NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し問題が混迷している。なお十数行の銀行でドコモ口座を利用できるため、預金の不正引き出しが起きるリスクがある。被害額は11日時点で約2000万円に拡大した。ドコモはサービス継続の姿勢を崩していないが、預金者保護の観点から専門家などからは批判の声が強まっている。「サービスを全面停止しなかったのは驚きだ」。11日、ドコモの競合の通信
NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し問題が混迷している。なお十数行の銀行でドコモ口座を利用できるため、預金の不正引き出しが起きるリスクがある。被害額は11日時点で約2000万円に拡大した。ドコモはサービス継続の姿勢を崩していないが、預金者保護の観点から専門家などからは批判の声が強まっている。「サービスを全面停止しなかったのは驚きだ」。11日、ドコモの競合の通信
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中国銀行(岡山市北区丸の内一丁目15番20号 頭取 加藤 貞則)では、株式会社NTTドコモが提供する「ドコモ口座」において発生した当行口座の不正利用について被害拡大を防止する観点から、以下の対応をおこなっております。 また、現時点で把握している被害状況についてもあわせてお知らせいたします。 セキュリティ強化策の実施について お客さまにより安心、安全にご利用いただくためのセキュリティ強化策として、現在の認証方式に加え、9月11日(金)よりIVR認証(※)の対応を開始しました。 この対応により、Web口座振替受付サービスを利用した当行の口座と接続できるすべてのスマホ決済サービスのセキュリティが強化されます。 (※)IVR認証・・・お客さまからお届けいただいている電話番号に自動音声でワンタイムパスワードを通知し認証をおこなう方式。 (1)9月11日(金)対応済み ドコモ口座(d払い)、メルペイ、
(株)NTTドコモが提供する「ドコモ口座」において、不正に盗み出した口座番号やキャッシュカードの暗証番号等のお客さま情報を使用した当行口座の不正利用が発生しました。被害に遭われたお客さまには心よりお見舞い申し上げます。 当行では、本不正利用の発生を踏まえまして、以下の対応を行ってまいります。 1.警察等への捜査協力および被害実態の把握 警察や関係機関と連携して、現在進められている本不正利用にかかる調査に全面的に協力してまいりますとともに、引き続き被害実態の把握に取り組んでまいります。 2.不正利用の被害に遭われたお客さまへの対応 不正利用の被害に遭われたお客さまに対しましては、お客さまの被害回復に向け、(株)NTTドコモと協議のうえ全額補償を行ってまいります。 3.セキュリティ強化策の実施 お客さまに、より安心・安全にご利用いただくためのセキュリティ強化策として、現在の認証方式に加え、IV
「われわれの認識が甘かった」──NTTドコモは9月10日、電子決済サービス「ドコモ口座」を利用した銀行口座からの不正出金について緊急の記者会見を開き、被害者やサービスの利用者に対して謝罪した。非を認めるドコモが頭を下げる一方、当事者のもう片方である銀行の姿はなかった。 左からドコモの田原努部長(ウォレットビジネス部)、丸山誠治副社長(代表取締役)、前田義晃本部長(常務執行役員 マーケティングプラットフォーム本部) 「悪意を持つユーザーを排除する仕組みが欠落していた」 「今回の不正利用は、ドコモ口座の作成に当たってドコモ側の本人確認が不十分だったことが原因であると認識している。おわびを申し上げたい」。ドコモの丸山誠治副社長(代表取締役)は会見冒頭で、ドコモのセキュリティ体制に問題があったという認識を示した。 8月から9月10日までの被害件数は、被害が確認された11銀行を合わせて66件。被害総
ドコモ口座を通じて預金が引き出された問題。先月下旬以降、多い時には1日、およそ100の不正なドコモ口座が開設されていたことが関係者への取材で分かりました。同じIPアドレスから複数回、不審なアクセスがあったことも分かり、警察当局は今後、本格的に捜査を進めることにしています。 何者かがドコモと連携する銀行の預金者になりすまして口座を開設したとみられていますが、先月下旬以降、多い時には1日およそ100の不正なドコモ口座が開設され、銀行とひもづける手続きが行われていたことが、関係者への取材で分かりました。 また、同じIPアドレスから複数の不審なアクセスがあったということです。 インターネットを使った犯罪では、他人になりすましたり、海外のコンピューターを経由したりすることもあり、警察当局は今後、ドコモ口座を不正に開設した人物の特定などに向けて、本格的に捜査を進めることにしています。 「ドコモ口座」を
NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を利用した不正な預金引き出し被害が拡がっている。七十七銀行だけでなく、中国銀、大垣共立銀でも新規登録を中止した。また、これらを加えて14の銀行で口座の新規登録を停止したとドコモは発表した。 今回の不正な預金引き出しには「ドコモ口座」が絡んでいた。こちらは不正引き出し先となる。こちらのからくりには、銀行口座を登録することによって本人確認が済んでしまうことで、不正に入手した銀行口座の情報だけで本人になりすましやすい仕組みとなっていたようである。 そしてもうひとつ不可解な点があった。不正に入手した銀行口座とあるが、いったいどのようにして銀行の口座番号、名義、4ケタの暗証番号を不正に入手できたのか。 これについては「リバースブルートフォース攻撃」を使ったのではないかとの指摘があった。しかし、現実にそのようなことは可能なのか。 被害が出ている銀行は限
NTTドコモは9月10日、電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて現金の不正引き出しが相次いでいることを受け、被害者やサービスの利用者に謝罪した。同社が同日に開催した記者会見の内容を一問一答でまとめた。 記者会見には、ドコモの丸山誠治副社長、前田義晃本部長(常務執行役員 マーケティングプラットフォーム本部)、田原努部長(ウォレットビジネス部)が登壇した。 ――ドコモ回線契約者以外でもメールアドレスで口座を作れるが、電話番号の登録を義務付けていれば、電話による回線認証なども可能だったのではないか。dアカウントのサービス拡大を優先したのか 丸山:ドコモユーザー以外にもドコモのサービスを開放していこうと事業に取り組んできた。その中の一環として、d払い(ドコモ口座)についても提供範囲を広げるため、(認証などを)簡易な手段にしていた。現在は反省している。 ――2019年5月にりそな銀行で同様の問題が発
電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて各地の銀行で預金が不正に引き出された問題で、金融庁がNTTドコモに対し、法律に基づく「報告徴求命令」を出し、詳しい経緯や原因などを報告するよう求めたことが分かりました。 この問題では預金の不正な引き出しが全国各地の銀行でこれまでに合わせて37件確認され、被害の総額はおよそ1200万円に上ることが分かっています。 事態を重く見た金融庁は、NTTドコモに対し、法律に基づく「報告徴求命令」を出し、詳しい経緯や原因などを報告するよう求めました。 預金者を保護するための管理態勢について、重点的に点検するものとみられます。 また、関係者によりますと、NTTドコモの幹部らを呼んで、直接説明を受けることも検討しているということです。 この問題をめぐって、金融庁は、銀行や信用金庫など預金を取り扱うすべての金融機関に対し、不正な引き出しが起きていないか確認を求めていて、
2020年9月7日から全国の地方銀行を中心に「ドコモ口座」からの不正な預金引き出し被害の報告が相次いでいる。ドコモユーザーでなくとも被害にあう可能性があり、被害規模も現時点では不明だ。セキュリティ専門家の徳丸 浩氏(EGセキュアソリューションズ 代表取締役)に、今起きていること、今できることを聞いた。 これは「金融テロ」か? ドコモ口座で何が起きているのか ――まず、今問題になっている「ドコモ口座」事件、現時点で何が起きているのでしょうか 徳丸氏: 狙われたのは「ドコモ口座と連携できる地銀の口座を持つ、ドコモ口座を利用していないユーザー」です。現時点ではほとんどの銀行が連携を停止しているため、利用者ができることはあまり多くありません。口座の残高を確認して自分が被害に遭っていないかを確認する程度になるでしょう。 ――第一報では「地方銀行が狙われた」ことが注目を集めました。ゆうちょ銀行やメガバ
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お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ Tweet ドコモ口座への銀行口座の新規登録における対策強化について <2020年9月9日> 一部の銀行において、ドコモ口座を利用した不正利用が発生していることを受け、9月10日(木曜)から、ドコモ口座における銀行口座(35行)の新規登録を当面停止いたします。 本不正利用は、第三者が銀行口座番号やキャッシュカードの暗証番号等を不正に入手し、ドコモ口座に銀行口座を新規に登録することで発生しておりました。お客さまに、より安心・安全にご利用いただくため、本人確認をオンライン本人確認システム(eKYC)で確実に行う対策を講じた上で、再開時期を検討いたします。加えて、更なるセキュリティ強化に向け、SMS認証も導入いたします。 こ
NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」の不正預金引き出し問題で、ドコモは10日、被害者に全額補償する方向で銀行と協議すると明らかにした。
電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて各地の銀行で預金が不正に引き出された問題で、これまでに確認された被害は34件、合わせておよそ1000万円に上ることがわかりました。NTTドコモは被害を受けた人への補償について、各銀行と協議することにしています。 関係者によりますと、9日までに確認された被害は34件、被害金額は合わせておよそ1000万円に上ることがわかりました。 なかには、合わせて60万円を引き出された人もいるということで、NTTドコモは被害を受けた人への補償について各銀行と協議することにしています。 また、NTTドコモは10日からドコモ口座への新たな登録を全面的に停止しました。 今回の不正引き出しにつながったとみられるドコモ口座を開設する際のなりすましを防ぐため、アプリで利用者の顔写真と、運転免許証などを送ってもらうなど本人確認を強化する対策を取ったうえで、再開の時期を検討するとして
この指摘が的を射ていると思った。そもそも口座振替って誰にでも振替先となる(自動引き落しさせる)のを認めるものじゃないのでは?公共料金だったりクレジットカードだったり、学会の年会費にも使えたりするが、それなりの組織を介した口座振替依… https://t.co/U2z1Q6da8v
昨今、ドコモ口座サービスを不正に利用した銀行預金の不正引き出しが話題になっているので調べた事をメモ。 TL;DR ・一部銀行でのWeb口座振替サービスでの本人認証が不十分。 (口座番号+暗証番号+生年月日の組み合わせで口座振替サービスに登録可) 大手銀行のWeb口座振替サービスの認証方法について いずれの銀行もインターネットバンキング(IB)のID・パスワード・OTP(ワンタイムパスワード)を用いたログインに対応していますが、IBの利用開始手続きを行っていない場合の認証方法は下記の通りになります。 銀行名 認証方法 備考 三菱UFJ銀行 口座番号+暗証番号+生年月日+OTP 公式ページ OTP未発行の場合手続き不可。 みずほ銀行 口座番号+暗証番号+生年月日 +口座の残高 公式ページ 三井住友銀行 口座番号+暗証番号+OTP 公式ページ OTP未発行の場合手続き不可。 一部取引を除きSMB
NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」で提携する銀行口座から不正に預金が引き出された問題で、2019年5月にも同様の不正被害があったことが9日、明らかになった。ドコモはその後も本人確認を厳格化する対応をとっていなかった。今回の問題では本人確認の甘さが指摘されており、過去の教訓が生かされなかった可能性がある。 ドコモなどによると、19年5月、提携を開始したりそな銀行の口座からドコモ口座に不正な入金が確認された。何者かが預金者になりすまし、銀行の口座番号や暗証番号を使って銀行口座から預金を引き出したとみられ、今回の問題と同じ手口だった。多額の被害が出たのを受けて、ドコモとりそなは同月中に銀行口座の新規登録を停止した。
「ドコモ口座」を開設していないのにもかかわらず、銀行の預金30万円を不正に引き出された宮城県内の女性が、NHKの取材に応じました。女性は「銀行やドコモにも被害を信じてもらえず、憤りを感じた」と話し、被害金額の補償を求めています。 被害に遭ったのは今月1日で、身に覚えのない出金がおよそ1分間のうちに4回立て続けに引き出され、それぞれ10万円、9万円、9万円、2万円の合わせて30万円の被害を受けたということです。 女性は今月2日に、口座の残高を銀行のアプリで確認して被害に気付いたということで、いずれも入金先はカタカナで「ドコモコウザ」と記録されていました。 女性は他社のスマートフォンを使っていて「ドコモ口座」のサービスは利用していませんでした。 女性が気付かないうちに何者かが「ドコモ口座」を登録し、悪用したとみられています。 女性は「ドコモ口座の存在も知らず、訳が分からないと思った。すごい技術
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