Institut français de recherche sur le Japon à la Maison franco-japonaise (Umifre 19, MEAE-CNRS) Langue:JA / FR
調査研究本部主任研究員 堀井 宏悦 東京の下町・墨田区の都立公園の一角にある東京都復興記念館で、館内展示のリニューアルが進められている。 時の流れの中で古びた震災資料 下町を中心に多くの人命を奪った関東大震災の惨禍を語り伝えるために記念館は発生の8年後の昭和6年に竣工し、現在展示されている震災資料は約500点を数える。被災状況を伝えようと震災直後に描かれた絵画や撮影された写真、被災者支援活動の記録の数々、大地震後の大火を逃れた子供たちが震災後の生活を描きつづった絵や作文・・・。 貴重な品々は、しかし、第2次世界大戦、戦後復興から高度経済成長、そして今にいたる約80年の時の流れの中で古び、一部に旧仮名遣いが残るような説明書きは大震災をこれから学ぼうとする人たちには、いささかわかりにくくなってしまった。 所蔵品の埃(ほこり)をぬぐって補修を施すとともに、子供たちにもわかる形にしていこうというの
世界20カ国を巡回する「東日本大震災の直後建築家はどう対応したか」展のキックオフ展示が東北大学の片平キャンパス、KATAHIRA-10で開催されます。 五十嵐太郎企画監修、国際交流基金と東北大学主催によるこの展示は、世界最大規模の震災関連の国際巡回展で、国内では仙台でのみ開催されます。 3月2日から18日の会期中、計4回の関連イベントが開催され、五十嵐研の学生も実行委員として企画に関わっています。 詳細は添付のDMをご参照ください。(クリックで拡大します)
東日本大震災でがれきの中から見つかった文化財を紹介する「震災からよみがえった東北の文化財展」が都立中央図書館(港区南麻布)で開かれている。岩手県陸前高田、大船渡、釜石、宮古など七市町の約八十点を展示している。十一日まで。 三陸地方の博物館などでは、地震や津波で多数の文化財が壊れたり流されたりした。陸前高田市立博物館にあった縄文時代の人面付き石棒や、江戸時代末期から昭和三十年代にかけて紙粘土で作られた郷土人形の高田人形を展示。石棒は同館の人気展示品だったが、津波で流され、がれきの中から捜し出された。高田人形は、ほかの約八十体が海水で溶けてしまった中で、一体だけがポリ袋に入れられていて助かった。同市海と貝のミュージアムの玄関を飾っていた世界最大級のオオジャコガイは、片方が津波で流され、片方だけが展示された。
ルーブル美術館 東北で特別展 1月26日 19時2分 フランスのルーブル美術館は、東日本大震災で被災した人たちを芸術を通じて励ましたいと、美術館が所蔵する彫刻や絵画などを展示する特別展を、岩手・宮城・福島の3県で、ことし4月から開くことになりました。 東北地方での特別展は、ルーブル美術館が、大震災の被災者のために芸術を通じた支援がしたいと、日本の関係者に打診したのがきっかけで実現することになったものです。ルーブル美術館の特別展は、ことし4月から9月にかけて、岩手、宮城、福島にある県立美術館で開かれ、▽古代メソポタミア文明時代の母親と乳飲み子のレリーフや、▽聖母マリアなどが描かれた中世ヨーロッパの絵画などルーブル美術館が所蔵する20点余りが展示されるということです。東京のフランス大使館で行われた記者会見では、特別展の責任者がルーブル美術館の館長からのメッセージを紹介し、「非常に厳しい状況が続
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