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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (21)

  • 【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon Kindle版もあります。 NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon 全国の自治体1392カ所を独自調査 話題の「NHKスペシャル」待望の新書化! 長年にわたるひきこもりの果てに、命を落とす――。 いわゆる「ひきこもり死」が全国に広がっている。 いま、日には推計61万人もの「中高年ひきこもり」の人たちがいるとされる。 高齢の親が亡くなった後、生きる術を失った「子」が衰弱死するという事態を、どうしたら回避できるのか? 2020年11月にオンエアされ大きな反響を集めた NHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作陣が書き下ろす、渾身のルポ。 このルポを読んでいて、僕はなんと

    【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2021/12/13
  • 【読書感想】ルポ ひきこもり未満: レールから外れた人たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルポ ひきこもり未満: レールから外れた人たち (集英社新書) 作者: 池上正樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/09/14メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 ルポ ひきこもり未満 レールから外れた人たち (集英社新書) 作者: 池上正樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/10/19メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 派遣業務の雇い止め、両親の多重債務、高学歴が仇となった就職活動、親の支配欲…。年齢も立場も、きっかけも様々な彼らに共通するのは、社会から隔絶されて行き場を失ってしまった現状である。たまたま不幸だったから?性格がそうさせているから?否。決して他人事ではない「社会的孤立者」たちの状況を、寄り添いながら詳細にリポート。現代社会の宿痾を暴き出し、解決の道筋を探る。制度と人

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    hiroomi 2018/10/31
  • 【読書感想】テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム 作者: ダン・アッカーマン,小林啓倫出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2017/11/01メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 内容説明 冷戦終結間際の1989年2月。日で小さなゲーム会社を営むヘンク・ロジャースがモスクワに降り立った。そのあとを追うように、さらに2人の西側諸国の人間がモスクワへと入った。目的はただひとつ。それはソ連政府の管理下にあるテクノロジーで、当時すでに世界中の人々に途方もない影響を与えていた代物―「テトリス」。開発からライセンス争奪戦、ゲームボーイでの大ヒットまで、綿密な取材に基づいて描く、伝説的ゲームの驚きの実話。 『テトリス』をはじめて見たときの率直な印象は、「こんな、すぐに誰にでもつくれそうなゲームが、なんで大ヒットしているんだ?」というものでした。 僕が『テトリス』を知ったのはセガのアー

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    hiroomi 2017/11/28
  • 【読書感想】サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠 作者: ジリアンテット,Gillian Tett,土方奈美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/02/24メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る Kindle版もあります。 サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠 (文春e-book) 作者: ジリアン・テット出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/02/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 複雑化する社会に対応するために、組織が細分化、孤立化することを「サイロ」と呼ぶ。 世界の金融システムがメルトダウンし、デジタル版ウォークマンの覇権をめぐる戦いでソニーがアップルに完敗し、ニューヨーク市役所が効率的に市民サービスを提供できない背景には、共通の原因「サイロ」がある。 文化人類学者という特異な経歴を持つ、フィナンシャル・タイム

    【読書感想】サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2016/04/26
    "おそらく、「それぞれの製品に、それぞれのニーズがある」あるいは、「ユーザーがいちばん欲しいものを選んで、淘汰してくれるだろう」と"前者は当事者としてありそう。後者は後付でしかなさそ。
  • 【読書感想】僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing) 作者: 古川享出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2016/01/29メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります(2016年2月3日現在セール中で、599円!) 僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing) 作者: 古川享出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2015/12/11メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る 内容紹介 書は、古川享がアスキーに入社した頃のパソコン黎明期から、マイクロソフトの日法人であるマイクロソフト株式会社設立の過程、MS-DOSから現在のWindowsに至るパソコンのOS(基ソフト)がデファクトスタンダードになる過程、日のパソコンの標準マシンであったNECの98シ

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    hiroomi 2016/02/03
  • 【読書感想】創価学会と平和主義 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    創価学会と平和主義 (朝日新書) 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/10/10メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 公明党が賛成した集団的自衛権。しかしそれは“名ばかり”のものにすぎない。閣議決定を骨抜きにしたのは、創価学会の平和主義だった。「公明党」「創価学会」と聞いた瞬間、思考停止してしまう人が多いが、目を凝らしてよく見てみよう。はたして、その「平和主義」は物か?組織の論理と「池田大作」の思想に、知の怪物が迫る。 宗教がらみ、それも「創価学会」となると、この新書を手にとるのも、ちょっと身構えてしまうところがあるのです。 これをレジに持っていったら、「ああ、学会員の人なのか」と思われてしまうのではないか、とか。 僕は創価学会員ではありません。周囲にも熱心な学会員は(認識している範囲では)いません。

