そういや西洋画では雨を線で描かないんだってね。 じゃあどうやって表現してたんだろうって思って、 https://t.co/l23sYjmbRG
滋賀県の神社に伝わってきた洋剣がある。フェンシングで使われるような細身の剣に華麗な装飾が施された、「レイピア」と呼ばれる剣だ。およそ400年前にヨーロッパから伝わった伝来品だと考えられてきたが、科学的調査で意外な結果が明らかに。日本で確認されている唯一のレイピア。いったい誰が何のために作ったのだろうか。 (大津放送局記者 川上寛尚) まっすぐに伸びた1メートル近い剣身。つかの周りには立体的な装飾が施され、つばには双頭の鷲(わし)の文様がある。 形も装飾も、どう見ても日本のものとは思えないこの剣は、およそ400年前にヨーロッパからもたらされた伝来品だと考えられてきた。 レイピアは、16世紀から17世紀のヨーロッパで用いられていた武器だ。騎士道精神の象徴とされ、当時の上流階級のポートレートには必ずといっていいほど腰につけた姿が描かれている。 そんな剣が伝わってきたのは、滋賀県甲賀市の小さな神社
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」もろもろの雑感メモ。 最初に、「表現の不自由展」というアプローチは、いい球なげたなーと思います。正直シリーズ化して欲しい! 一方で、アートのメタ視点で考えると、これは「不自由だけど、押し通せた表現展」と感じてしまう。だから、本来みるべきもの…「表現の不自由展」の真の価値は、「ここで取り扱われなかった表現やメッセージ」なのではないか?と思うんですね。 扱われなかったものが何か!? それが知りたい! 見てみたい! 表現の不自由展で扱われたもの、扱われなかったもの そのような視点で「表現の不自由展」をみると、気になることは、作品のもつ政治的なポジショニングの偏り。で、この偏りが、「表現の不自由展」の素晴らしい可能性を、かなり不自由にしたと感じる。 なぜかというと、「救済される不自由な表現達は、監督の政治的ポジションと近いもの限定」というメッセージが生まれて
越後最古の名刹(めいさつ)をうたう新潟県燕市国上の国上山山中に建つ国上寺(山田光哲住職)が今春、本堂に「イケメン官能絵巻」を設置、公開した。燕市教育委員会では本堂は燕市の文化財に指定されていることから速やかな原状回復を求めているが、国上寺では本尊の開帳が終わる来年5月までは撤去しないと断言し、平行線だ。 国上寺は和銅2年(709)の創建。国上山は越後の禅僧、良寛が五合庵で晩年を過ごした良寛ゆかりの地としても知られる。本堂は昭和53年(1978)に「国上寺本堂 附境内地」として分水町文化財に指定され、分水町が燕市に合併すると燕市の文化財に移行した。 上杉謙信、源義経、弁慶、良寛、酒呑童子が露天風呂に 本堂にイケメン官能絵巻を設置し、ことし4月19日から無料公開している。制作したのはイケメンをモチーフに日本画を描く木村了子(きむら りょうこ)氏。国上寺所にゆかりのある上杉謙信、源義経、弁慶、良
名画と食を同時に楽しめる場所。 それが、サイゼリヤ。 まるでウフィツィ美術館のように、 ルネサンスの画家の名画の数々が店内に飾られています。 今回は、そんなサイゼリヤでの食事中に、さりげなく口にすると、 一目置かれるかもしれない (ウザがられるだけかもしれない) 名画の蘊蓄をご紹介いたします。 それでは、サイゼリヤで使える美術講座、スタートです。 ~サンドロ・ボッティチェッリ 《ヴィーナスの誕生》 を目にしたら~ 「やっぱり、サイゼリヤに来たら、ムール貝のガーリック焼き (399円) は外せないよね。 あっ、ムール貝で思い出したんだけど、 あの 《ヴィーナスの誕生》 のヴィーナスが乗ってるのは、ホタテ貝なんだって。 正確には、地中海に生息するジェームズホタテ貝らしいよ。 ガーリック焼きにしても美味しそうだよね。」 ~ラファエロ・サンティ 《サン・シストの聖母》 を目にしたら~ 「あの天使の
バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー 2019年1月に東京・日の出で発見され、都が撤去した「バンクシー作品らしきネズミの絵」。本作の議論のひとつが、バンクシーのものかという作品の真贋。また、バンクシー本人によるものだと判明した場合にも、作品を一般公開することは公共物に描かれた「落書き」を都が認めることになり、ダブルスタンダードではないかという批判も出ている。また、バンクシーの手法を真似た作品も日本各地に出現するなか、「この騒動すべてがバンクシーの作品と呼べるのではないか」という指摘もある。バンクシーに直接インタビューをした経験を持ち、バンクシーに関する本の翻訳を多く手がけてきた鈴木沓子は、一連の騒動をどう見ているのか。作品の意味を解説する。 文=鈴木沓子 バンクシーがその活動初期から描いているキャラクターで、もっとも登場頻度の高いモチーフが、今回
