雄大な自然や電源開発の歴史に触れられる「黒部ルート」の一般開放に向けて、観光関係者などが旅行商品などを検討する会合が開かれました。 富山市の県民会館で開かれた初めての会合には石井知事のほか、観光関係者や学識経験者など15人が出席しました。 「黒部ルート」は、黒部峡谷鉄道の終点の欅平と黒部ダムをトロッコ電車などで結ぶ全長18キロほどの関西電力の工事用路線です。 雄大な自然や電源開発の歴史に触れられるとして、毎年、関西電力が開く参加者を限定した見学会は人気が高く、4年後からは一般公開されることが決まっています。 この中でまず、商品について調査をしてきた出席者が▽ガイドのレベルアップとともに▽ルート全体にプレミアム感を持たせるなど付加価値を高める仕掛けづくりが必要だと説明しました。 そして、県の事務局が、新年度の取り組みとして観光客の滞在を促すため、山岳信仰体験や黒部川のキャニオニングといった自