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    hiroomi 2014/11/20
  • なぜ、Amazonで本を買わないの? - 琥珀色の戯言

    参考リンク:消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も− 毎日jp(毎日新聞) この記事を読んで、ずっと考えていたんですよね、「リアル書店は、どうすれば生き残れるんだろうか?」って。 なんのかんの言っても、僕は「屋さん」が大好きなので。 でも、「値段も同じで、配達してくれて、品揃えもよければ、Amazonで買うよね」と言われると「まあそうですよね」としか言いようがないのも事実ではあります。 都会には巨大な新刊書店がたくさんあるけれど、人口数万人レベルの地方都市では、TSUTAYAが最大の新刊書店、なんていうことも少なくありません。 リアル書店も時代とともに変遷しつづけているのです。 村上春樹の『ノルウェイの森』は1970年くらいの話なのですが、その時代、僕が生まれたくらいの時点で、すでに「商店街の小規模家族経営書店」の経営が厳しくなっていることが描かれています(ミドリの実家のこと)

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    hiroomi 2013/10/26
  • 【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言

    (株)貧困大国アメリカ (岩波新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/28メディア: 新書この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 1% vs 99%の構図が世界に広がる中、元のアメリカでは驚愕の事態が進行中。それは人々の卓、街、政治、司法、メディア、人々の暮らしを、音もなくじわじわと蝕んでゆく。あらゆるものが巨大企業にのまれ、株式会社化が加速する世界、果たして国民は主権を取り戻せるのか!? 日の近未来を予言する、大反響シリーズ待望の完結編。 堤未果さんの『貧困大陸アメリカ』シリーズの最新作(完結編だそうです)。 この新書を読んでいる途中で、「あーはいはい、そんな感じだよなー」と、特に驚くことすらなく、読み流している自分に気づき、愕然としました。 シリーズの第1作『貧困大陸アメリカ』を読んだときには、「自由の国」で行われている、「貧困

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    hiroomi 2013/07/10
  • 【読書感想】問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい 作者: 山田真哉出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/12メディア: 単行購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (7件) を見る 内容紹介 あのミリオンセラー著者が帰ってきた! 160万部突破の『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を始め、数々の会計や数字にまつわる著書で「一大会計ブーム」を巻き起こした山田真哉氏が、5年ぶりの新境地を開く! 書は、ビジネスパーソンに求められる「平社員会計学」の知識や、経営的なセンスを磨くために必要な「社長会計学」などの教養を、身近なエピソードを交えながら講義方式でわかりやすく解説。迫り来る「消費増税」後のビジネスや資産運用に役立つ知恵や情報が満載です! ●消費増税前に住宅や自動車などの高い買い物はするべきか? ●商店街の潰れそうで潰れない店に隠された非常に高い収益性の仕組み

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    hiroomi 2013/04/04
  • 【読書感想】日本が世界一「貧しい」国である件について ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    が世界一「貧しい」国である件について 作者: 谷真由美(@May_Roma)出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2013/03/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版です。僕はこちらで読みました。 日が世界一「貧しい」国である件について 作者: 谷真由美(@May_Roma)出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2013/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 ロンドン在住、元国連職員の著者が見た「日は世界でかわいそうな国だと思われている」という現実。若者の自殺、「社畜」的働き方、「人付き合い地獄」の社会、「みんなで不幸になろう」という足の引っ張り合い、グローバル人材なんて育つはずもないおかしな教育、何でも人任せで自分で考えない「クレクレ詐欺」。空気を読み過ぎて「セルフ洗脳」に陥

    【読書感想】日本が世界一「貧しい」国である件について ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2013/04/01
  • 「お通しいらないから代金引いて」 - 琥珀色の戯言

