自社のBOMはどうやって決める～BOMマイスター講座（第2回）
改革やシステム構築が企画される目的は，どの会社も同じようなもので，「設計のリードタイムを短縮したい」「製造の原価を下げていきたい」「在庫を減らしていきたい」といったようなものだ。そのような自社の経営課題を解決するために，「どう売るか」「どう作るか」などの要素が含まれたあるべき業務やビジネスモデルに関して，グランドデザインを描く。そのグランドデザインを受けて，データモデリングがはじまるのだ。一方，システムとしてデータモデリングを行う目的は，蓄積されるノウハウを安定して格納できるマスター（BOM）を設計することにある点も忘れてはいけない。。
BOMの構造を最適化する秘訣～BOMマイスター講座（第3回）
今回は，販売モデルによって決まってくる仕様項目と仕様値から，「モノ」の構造，すなわち最適なBOMを作りこんでいくための手法を解説する。では，仕様からどうやってBOMの構造を決めていくのだろうか。図1は，要求仕様と製品の構造〔BOMでは構成（Product Structure，P/S）という〕の依存関係を整理したものである。○がついている部分は，要求仕様における仕様項目に対して，製品を分解した構造部分（ユニット）が関連しているという意味になる。
BOMの中身は一体何だ！～BOMマイスター講座（第1回）
「第17回設計・製造ソリューション展」（DMS）の見て歩きを書くと予告したのだが時間が立ってしまい，旬を過ぎたような気がする。そこでその替わりとして，同じくDMSで筆者らが3日にわたってネクステックのブースで講演した「BOMマイスター講座」の内容を紹介したいと思う。
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
