トヨタ自動車は8日、2014年3月期の本業のもうけを示す連結営業利益が前期比36・3%増の1兆8千億円になるとの見通しを発表した。北米や東南アジアを中心に海外販売の好調が続くほか、昨年末からの円安が年間を通じて収益を押し上げると見込む。 【特集】企業決算2013 為替相場でさらに円安が進めば、リーマン・ショック前の08年3月期の過去最高益(2兆2703億円)を更新する可能性もある。 同時に発表した13年3月期決算は、売上高が前期比18・7%増の22兆641億円、営業利益が271・4%増の1兆3208億円、純利益が239・3%増の9621億円だった。国内事業を担う単体の営業損益は2421億円と、5年ぶりの黒字となった。 関連記事日本車、中国で鈍い回復 4月販売、日産除き軒並み減(5/8)〈ロイター〉トヨタ、4月の中国販売は前年比‐6.5%(5/6)〈ロイター〉トヨタ自動車が年初来高値、円