TOP アメリカの新しい心理療法(マインドフルネス心理療法)目次 第7章 行動活性化における行為の発見 第7章は、「行動活性化における行為の発見」である。1970年代に開始されたが、マインドフルネス、アクセプタンスをとりいれて復活した。大うつ病の治療法の一つとして期待されている。 行動活性化の修正・復活 行動活性化の療法は、主として、「大うつ病」に適用される。 「行動活性化(BA; Behavioral activation)という概念は、元々、1970年代前半のPeter Lewinsohn(1975)と彼の共同研究者たちによって、大うつ病性障害のための治療法として考案されたものであるこのアプローチは1980年代にはいったん勢いを失ったが、90年代後半、Jacobsonと彼の共同研究者の研究によりその勢力を取り戻した。」(217頁) 「行動活性化」は、うつ病には、認知療法や抗う
うつ病の治療というと、抗うつ剤などの薬物療法を思い浮かべる方は多いでしょう。 しかし、うつ病の治療法には薬物以外の方法もあります。代表的なのは、患者さんにお話してもらう中で心理的側面にアプローチしていく精神療法(カウンセリングなど)ですが、それ以外にも日常生活の中で前向きになるような生活習慣・行動に変えていくといった方法も有効です。 行動活性化療法という治療法があります。これは1970年代にうつ病に対する治療法として提唱された方法なのですが、当時はあまり流行らず最近になって見直されてきた治療法です。 行動活性化療法は、「行動」に焦点を当て、自分にとって精神が安定するような行動を探し、それを増やしていくことでうつ病の改善を目指します。 今日は、薬物以外のうつ病治療として行動活性化療法という治療法を紹介させていただきます。 1.行動活性化療法はどんな治療法なのか 行動活性化療法(BA:Beha
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