大阪市長選(27日投開票)でガッカリする事態が起こった。前大阪府知事の橋下徹氏(42)と、再選を目指す前市長の平松邦夫氏(63)が24日夜、毎日放送の生特番「激突! 選挙直前スペシャル『どうなる大阪の運命』」で2時間の大討論をする予定だったが、平松氏がドタキャンしたため放送中止に追い込まれたのだ。 同局によると、22日夜に平松氏側から「橋下候補が世論調査で一歩リードしていることを受けて、戦術を見直しを迫られることになったため、今後の日程をキャンセルしたい」と申し出があったという。代わりに、TBS系のバラエティー番組を放送する。 関西ローカル枠ながら、全国的な注目となっていた同特番。ジャーナリストの田原総一朗氏(77)が司会を務める予定だったが、平松氏側は、田原氏が橋下氏の掲げる「大阪都構想」に賛成していることを問題視。「番組の中立性が保てない」として出演辞退を決断したという。 平松氏