2013年8月21日~23日の3日間にわたって、神奈川県のパシフィコ横浜にて開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2013」。ここでは海外における問題表現をテーマにしたセッション「異文化理解 -世界にうってでる時に知っておくべき事柄/人種、宗教、政治、セックス、暴力-」の内容をお届けしよう。 海外での展開を視野に入れたゲームを制作する際、意図せずに海外のルールやタブーを犯してしまうことがままある。特に「人種差別」や「宗教の尊厳」などは、日本ではなじみが薄いが海外では非常にデリケートな問題で、大きなトラブルになる危険性をはらんでいる。 本セッションでは、バンダイナムコスタジオ海外コンテンツ制作部の兵藤岳史氏が「人種」「宗教」「ポルノ」「暴力」など問題となりがちなテーマについて、過去にトラブルとなった事例を紹介。それらの何が問題とされたのか、どこに注意すべきなのか解説した。 さ