南アフリカのウィットウォータースランド大学の研究チームが、インド洋とモーリシャス島の海底深くに「失われた大陸」マウリティアが隠れて存在することを示す証拠を発見した。科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に論文が掲載された。
南アフリカのウィットウォータースランド大学の研究チームが、インド洋とモーリシャス島の海底深くに「失われた大陸」マウリティアが隠れて存在することを示す証拠を発見した。科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に論文が掲載された。
米国ハワイ州のキラウエア火山から溶岩の「滝」が海に流れ込み、注目を集めている。場所はハワイ島にあるハワイ火山国立公園のカモクナ溶岩デルタ。2016年12月31日、海に面した断崖の一部が崩壊したことがきっかけで、今回の現象が始まった。(参考記事:「【動画】キラウエア火山が見せた炎のショー」) 米国立公園局は、Facebookなどで写真や情報を発信、溶岩流に近づかないよう呼びかけている。 上の溶岩流の動画は、立ち入りが許可されている場所から写真家ウォレン・フィンツ氏が撮影したものだ。動画には、2人のハイカーが崖の上から溶岩流に近づく姿も映っている。フィンツ氏によると、2人は崖の一部が崩れたために安全な場所に移動したが、その直後に海で爆発が起き、その破片は2人が立っていた場所まで飛んでいったという。(参考記事:「【動画】ドローンがとらえた煮えたぎる溶岩湖」) フィンツ氏がこの動画を撮影したのは1
完全に透き通った氷の上では、人が宙に浮いているように見える。(PHOTOGRAPH BY MARTHA SULFRIDGE) 米ミシガン州で、前夜に気温マイナス18℃を記録したという1月のある寒い日の朝、アンドレ・ポイノー氏がシャールボイ湖畔の別荘へ様子を見に行ってみると、別荘の前の湖は完全に凍結し、表面を覆う氷は不気味なまでに透き通っていた。 ポイノー氏はシャベルを手に湖の上に足を踏み出してみた。透明度の高い氷には気泡や堆積物が全く含まれず、亀裂も入っていない。氷の薄い部分があっても見た目ではわからないので、シャベルを使って厚さを確かめながら慎重に歩を進めた。氷に穴をあけてみると、厚さは約5センチほどだった。いつ足元が割れるかわからないので、水深が胸までしかないとわかっている範囲から出ないよう注意した。 「もし氷が割れて下に落ちても、シャベルを使ってよじ登ることができますから」と、ポイノ
北極圏に位置するプトランスキー自然保護区のプトラナ台地。春にできた氷の割れ目が静脈のように広がる。(PHOTOGRAPH BY SERGEY GORSHKOV) 波乱に満ちたロシアの歴史の中に、あまり知られていない1つの遺産がある。自然を守りたいと願う人々の数十年にわたる努力によって実現した、自然保護区の制度だ。なかにはあまりに辺境にあったり、保護が厳しすぎたりして、ロシア人でさえほとんど足を踏み入れない場所もある。 2017年は、その創設から100周年の節目に当たる。皇帝の支配を終わらせてソビエト連邦を誕生させた十月革命と同年の出来事だった。これを記念し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2017年を「環境と自然保護区の年」と公式に宣言している。
凍てつく空に七色の光柱、舞い降りる(カナダ)2017.01.16 22:068,670 satomi わぁ~。 カナダのオンタリオ州北部でセミプロ写真家Timothy Joseph Elzingaさんが今月撮った写真です。2歳の坊やがぐずって夜中に目覚めたら、窓の外にこーーーんな幻想的な光景が広がっていました。 「光柱(light pillars)」と呼ばれる自然現象です。「漁火光柱」とも。 オーロラみたいですけど、地表近くの氷晶に自然の光や街の灯りが反射してできるものです。日本でも昨年11月24日、11月の観測史上最低気温を記録した夜、函館の空を七色に彩り話題になったので、ご記憶に新しいかと。 今日は珍しい現象が見れました。 この現象は 「漁火光柱」という現象であると考えられます。「漁火光柱」とは、上空に六角板状や六角柱状などの形をした氷晶が存在した場合に、漁船の漁火がそれらの氷晶に反射
この動物、アレで表現されているんです。人間と自然とアートが融合した世界2017.01.10 10:03 そうこ すごい! けどシュール。でもやっぱりすごい! ボディペイントとロケーションがピタリと組み合わさったときだけ出現するウミガメ、白鳥、フクロウ…。この謎の動物はGesine Marwedelさんの作品で、このほどDesign You Trustが取り上げました。 キャンバスとなるモデルが絶妙なポージングをし、Geisineさんがペイントしていきます。作品の鍵となるのはロケーションで、撮影のためにしっくりくる場所を探すのに最も時間をかけているそう。 image: (c) copyright by Gesine Marwedel/Barcroft Images image: (c) copyright by Gesine Marwedel/Barcroft Images ボディペイントと
赤い砂に白い雪が降りつもる不思議な風景。サハラ砂漠に37年ぶりの雪2016.12.23 10:066,279 mayumine アフリカのアルジェリア、サハラ砂漠にある街アインセフラで、37年ぶりに雪が降り積もりました。 アトラス山脈に囲まれたアインセフラの街は「砂漠へのゲートウェイ」と呼ばれ、標高は1,078m。砂漠と言えば、灼熱の太陽、暑くて暑くて蜃気楼が見えて、「み…水…」のイメージですよね。 サハラ砂漠は地球上で最も乾燥した場所で、最高気温は50度を超すこともあります。そんな砂漠に、寒々しい雪景色の風景が現れるなんて、なんとも不思議。12月19日のサハラ砂漠の積雪の風景を、アマチュアの写真家Karim Bouchetata氏がとらえました。 アインセフラの街は、地中海から南へ約350km、アルジェリア北西部に位置し、サハラ砂漠の北部にあります。 Bouchetata氏は、砂漠で雪が