    お通しいらないから代金引いてって客が来たんだけど… (憂な昨日にパンチ 不安な明日にキック(2009-06-22)) ↑が、かなり興味深いエントリだったので、ご紹介しておきます。 先日は「よしもとばななvs居酒屋店長」が脚光を浴びていましたが、あの話の際には、「よしもとばななが悪い」「マナーを守れ」という声がネット上では多かったように思われます。 しかしながら、↑の場合には、「この店員も悪い」「この店員は客商売に向いていない」という反応が目立ちます。 ただ、僕が気になったのは、この「反応」の多くが、「この店員への個人攻撃」になってしまっていることなのです。 いやまあ、「どうしたいんですか?」っていうのは喧嘩売っているように聞こえなくもないけれど、それも語調によるでしょうし、このお客だって、「店のルールを乱している」という意味では、よしもとばななさんと似たようなものではないでしょうか。

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    hiroomi 2013/03/18
  • 【読書感想】統計学が最強の学問である ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    統計学が最強の学問である 作者: 西内啓出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/01/24メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 209回この商品を含むブログ (127件) を見る 統計学が最強の学問である 作者: 西内啓出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/01/28メディア: Kindle版購入: 9人 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。 どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。 「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。 書では最新の事例と研究結果をもとに、基礎知識を押さえたうえで統計学の主要6分

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    hiroomi 2013/02/07
  • 【読書感想】僕たちのゲーム史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    僕たちのゲーム史 (星海社新書) 作者: さやわか出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/26メディア: 新書購入: 16人 クリック: 271回この商品を含むブログ (36件) を見る 内容説明 書は、ゲームと共に生きてきた「僕たち」のためのです 僕たちの暮らしの中にゲームが登場して、30年ほどの時が流れました。書ではその歩みを辿ってゆきますが、ソフトの売り上げ、あるいはハード戦争といった事柄に重心を置いた記述はしていません。なぜなら、日ゲームは、「ボタンを押すと反応する」という基を巧みにアレンジしつつ、一方で「物語」との向き合い方を試行錯誤してきた歴史を持っているからです。このような視点でゲーム史を編むことで、「スーパーマリオのようなゲームはもう生まれないのか?」「最近のゲームはつまらなくなったのでは?」といったあなたの疑問にもお答えできるようになりました。さあ

    【読書感想】僕たちのゲーム史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2012/10/03
    「「気分転換の道具」みたいなもの」」場面転換、タバコもそうだったな。
  • 海洋堂は「ブラック企業」なのだろうか? - 琥珀色の戯言

    参考リンク:オタクを超えた精巧さ!大英博物館も認める技術集団:海洋堂社長 宮脇 修一(みやわき・しゅういち)氏(テレビ東京『カンブリア宮殿』2012年9月27日放送分) 海洋堂のフィギュアは僕も大好きなので、この番組、興味深く観ました。 (番組の概略は、上の「参考リンク」のページを見ていただければわかると思います) 僕はこの回を見ながら、海洋堂は「ブラック企業」なのだろうか?と、ずっと考えていたんですよね。 村上隆さんが海洋堂を「オタクのハプスブルグ家」と評していたのには笑ってしまったのですけど、海洋堂というのは、1軒の模型店に集まってきたマニアたちがつくってきた会社なのだそうです。 既存のモデルに飽き足らなくなったマニアたちが、「自分で自分を満足させられるモデルをつくる」ことからはじまり、同好の士たちが次第に集まってきて、いまの形になったのです。 いまでもマーケティングはせず、「他社より

    海洋堂は「ブラック企業」なのだろうか? - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2012/09/30
    このノリだと、請負にしても指揮命令が妙ぽさそ。何かのタイミングに質問だな。
  • 「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言

    「ねえ、今日どこにごはんべに行く?」 「どこでもいいよ」 「いや、僕は君が行きたいところに行くよ」 「私はどこでもいから、決めて」 「そんな遠慮しなくていいからさ」 「遠慮なんてしてないって」 「せっかく決めていいよって言ってるのに」 「だからこっちも好きにしていいよ、って言ってるじゃない!」 僕は優柔不断な人間なので、こういう会話をさんざんやってきました。 当に、人間って学ばない生き物ですよね。 とくに、「自分が良いことをしている」と思っている場合には。 夕の店を決めるときに、誰かと相談していて、なかなか店が決まらない。 こういうときの僕は「相手は何か希望を持っているのに、遠慮しているはず。心を引き出して、希望に沿ってあげなくては!」 と、勝手に考えていたのです。 相手の希望をきいてあげるのが「親切」であり、「紳士的な態度」なのだと。 でも、最近ようやくわかってきました。 こうい

