蒲島郁夫・熊本県知事が9月11日の県議会本会議で発表した、川辺川ダムについての見解は次の通り。 1 はじめに(略) 2 有識者会議での議論(略) 3 私の判断 そもそも治水とは、流域住民の生命・財産を守ることを目的としています。しかし、守るべきものはそれだけでしょうか。私たちは、「生命・財産を守る」というとき、財産を「個人の家や持ち物、公共の建物や設備」ととらえがちです。しかし、人吉・球磨地域に生きる人々にとっては、球磨川そのものが、かけがえのない財産であり、守るべき「宝」なのではないかと思うに至ったのです。 「球磨川という地域の宝を守りたい」という思いは、そこで生まれ育った者でしか理解できないような価値観かも知れません。しかし、この「ローカル」とも言うべき価値観は、球磨川流域に生きる人々にとって、心の中にしっかりと刻み込まれているような気がします。また、その価値を重んじることが
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