石渡 明(東北大学東北アジア研究センター) 1.はじめに 半年前,あるニュース社からの取材を受け,世間でよく言われる地震の前兆現象の中で科学者として信じられるものはどれか,というアンケートに○△×で答えたことがある(石渡,2012).動物の異常行動,前震,鳴動,地盤の隆起と沈降,井戸水や温泉の異常(水量やラドン含有量の変化を含む),電磁気異常,発光現象などには△をつけたが,地震雲だけは×をつけた.地震学者が書いた前兆現象に関する従来の論文や書籍を見ても,地震雲についてはほとんど取り上げられていない。そこで,地震雲についての書籍を読んで勉強してみたので,その感想を述べて会員の皆様の参考に供する. 2.雲とは まず雲についての教科書的知識を復習する.雲は大気中で水蒸気が凝結して水滴や氷晶になり,それらの集団がある大きさと形をもつ物体として大気中に浮いているもので,地表からの高さと形状によって分
1988年11月号のナショナル ジオグラフィック英語版に付録として同梱されたエベレストの地図。(NATIONAL GEOGRAPHIC MAP) 絶景で有名なスポットが、まっ平らな大地だということはあまりない。そそり立つヒマラヤの山々から、大地が深く刻まれた米国のグランドキャニオンまで、並外れて美しいとされる地形には高低差がある場合が多い。平面に地図を描く人たちにとって、とりわけやっかいなのがこうした場所だ。(参考記事:「傷つけられるグランドキャニオン」) 地図上に起伏を表現する技法は、その多くがコンピューターのなかった時代に、人々の試行錯誤の末に生み出された。 現存する世界最古級の地図の一つは、4000年以上前のメソポタミアで作られたもので、土器の板の表面に刻まれており、山々は小さな半円形を連ねて表現されている。その後長い間、地図技法に大きな進歩は見られなかった。 ルネサンス期になると、
氷が五大湖を作った。そのプロセスはこうだ。氷床が流れるとき、岩盤に巨大で深い傷跡をつける。気候が温暖になると氷河は溶け、そこに水と堆積物が残る。五大湖の出来上がり! 氷河によって作られた水域はこれだけではない。例えば、ニューヨークのフィンガーレイクスもそうだ。 2. ネス湖 ネッシーの住処も氷河の産物である。スコットランドが氷で埋め尽くされていた一番最近の氷河期、それは岩の弱い部分に当たった。数億年前のここは、現在のサンアンドレアス断層のような、2つのプレートが擦れ合う地点だった。氷河はその弱い部分を削り取り、ネス湖が誕生した。 3. ウォールデン池 1845年、ヘンリー・デビッド・ソローは森の中で有名な『ウォールデン 森の生活』を書いた。そここそがウォールデン池という巨大な氷によって作り出された場所だ。 氷河が溶けるとき、崩壊した氷の塊が土と瓦礫の中に埋もれた。暖かくなると、その氷も融け
中国で紀元前1920年ごろに発生した地震の犠牲者たち。この地震で地滑りが発生し、黄河がせき止められた。数カ月後、せき止め湖の決壊で起こった大洪水は、中国の年代記に書かれた洪水と同じものなのかもしれない。 8月4日、科学誌「サイエンス」に掲載されたある研究結果が、中国屈指の重要な伝説を地質学的に裏付けるかもしれない。 4000年近く前、中国の奥地で地滑りが起こり、岩や土砂が黄河の峡谷に流れ込んだ。崩れ落ちた土砂は高さ200メートルにもなる巨大な自然のダムとなり、数カ月にわたって川をせき止めた。やがてダムが決壊すると水が一気に流れ下り、周辺の地域に押し寄せて大洪水を引き起こした。これが「サイエンス」で報告された筋書きだが、この洪水が、中国史を大きく動かした可能性がある。幻と言われる中国最古の王朝、夏王朝は、大洪水をきっかけに成立したと言われてきたからだ。(参考記事:「ミシシッピ文化、カホキアは
ノルウェーの民家上空を照らすオーロラ。(PHOTOGRAPH BY SERGIO PITAMITZ, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 北極圏の空にオーロラが現れる夜、どこからか不思議な音がかすかに聞こえてくるという。実際にそれを耳にしたことのある人は、オーロラの輝きが頂点に達するほんの数分間、ラジオの雑音にも似た、パキパキ、サラサラ、シューシューという小さな音を聞いたと証言している。地元では長い間、単なる言い伝えにすぎないと考えられてきたが、フィンランドの科学者らがこのほど、音は実際に存在することを証明し、発生原因についても有力な説を提示した。 6月22日にスウェーデンのストックホルムで開かれたバルティック・ノルディック音響会議で発表された報告によると、「オーロラの音」の原因は、寒い夜に形成される「大気のフタ」によって帯電した大気が閉じ込められることにあるという
早くおさまってほしい…。 現地時間18日、アメリカのカリフォルニア州サンタ・バーバラで、山火事が発生しました。現在までに7,000エーカー(東京ドーム600個分)以上を焼きつくす大規模な被害が出ており、日本時間20日現在もなお収まっていません。 そして以下は、Global Newsが捉えた火災の模様。火柱が竜巻のようにうごめく「Firenado(Fire Tornado、炎の竜巻)」、または「ファイヤーホイール」「炎の悪魔」などとも呼ばれる、めずらしい現象も発生しています。 Rare 'Firenado' caught on camera in CaliforniaWATCH: A rarely recorded "Firenado" is caught on camera inside California's Sherpa wildfire. Global Newsさんの投稿 2016
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