ウクライナのゼレンスキー大統領のポドリャク顧問はワグネルの主力部隊が集中するルハンシク州から集団離脱が起きるとは予想しないと指摘。「彼らは当初の任務と契約事項をまだ完了しておらず、新たな物資供給の見込みが立たない状況にあると私はみている」とブルームバーグとのインタビューで語った。 ロシア大統領府によれば、事態収拾に向けた取引の一環として、プリゴジン氏の隣国ベラルーシへの出国を認め、同氏とワグネル戦闘員に対する反乱罪での刑事訴追に向けた手続きを取り下げるとプーチン大統領が自ら保証したという。ロシアのペスコフ大統領報道官は「これ以上の犠牲を伴わず、緊張のレベルをさらに高めることなく、事態を収拾することができた」とコメントした。 プリゴジン氏がベラルーシに向かっていることを示す兆候は、現時点で見られない。また、プーチン大統領は24日のテレビ演説以降、公の場に姿を現していない。 ベラルーシのルカシ