    「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言
  • ネットと読書の共通点と相違点(1)〜「共感」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:ネットと読書 どちらがより有意義なのか? | ライフハックちゃんねる弐式 いま、僕が考えている「ネットと読書」についてのあれこれを、じっくり語ってみたいと思います。 僕は「ネットも読書も」かなりやっている(というか、「自分の時間」の大部分は、このどちらかをやっている)人間なのですが、両者には、2つの「共通して得られるもの」があるようです。 そのひとつめは、「共感」で、ふたつめは「情報」なのですが、今回はまず「共感」についての話をしていきます。 いやまあ、「共感」と「情報」のあいだには、クリアカットに線引きできるとは限らないケースもたくさんあるのですけどね。 読書とネットの大きな共通点は、「他人が何を考えていて、どんなふうに生きて(あるいは、生きさせられて)いるのか?」を知ることができることです。 ネット以前の時代に、僕たちがそれを知るためには、「を読む」か、「誰かの話を聞く」

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  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

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    hiroomi 2011/03/07
  • 「自殺や過労死するくらいなら仕事辞めろ」 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:過労死や自殺するくらいなら仕事辞めろよ こればかりは社畜の考えが分からん(アルファルファモザイク) 「自殺や過労死するくらいなら仕事辞めろ」 僕もそう思います。 ときにこの参考リンクに書かれているような「酷い職場」なら。 もし彼が、この支社長に「そのやり方には、ついていけません」と、ひとこと言えれば、少しは変わっていたのだろうか? でも、僕はこんなことも考えてしまうのです。 この支社長自身は、彼に特別に目をかけていて「使える社員」として鍛えていたつもりなのかもしれない、と。 もちろん、支社長の彼への扱いそのものは間違っているのですが、もし、彼がこの仕打ちに耐え抜いて出世すれば「若いころに支社長に鍛えられたおかげで、ここまで来ることができました」と言った可能性もあります。 「もう少しがんばれ」と「がんばりすぎるな」の境界はどこにあるのか? 僕には、それがよくわからないんですよ。

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    hiroomi 2011/01/27
    他人に選んでもらうのなら、自分で選べっては、他人任せか。なるべく小さく自分で選んだ方が身のためかな。それとは別に終身雇用でグレーゾーンの方も中にはいるけど。その人も周りも半殺し状態だな。
  • 「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「踊る大捜査線」は日映画の何を変えたのか (幻冬舎新書) 作者: 日映画専門チャンネル出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 一九九八年一〇月三一日、有楽町「日劇」は前日から徹夜で並ぶ何重もの行列に囲まれていた。「踊る大捜査線 THE MOVIE」公開。その日から日映画歴史は「踊る以前」と「踊る以後」に大きく画されることになる―物語構成、撮り方、宣伝方法、資金調達など、あらゆる面で日映画の伝統を打ち破った「踊る大捜査線」。なぜそのような作品が生まれたのか?それは日映画の進化なのか堕落なのか?「踊る」を知り尽くす一〇人の証言から、空前絶後のモンスターヒットの正体が初めて明らかになる。 目次 序 限りない愛と悔しさをこめて 第1章 不倒の興行収入は

    「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2010/10/30
    映倫が主にチェックするのは、セックスと暴力です。この二つはテレビには最初からないわけだから、ファミリーとしては安心でしょう。
  • 生活保護が危ない〜最後のセーフティーネットはいま〜 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    生活保護が危ない?最後のセーフティーネットはいま? (扶桑社新書 33) 作者: 産経新聞大阪社会部出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/08/29メディア: 新書購入: 4人 クリック: 61回この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 この国の貧困と社会不安はついにここまできてしまった! 給料や年金が下がり続ける中、最後のセーフティーネットである生活保護制度は限界をむかえようとしている。 あらゆる社会矛盾に晒されている生活保護を巡る実態を探る。 参考リンク:誰が何をネグレクト?(Chikirinの日記 2010/8/1) 「いざとなったら、生活保護を受ければいいじゃないか」 「生活保護って、働かなくてもお金がもらえるんだから、うらやましい」 僕自身、「生活保護」という言葉には、あまり良いイメージを持っていませんでした。 病院で働いていると、いまの日のこの制度の問題点を

    生活保護が危ない〜最後のセーフティーネットはいま〜 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    hiroomi 2010/08/05
    生活保護を受け取る権利。真逆の義務は…受け取る人にはその視点なさそうだ。