人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 渋谷区立松濤美術館で「廃墟の美術史」を紐解く展覧会が開催17世紀の西洋古典から現代日本まで描き継がれてきた、廃墟という画題。「廃墟の美術史」を紐解くべく、廃墟・遺跡・都市をテーマとする作品を集めた展覧会「終わりのむこうへ:廃墟の美術史」が、渋谷区立松濤美術館で開催される。会期は12月8日〜2019年1月31日。 いまも多くの人の心を惹きつける「廃墟」。昨今のブームと思いきや、実は西洋美術史では遥か昔から「廃墟」が描かれてきた。そんな「廃墟の美術史」をたどる展覧会が、渋谷区立松濤美術館で開催される。 本展で一番古い作品は17世紀のもの。当時からシャルル・コルネリス・ド・ホーホが廃墟の絵画で名を馳せ、18世紀には、生涯をかけて廃墟という主題を追い求める画家も登場。ユベール・ロベールや版画家のピラネージらが、現実と空想の入り交じる雄大な風景を描いた。 ユベール
「世界一のクリスマスツリーPROJECT」というものが、ネットを中心に批判を集めているようです。 www.excite.co.jp 私は今回話題になるまで、このプロジェクトについては全く知りませんでした。 もうすぐ本番を迎えるようですね。 あらかじめ私の立場を明らかにしておくと、私は批判ツイートが流れてきたことでこのプロジェクトについて知ったので、決して良い印象を持ってはいません。タイトルにある通り「残念」だと思っていますし、考えれば考えるほど「あぁぁ〜残念だぁぁ〜」という気持ちが深まるばかりです。 ただ、もうものごとは動き出しているのだし、それなら予定通りに、あわよくば多少の軌道修正を加えて、地元・神戸のためにもそれなりの成果が出てほしい。中止してほしいとか、失敗すればいいとか、関係者が不幸のどん底に落ちればいいとか、そんなことは決して思っていません。 さて、本題に入ります。 「世界一の
戦前、子供向けの科学雑誌などで人気があった記事に「断面図」がありました。もちろん、地層の断面図や生物の断面図もあるんですが、圧倒的に人気だったのは大型船舶や航空機のものです。 戦争が身近だったこともあり、子供たちは空母や潜水艦の中身に大きな興味を持っていました。その延長で、ポンプやらドックやら大型機械や巨大施設の断面図も大量に作られていきました。 個人的には、これが「図解」文化につながり、日本人の教育レベルを高めた可能性さえあると思っています。 そんなわけで、美しい断面図を一挙紹介します! なお、いずれもクリックで巨大画像がダウンロードできますが、データ量も大きいです。 「海の龍宮」ノルマンディー号 船員1345名、乗客2000人の乗船が可能。全船に4万個の電灯と770本の電話線がついています。3本の煙突のうち、実際に使われてるのは前と中央の2本で、後ろは通風用。第6甲板まである巨大な船で
皆さま、映画『シン・ゴジラ』はもうご覧になりましたか? 公開40日間で、なんと観客動員数420万人を突破し、今なお快進撃が止まっておりません。先日筆者も、そんな『シン・ゴジラ』を遅ればせながら鑑賞。観終わった後、しばらく放心状態になるくらいの衝撃を受けました。 上映時間中、ずっと映画の世界に引きずりこまれていたのですが、一か所だけ"アートテラー"という職業柄、気になって気になって仕方がなかったシーンがありました。それは、首相官邸での緊急会議シーン。壁に飾られていた絵画作品が、どうにも本物くさいのです。どう見ても、片岡球子の作品《めでたき富士》のようなのです。片岡球子(1905~2008)とは、日本を代表する女性画家です。色彩豊かでパワフルな作風で人気を博しました。中でも、特に富士山の絵を多く描いたことで知られています。 あれは、映画内のセットとして作られた精巧なレプリカなのか。それとも、本
