本記事は日経コンピュータ7月5日号からの抜粋です。そのため図や表が一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。本「特集」の全文をお読みいただける【無料】サンプル版を差し上げます。お申込みはこちらでお受けしています。 なお本号のご購入はバックナンバーをご利用ください。 数十年かけて整備してきた約2000種類もの業務システムを、半分以下の700~800種類に減らす──。物流のグローバルサービスを推進する日本通運は、同社初となるシステムの“ダイエット”プロジェクトを推進中だ。 「活用できていない無駄なシステム、つまり“体脂肪”をそぎ落とす。これによって生まれたリソース(人や予算)を、企業の“筋肉”となる新しいシステム整備に投入する。システムを絞り込むことで、会社の機動力はぐんとアップする」。日本通運の野口雄志IT推進部長は、プロジェクトの狙いをこう語る。 日本通運は2012年3月、プロジェ