こんにちは、CRE部 技術支援チームです。 今回はいつもの検証から離れて、Linuxのディスク回りの挙動についてお話します。 本記事では、ニフクラ障害時に発生する可能性のあるファイルシステムのリードオンリー化発生についてのロジックと、回避するための情報を提要します。 ただし、回避することが最適な対応策であるとは限りません。回避策を適用される場合は本文を最後までお読みいただき、リスクを理解した上で適用をご検討ください。 また、理解を優先とするため、一部情報や用語について省略して表記しておりますことをご了承ください。 前提条件 背景 仮想マシンで発生するファイルシステムのリードオンリー化について リードオンリー化のメカニズム紹介 ディスクアクセスタイムアウト発生の流れ ファイルシステムがリードオンリーになる流れ リードオンリーになる確率を下げる方法 ディスクタイムアウト値を一時的に変更する場合