日曜日、朝はのんびり日記書きなどして、少し遅めにお出かけ。昼飯を早めに東京駅近くで済ませ、竹橋に向かう 東京国立近代美術館で、トーマス・ルフ展を見る。 トーマス・ルフはベッヒャー派であるけれど、しかしその路線はかなり独自なもので、連綿と連ねるドイツの個性的な写真家たちの中でもひとつ異彩というか、なんなんだろうこれ、という疑問を常に抱かせる。そして今回は写真撮影自由なんですけどね、この展覧会 この撮影可能というのが曲者で、写真って何だ、とありとあらゆる手法で迫ってくるこの写真たちをですね、 撮影をしていても 私はいったい、何をしているんだろう、これを写真に撮ることになんの意味があるの?と考えることで、この写真は一体何なんだ、写真と呼べるものなのか?という疑問がさらに膨らんでくる。 トーマス・ルフ先生、もう、写真自分で撮るのか、そういうことにまったくこだわっていない。出来上がってくるものは確か
Home » 「VRで彼女を作っているのですが、なかなかリアルになりません…どうすればいいの?」〜白井博士のVRおもしろ相談室 第1回〜 「VRで彼女を作っているのですが、なかなかリアルになりません…どうすればいいの?」〜白井博士のVRおもしろ相談室 第1回〜 この度、「VRおもしろ相談室」なる連載を担当させていただくことになりました、白井博士(工学)です。1995年ぐらいから23年ほどVR、特にエンタテイメントVRを研究させていただいており、Mogura VR編集部から「なんか製品情報少ない土曜日ぐらいにユルくてオモシロイ記事が欲しいんですよね…」と依頼されたのですが、どうなんでしょう。“面白い研究”を真面目にやるのが信条なのでどうなることやら。 記念すべき第1回の質問ですが、初回なので編集部からいただいております。 さて…と最初の質問はっと…(編集部からの質問を開く)。 『VR内で“彼
大塚国際美術館、名前だけは聞いたことがあった。世界中の名画を原寸大で陶板に焼き付けた作品が並ぶ美術館だという。徳島にあるという。大塚製薬の創業者が一念発起して作った美術館だという。正直、偽物がずらずら並んでるだけかー、なんか変なお金持ちの道楽か?珍スポットの一種か?と思っていたんですよ。しかし、行った人はみんな大いに満足しているらしい。そしてこんな記事である 君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。 - いまトピ これは一度は行ってみなければなるまい…これまで47都道府県のうち、徳島と宮崎が未踏の身としては、徳島に行く機会にもなるし。と、阿波踊りの熱狂が通り過ぎた後の日曜日。阿波踊りのイメージが氾濫する徳島阿波踊り空港に降り立ち 路線バスで鳴門市にある大塚国際美術館に向かう。途中、大塚国際美術館がある島に渡る橋の手前に、巨大な大塚製薬の倉庫が並び、その壁面
月曜日、連休最終日。昨日の自転車の疲れもあまり無く、洗濯物を干して朝飯にうどんを食べて10時前にお出かけ、東京まで。日本橋の『つじ半』という店へ つじ半 - 日本橋/海鮮丼 [食べログ] こぎれいな小料理屋、という店なんだけど、出してるのは丼のみ。開店の10分前に並んだら開店と同時に入れて、梅980円から特上2800円まであるなかで竹を注文。魚介たっぷり五目の具材がごはんに山盛りで乗っかってくるのを崩していただけば、ああ、こりゃうまい…。締めに鯛だしを貰って、ごはんもちょっと追加してもらって、別添えの鯛とマグロの刺身を乗せてお茶漬け風に。これまた美味い!幸せなお店であります…平日の昼とかは、さぞ混んでいることでありましょう。 ワンコイン的食べ歩き生活。 : 日本橋・つじ半。海鮮まぜこぜピラミッド「ぜいたく丼」 東京駅のドトールで珈琲飲んで、連休最終日で込み合う東京駅をちょっとぶらぶらしてか
渋谷の、おもに京王線とJR線の乗り換えに通る道に、岡本太郎の「明日の神話」が設置されたのが3年ほど前のこと。先週、絵の右下に、福島原発の絵を貼りつけた人がいて、それが物議を醸していて、最初は、「そんなことで怒らんでも」と思っていたのだけれど、「明日の神話」と向き合ってみるにつけ、やっぱりおかしい、というか、これはものすごく下品な事件であり、いたずらどころか微妙に本気でやったことがうかがい知れるこの恥ずかしい事件の犯人はきっと、高校時代の卒業文集に皆が修学旅行について書いているのに、アンディ・ウォーホールと出会った時の衝撃について書いていたりするだろうから、それを見て楽しみたいという気持ちになった。 もともと、あの場所は待ち合わせに使うのであれば便利かもしれない場所で、ちょうど関西で言うと、梅田のビッグマンのところと状況が似ていなくもない。JRと阪急の乗り換えで通るし。ただ残念なことに、渋谷
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