1000円の新書版の本だが、これはお買い得だ。美しい宇宙のカラー写真が100点ほど掲載されている。宇宙誕生、銀河系、太陽系、地球、銀河系の天体、地球外生命の6章で構成され、説明・写真ともに過不足ない。 株価バブル後最安値とか、呆れるばかりの馬鹿政治家たちとか、完成しない船舶プラモデルとか、最近は足元ばかりを見ている気がする。子供のころは宇宙の果てのさらにその先はどうなっているんだろうとか、宇宙ができる前の宇宙はどうなっていたんだろうとか、夜空を見ながら想像しては、文字通りクラクラしていたものだ。 本書89ページに2002年11月に観測された太陽プロミネンスの写真がある。比較のために地球がはめ込まれているが、豆粒のようである。163ページは超新星1987Aの20年後の写真だ。小柴博士はこの超新星からのニュートリノを検出したことでがノーベル賞を受賞した。20年後の超新星の姿はイヤリングのような
日本建築学会の学会誌である「建築雑誌」,忙しくて1月号は放り投げていたけど,手に取ってみたら特集は「新景観」で,かなり面白かった.編集委員会委員長を務める建築批評家の五十嵐太郎さんは,以前こんなことを書いていたので,この特集は満を持してのものだったんだろう. しばしばイタリアの街は美しいと言われる。だが、ヴィーナスフォートなどの商業空間のように、西洋風の街並みを日本につくればいいわけではないだろう。ローマに住む建築家の知人が、イタリアではあれもこれもではなく、何かの目的があれば、あきらめることを厭わないという。日本には、それだけの覚悟があるのか。イタリアでは、50年以上が経過したあらゆる建物は、勝手に壊してはいけないという法律がある。現在、20世紀の半ばの近代建築(倉庫や工場も含む)も該当しており、開発や建て替えの障害にもなるだろう。これ程思いきった法律がよく成立したなと不思議に思ったのだ
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