5月7日のNHK日曜討論「いま話し合おう 子ども・若者とお金」では、小倉こども政策担当大臣と、社会保障を専門とする大学教授や、子育てや若者の問題に取り組むNPOの関係者などが、少子化対策について議論を交わした。 放送後、論者の一人として番組に出演していたある大学院生の発言にSNS上で大きな注目が集まっている。中には、「大臣よりも現状を理解している」「忖度なしの意見が爽快だった」といった意見が多数見られた。彼女の発言を切り取った動画は、SNS上で1000万回以上再生されている。 注目を集めたのは、NPO法人POSSEで奨学金問題など若者の貧困問題に取り組む、一橋大学院生の岩本菜々さんだ。日々の相談活動から見えた現場の実態をもとに、小倉大臣を前に若者の貧困の現状を訴え、討論を挑んだ。 彼女が述べた意見とはどのようなもので、なぜ「一人の大学院生」の発言が、これほどまでに反響が寄せられたのか。日曜
去年10月に発売されたライター高島鈴さんの初単著『布団の中から蜂起せよ―アナーカ・フェミニズムのための断章』(人文書院)。『紀伊國屋じんぶん大賞2023 読者と選ぶ人文書ベスト30』の1位に選出され、韓国語版の発行が決まるなど反響を呼んでいる。 国家や家父長制、資本主義、ルッキズムに異議を唱え、あらゆる権力に抗うことの必要性を説く本書は、読者を鼓舞し、脈打つような言葉にあふれている。とはいえ高島さんは、「布団から起き上がることができなくても、世界は変えられる」とも語りかける。元気がなくても、身体を動かすことができなくても、この社会に抗うことはできる。生存すること自体が、すでに抵抗だと――。 「弱いままでも生きていくことをまず肯定したい」と話す高島さんに、本書を上梓した理由や、「生存は抵抗」というスローガンにどんな思いを込めたのか、インタビューで聞いた。 CINRAの創設20年を記念して、過
by nexusplexus 「ウェブをこのままにしておくと、非常に多くの問題が発生します。物事が好転しなければデジタル・ディストピアが実現する可能性があり、『ウェブの10年計画』ではなく『今すぐウェブを変えること』が必要です」必要です」と懸念を示す“ウェブの父”ティム・バーナーズ=リー氏が、フェイクニュースやプライバシー侵害にあふれたデジタル・ディストピアからウェブと人類の未来を守るための世界規模のアクションプランを発表しました。 Homepage - Contract for the Web https://contractfortheweb.org/ Tim Berners-Lee unveils global plan to save the web | Technology | The Guardian https://www.theguardian.com/technology
2012年の秋ごろだった。親しくしていた自民党の議員とお酒を飲んだ席で、こんなことを言われた。「横浜でオープンデータは絶対に実現しませんよ。議会において弱小政党である、みんなの党(当時、第4会派)がオープンデータに取り組む限り、私たちは全力で潰しますから」。わかりやすく言えば、「弱小政党が目新しい政策を主張したって誰も見向きもしないし、仮に取り組むべきテーマだったとしても、弱小政党に言われて始めるわけにはいかない」という意味だったと思う。「あぁ、そういうものなのか」と思いつつも、「オープンデータの取り組みは世界的な潮流だし、議会の中のそういうプライドで止められるようなものではないと思うけどなぁ」と切り返したのを、今でもはっきりと覚えている。 この件は、2013年に書いた自身のブログ「オープンデータはキャズムを超えるか?」でも、議会の1つの体質を表す逸話として紹介した。オープンデータは、そん
——例えば、アメリカ社会はトランプ氏を次の大統領に選びましたね。これも変化を求めているということでしょうか。あるいは、単に対抗したリベラル側の問題もあったと思いますが…… 2つの問いはつながっていると思います。これはあとで議論することになる、日本でもトランプ現象が起きるかどうか、という問題にもつながるので、丁寧にみておきましょう。 トランプの特徴は、支持しているということが、なにか恥ずかしい、あるいは公言したくないと思うような大統領候補だったということです。だいたい、誰も本当に勝つなんて思っていなかった。 本音トークを重ねて、人種差別や女性差別の発言を振りまく。政策はたいしたものはない。それでも、メッセージが特定の層には刺さった。それがどういう層なのか。逆に刺さらなかった層をみればいいんですね。 トランプのメッセージが刺さらなかった代表的な層は、メディア、特にリベラル系のメディアですよね。
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