1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部、京都大学経営管理大学院(修士)卒業。 大学卒業後、貿易商社にてカナダ・オーストラリアの資源輸入業務に従事。その後国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立。戦略論や企業史を分析し、負ける組織と勝てる組織の違いを追究しながら、失敗の構造から新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークとしている。わかりやすく解説する講演、研修は好評を博しており、顧問先にはオリコン顧客満足度ランキングで1位を獲得した企業や、特定業界での国内シェアNo.1企業など多数。主な著書に『「超」入門 失敗の本質』『「超」入門 学問のすすめ』『戦略の教室』『戦略は歴史から学べ』『実践版 孫子の兵法』『実践版 三国志』『最強のリーダー育成書 君主論』『3000年の英知に学ぶリーダーの教科書』などがある。 「超」入門 空気の研究 佐藤優氏推薦!!「日本型組織の病理がわ
集団浅慮とは、集団が持つ圧力(同調圧力等)によって、その集団で考えていることに対しての判断能力が損なわれ、本来は好ましくない結論を出してしまう傾向。集団思考(Group Think)ともいう。 通常、集団で考えることによって、一人で考える時よりも優れたアイデアや結論が出ることが期待される。しかし、現実では、集団浅慮という逆の現象がしばしば起こる。心理学者アーヴィング・ジャニス氏は、集団凝集性が高い、外部からのプレッシャーが強い、閉鎖性・秘密性が高い、強いリーダーや専門家の存在等、いくつかの条件が重なった時に集団浅慮が発生しやすいと指摘している。 集団浅慮によって、集団極性化と呼ばれる現象が起こり得ることにも注意したい。集団で討議した結果、極端に過激ないしは危険性の高い結論に振れるリスキーシフト、極端に慎重な結論に振れるコーシャスシフトというものだ。 その内、リスキーシフトの代表的な事例とし
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