東京都知事選は元厚生労働相・舛添要一が前日弁連会長・宇都宮健児、元首相・細川護熙、元航空幕僚長・田母神俊雄らに大差をつけ、圧勝した。結果だけ見れば凡戦だったが、元首相・小泉純一郎が細川に加勢したことで一気に注目が集まり、舛添勝利を信じていた自民党も一瞬、ヒヤリとした。 しかし、この戦いを制したのは調査データを重視して候補者選びを進め、細川・小泉の動きをいち早く察知した官房長官・菅義偉と、菅と連携し選挙戦を指揮した自民党幹事長・石破茂だった。 独自調査と情報網で精度高まる自民党の世論分析 前東京都知事・猪瀬直樹が5000万円資金提供問題の責任を取って辞任したのが昨年12月19日。この日以降、自民党は週末ごとに党独自の世論調査を実施した。調査対象を普段より多い3000サンプルとし、調査した候補者は最初、14人だった。 昨年暮れの調査で前衆院議員の元宮崎県知事・東国原英夫が支持を失っていること、
日刊ゲンダイ本紙が7日報じた都知事選・舛添要一候補の選挙違反疑惑が市民団体の告発に発展した。 「市民連帯の会」(代表・三井環元大阪高検公安部長)は、個人演説会で来場者に「五輪バッジ」を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフを、公職選挙法違反(寄付の禁止)の容疑で、8日警視庁に告発状を送付したという。 告発状によると、今月5日、東京都町田市のホテルで開催された個人演説会で、舛添本人と受付スタッフ数人は約500人の来場者に対し、選挙用の法定ビラと一緒に東京五輪の特製バッジ(時価3000円相当)を配布して、同額を寄付したとしている。 公選法199条2の寄付行為の罰則は、1年以下の禁錮または30万円以下の罰金。舛添がたとえ都知事になったとしても、猪瀬同様、公選法違反容疑で追及される可能性が出てきた。
選挙戦の状況を、出来るだけオブザベーションだけでまとめてみた。 1)『まず、「細川・小泉」でなければ勝てない』とマスコミまで上手に使ってキャンペーンしたところから、小泉劇場2回目は始まっていた。この言葉自体根拠が無い。前回の得票数等、民主党降ろしの暴風の中だし、贔屓目で言うと、良くあの中で無名候補が100万票近く取ったなと言う感じ。 2)その上で「反原発」以外の政策は明らかにせず、選択の情報を与えなかった。人々は、『「反原発」の為に、勝てる候補に入れないといけない』と、熱に浮かされたようになった。少し前までの「秘密保護法反対」や「ブラック企業」、「改憲解釈による集団的自衛権の広域化」の議論を封じた 3)さらに、「細川・小泉」との外部からの連絡をシャットダウンした。小泉氏得意の「ワン・イシュー」(二択)の状況を、反原発勢力の中に作り出してしまった。(このあたりで、状況のおかしさに気づいても良
都知事選初日、全候補者のうち最も街頭演説の数をこなしたのは、自公両党が支援する舛添要一(65)だ。 「厚労相だった経験を生かし、世界一の福祉都市にする。皆さんで東京を世界一の都市にしませんか」と、JR新宿駅西口で第一声を張り上げると、吉祥寺、銀座、築地など都内7カ所を走り回った。 舛添選対も「17日間の選挙戦を常にこのペースで、できる限り多くの地域を回らせたい」と、気合十分。さすがは3度の結婚、2人の愛人、婚外子2人を含めて5人の子供をもうけたタフガイだ。超ハイペース演説も「絶倫政治学者」と称されるご仁の体力をもってすれば、へっちゃらだろうが、舛添を乗せる選挙カーには、ある「特徴」がある。 選挙カーに同乗する運動員は青いジャンパーでそろえた若い男性ばかり。候補者の名前を連呼する「ウグイス嬢」が1人も乗っていないのだ。 かつて大阪の横山ノック元府知事は、ウグイス嬢のお股を触って有罪判
淡々と日々の暮らしを立てるために働き続け、木々の緑、雨音、枯れ枝に架かる雪を密かに楽しむ。 老いては老いを楽しみ、若者の成長に目を細め、良い人生だったと感謝しつつ旅立つ。 こんな当たり前の人生が許されない世にはして欲しくありません。 アクセスの多い記事 (平成21年6月14日現在) 日本はなぜ負債大国になったか (47309) 日本の核兵器製造能力 (39298) 経団連が消費税に“固執”するわけ (27493) 『世界同時大不況』を歓呼の声で迎える人たち (26841) オーストラリア 干ばつで穀物輸入 (26436) 「日本の財政は危機的」はガセ (21487) アメリカはいかにして日本を滅ぽしたか (17284) 「年金問題」の本質 (13294) 国保崩壊 (12459) 「米国の「デフォルト宣言」→新世界通貨体制」 (12396) 今日の世界経済を理解するために (12308)
2月9日投開票の東京都知事選に立候補を予定している元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)が1月22日、東京の日本記者クラブで記者会見を開いた。発言内容は以下の通り。
2013年12月28日に文京区民センターで開かれた「ピンチを希望に変える!Talk Talk Talk!!」集会での、 宇都宮けんじさんの講演です。 新しい市民運動の連帯、民主主義運動をつくる みなさんこんにちは。 今日の私の講演のタイトルは「新たな連帯と民主主義実現運動の必要性」ですが、都知事選が迫っていますので、それと絡めたお話をさせていただきたいと思います。 今日の主催である「民主主義社会に秘密保護法はいらない!」実行委員会は、昨年の都知事選でのいろいろな市民運動のつながりを生かして、恒常的な市民運動、民主主義を日本の社会に実現する運動をつくろうと呼びかけた集まりです。12月1日に「民主主義社会に秘密保護法はいらない!」という集会を開き、大変な盛り上がりで、会場定員270名のところ330名の方に参加いただきました。 この集会では、秘密保護法は民主主義社会を窒息させる法律である
もう1年が過ぎた。 「東京なのに宇都宮♪弁護士なのにケンジ♪」 あの宇都宮健児さんがもう一度都知事選に立候補して下さるというのを聞いて、感謝の気持ちでいっぱいです。 毎日新聞は今朝すでに出馬に関しての記事を書いていました。 今日の宇都宮健児さんの講演内容を 一言一言、「そうだ そうだ」とうなずきながら文字起こししました。 都知事選:宇都宮氏出馬へ 「後出しジャンケンしない」 毎日新聞 2013年12月28日 07時00分 猪瀬直樹氏の辞職に伴う東京都知事選(来年1月23日告示、2月9日投開票)に、 前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)が無所属で立候補する意向を固めた。 28日の市民団体の集会で出馬表明する。 次点だった前回2012年に続く挑戦で、 特定秘密保護法制定など安倍政権の姿勢を批判しつつ、脱原発や格差是正を訴える。 五輪は無駄を省いて準備を進めるとしている。 宇都宮氏は、毎
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