争』 - Commentarius Saevus

    図書館戦争』を見てきた。あまり期待していなかったのだが意外と面白かった。留学する前にわりと夢中になって原作を読んでいたのだが、映画で見て思ったのは、この作品は実に和製SFだということである。 まず、基設定として図書館関係法規とメディア良化法が相互に矛盾をきたしているのになぜか双方の馴れ合い?でその矛盾が解決されておらず、良化委員会と図書館が双方ミリシアというか法人の軍隊というかなんというかを持っているということになっているのだが、司法の権限が強い国でこの設定にリアリティを持たせるのは無理だろうと思う。英米なんかだと法と法が矛盾してるとなれば裁判が多発しまくって少なくとも法同士の整合性が保たれる形に修正されるだろうし、たぶんそのせいで英米のディストピアSFってかなり一貫性のある法体系が一般市民を抑圧している、という設定が普通だと思う。しかしながら日だと司法の権限があまり強くないし、法の

    たいへん日本ふうなSFとしての『図書館戦争』 - Commentarius Saevus
  • 日本の文脈・アメリカの文脈 - 内田樹の研究室

    ブログ更新をしばらく怠っていた。 この間の政治的できごとを振り返って、現段階における個人的な総括と見通しを書き留めておきたい。 4月23日の参院予算委員会で、安倍首相は「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない。国と国との関係でどちらから見るかで違う」と発言し、これが内外に大きな波紋を呼んだ。 これは前日22日に行った「戦前の日による植民地支配と侵略」について謝罪した村山富市首相「談話」(1995年)について「安倍内閣として、村山談話をそのまま継承しているわけではない」(参院予算委)とした答弁を承けたものである。 日中国大陸や朝鮮半島で行ったことは「侵略」であるかどうかは当事国によって解釈が違う。だから、中国韓国は侵略だと言うが、日はそれに同意しないという、村山談話の歴史認識を180度転換する重大な発言であった。 中国韓国がこれに異を唱えるのはいつものことだが、今回例外的だっ

    egamiday2009
    egamiday2009 2013/05/27
    「NYTはつよい驚きを以てこのニュースを報道した。日本のナショナリストに対して、・・・シグナルをはっきり送ったつもりでいたのが、まるごと無視されたのである。」
  • 和田敦彦『越境する書物』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    前置き 久しぶりにブログを書いてみる。 最近読んで感銘を受けたということで、こちらの読書メモを。 越境する書物―変容する読書環境のなかで 作者: 和田敦彦出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2011/08/03メディア: 単行購入: 1人 クリック: 52回この商品を含むブログ (13件) を見る書の紹介記事については以下を参照。 新曜社通信 毎日jp:今週の棚・と人:『越境する書物 変容する読書環境…』 著者・和田敦彦さん 書は次のような魅力的な書き出しで始まる。 そこにがある、ということは当たり前とはほど遠い「出来事」である。そのはいつ、誰によって、どうやってもたらされたのだろうか。そしてまたそのような疑問を明らかにすることに、どのような意味があるのだろうか。がある、ということはそれらを購入する理由があり、資金の流れがあり、書物を運ぶルートがあり、さらにはそれら手に入

    和田敦彦『越境する書物』読書メモ - みちくさのみち(旧)
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