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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo (5)

  • さらばOS/2について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    スラド経由で知りましたが、ついに日IBMのWebサイトのOS/2のページがこういう状態になりました。実は自分はIBMの中の人だったころに、フロリダ州ボカラトンの研究所でちょこっとOS/2の仕事をしてたこともあるので感慨深いものがあります。Warpになる前の初代OS/2のころです。 もう20年以上前のことなので書いてしまいますが、この時期のIBMのPC事業戦略はひどいものでした。初代IBM-PC歴史的成功を収めましたが、これは当時のPC事業部が社内ベンチャー的に自由に動けていた結果です。PCが思ったよりも大きなビジネスになると知った経営陣がPCをIBMの全社的な枠組みの中に持ってこようとしたとたんに、官僚主義の弊害が出て、とんでもないことになってしまったわけです。失敗要因として大きいのは、以下の点だったと思います。 PCアーキテクチャのクローズド化戦略 OS/2は旧PCアーキテクチャでも

    さらばOS/2について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroomi
    hiroomi 2019/04/25
    “なぜかIBMは中途半端で製品寿命も短かった80286にこだわってしまいました。”選んじゃったら最後。多様性政策取らないとな。
  • ワープロ専用機が復活するのもありかなと思う:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    5日のエントリーでちょっとだけ盛り上がってる「十徳ナイフvs専用ツール」の議論ですが、エンタープライズ・システムの世界では昔からある「統合ソリューションvsBoB(Best of Breed)」の議論に似てると思います。 要するに、ひとつのベンダーの機能豊富なパッケージ製品で全部統一してしまうのと、個々の用途(たとえばCRMなど)ごとに最善の製品を入れていくのとどっちが良いかと言う議論です。当然、前者なら統合の手間は省ける代わりに機能的には自社のニーズと完全マッチとはいかない場合があり、後者の場合には個々の機能はベストなんだけど、設計思想が統一されないので、別途統合のための負荷がかかるということですね。どちらが良いかという話ではなく、それぞれの会社の状況や市場の環境に応じてトレードオフしていくべき論点です。また諸条件は時とともに変わっていきますから、ある時点での最適解が1年後にはそうでなく

    ワープロ専用機が復活するのもありかなと思う:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • クラウドコンピューティングは安上がりではない:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    「低価格」のクラウド・ストレージ・サービスとしてメジャーなAmazonのS3(Simple Storage Service)ですが、現時点における料金はストレージ1GBあたり月額15セント、つまり約15円です。安いようですが、1TBのデータを1ヶ月保管すると15000円、これ以外にデータ転送料に応じた料金がかかります。1TBのベアドライブの価格が1万円を割っていることを考えると決して安くはありません。 もう少し公平な比較として、1TBのエンタープライズ・ストレージについて考えます。構成によって容量あたり単価は大きく変わりますが、1TBあたり20万円とすればそれほど大きくはずれないでしょう。ハードウェア価格はTCOの30%程度という経験則を使ってTCO(総合保有コスト)を推定すると60万円。ライフサイクルを5年とすると月額10000円です。転送料金不要であることを考えれば、クラウドを使うより

    クラウドコンピューティングは安上がりではない:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroomi
    hiroomi 2011/05/27
  • 【徹底討論!?】SaaSとASPはどこが違うのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    今、某誌向けにSaaS("Software as a Service")の記事を書いてます。現状のSaaSの定義は、「アプリケーション・ソフトウェアをユーザーが自分のシステムに導入して使うのではなくて、ソフトウェア・ベンダーが所有するインフラで稼働してもらって機能だけをネット経由で使うモデル」という感じでしょう。そうなりますと、SaaSとASPモデルはどこが違うのという話になります。 ネット上で「SaaSとASPはここが違うんだ」という意見をサーチすればするほど、私的には「やっぱり同じでは」と思えてしまいます。たとえば、 1.ネットコストの違い: 昔のASPは通信費が高かったが、SaaSは高速回線を安価に使用できる(参照記事) これは利用環境が変わったというだけで、特に質的な違いではないのでは? 2.ホスティング方式の違い: ASPではシングルテナント(1サーバ=1ユーザー)が普通だった

    【徹底討論!?】SaaSとASPはどこが違うのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroomi
    hiroomi 2006/07/04
    ネット上で「SaaSとASPはここが違うんだ」という意見をサーチすればするほど、私的には「やっぱり同じでは」と思えてしまいます。
  • 脆すぎないか東証のシステム:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨日の仕事の最中にYahoo!のトップ画面を見ていたら、「東証」、「取引停止」という文字がちらっと見えたので、「あー、やっぱりライブドア取引停止なんだなー」と思っていたら、何と全銘柄取り引き停止だったということで、膝から崩れ落ちました。 約定が日に450万件を越えるとシステムがパンクするということで、敢えて停止したわけですが、これは計画外停止ということでシステム障害と同格ですね。メインフレームの超ハイエンドOLTPですと毎秒1000トランザクションくらいは処理できるので、1時間強で処理できるトランザクション量ですから、ちょっと東証システム容量に余裕がなさ過ぎという印象です。約定の処理は、銀行の預金オンライン処理やや飛行機の予約処理と比較して、より複雑なロジックがからむので大変だという話を聞いたことがありますが、それでも純然たるOLTPではなく、ディレイド・オンラインなのでシステム的には楽な

    脆すぎないか東証のシステム:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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