現代新書50周年イヤーの隠し球的作品『ふしぎな国道』が10月17日に発売されます。著者は、『炭素文明論』などの著作で注目される新進気鋭のサイエンスライター佐藤健太郎氏。国道♥愛のディープな世界は、読み始めたら止まらない異次元ワールド。2014年新書界最大の快作(怪作?)です。それにしてもなんでまた国道? Q.佐藤さんは『医薬品クライシス』『炭素文明論』などの硬派のサイエンス作品で高い評価を得ていらっしゃいますが、こんなご趣味をお持ちとは知りませんでした。なぜ国道にはまってしまったのでしょうか? A.まずはドライブが好きで、あちこち走っていたことから始まりました。で、道路をよく観察していると大小の謎が見えてくるんですね。なぜ、いったん終わったように見える国道が再度現れるのか、なぜ国道100号や111号は全国どこにもないのか、なぜ階段やけもの道みたいな道路が国道指定されているのか。そうした謎を