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ブックマーク / prmagazine.bunka.go.jp (2)

  • 「地域」のための博物館―企画課の活動― - いきいきミュージアム ~エデュケーションの視点から~ - 文化庁広報誌 ぶんかる

    当館では,基幹資料である旧土佐藩主山内家伝来の資料を扱う学芸課に加え,3年前に地域連携を担当する企画課を設置しました。過疎高齢化が急速に進む高知県では,深刻な課題の一つに歴史文化の継承問題があります。この現在的課題に対応できる博物館でありたいとの思いからの企画課設置でした。ここでは,その事業の中から,「歴史資料保存相談窓口」と「地域記録集」を紹介します。 「歴史資料保存相談窓口」は,相談があれば早速に現地を訪れ,保存方法,用具紹介から目録の作成まで,時と場合に応じてあらゆる協力を行う機動部隊です。戦前の役場文書の目録作成,神社の土蔵整理,お堂の経典手入れや家伝来の系図修理など,持ち込まれる内容は様々ですが,それが歴史資料であれば内容のいかんにかかわらず,最大の手立てを尽くすというのが相談窓口の姿勢です。緊急を要する場合には,資料の一時預かりを行うこともあります。

    「地域」のための博物館―企画課の活動― - いきいきミュージアム ~エデュケーションの視点から~ - 文化庁広報誌 ぶんかる
    egamiday2009
    egamiday2009 2015/11/23
    「資料を扱う学芸課に加え,3年前に地域連携を担当する企画課を設置」
  • 特別展覧会「桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち」 - 文化財のトビラ - 文化庁広報誌 ぶんかる

    慶長5年(1600)に勃発(ぼっぱつ)した関ヶ原の合戦。豊臣から徳川へと天下の趨勢(すうせい)が傾いたこの出来事以降,武士はもとより,絵師もまた,生き残りをかけた戦いを繰り広げました。特に権力者層と密接に関わってきた狩野派にとってこの時期は,棟梁(とうりょう)・永徳(えいとく)の死や,ライバル・長谷川等伯(はせがわとうはく)の台頭(たいとう)など,一門にとって最も苦しく,また難しい判断を下さなければならない激動の時代でした。頼るべき権力者を読み誤ることは,そのまま自派の滅亡へと繋(つな)がりかねなかったといえましょう。 そうした極限の状況下で,狩野派は画期的な策に打って出ました。すなわち,世にいう三面作戦です。例えば,豊臣には門弟の山楽(さんらく)や内膳(ないぜん),徳川には長信(ながのぶ)(永徳の弟)を,更に朝廷には宮廷絵所預(きゅうていえどころあずかり)の地位についた孝信(たかのぶ)(

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