印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 本特集「標準化プロセスの現場から」では、ITジャーナリストの海上忍氏が、数々の標準化プロセスに携わった国際大学フェローの村田真氏に、標準化の実情に関する話を聞く。本稿は第1回「出席者が居眠りしていても標準化される規格」、第2回「標準化の国際的な現場とは」に続くインタビュー。(編集部) “標準化”の現場で日本のプレゼンスは低下傾向に 海上:村田さんが活動されているXML関連の分野において、今後日本の置かれる立場はどうなると見通されますか? 村田:ひとつ確実に言えることは、国際間での標準化作業における日本のプレゼンスは低下傾向にあるということです。しかし、その一方で韓国や台湾、中国といったアジアの国々が存在感を増しつつある。私の目が黒いうち