人材育成において、たびたび「社員に主体性がないこと」が課題として挙げられます。特に、新入社員の主体性のなさが課題となっている会社やチームも多いことでしょう。最近ではテレワーク・リモートワークといった働き方の変化によって、能動的に働ける人材が重視されています。目まぐるしく変化する環境に適応するためには、社員の主体性を高めることが重要です。今回は、主体性がある人とはどんな人なのか、主体性のある人とない人の違い、主体性を高めるために知っておくべきポイントについて解説します。 主体性とはなにか 主体性とは、「周囲の意見や第三者からの指示に頼らず、自分自身の考えを柱として問題に取り組む性質」を意味します。主体性がある人は、自分が何をすべきか、自分が動いた結果どのようなリスクが考えられるかを分析し、行動に移せることが特徴です。 主体性は、英語で「Independence」と表します。「独立」という意味