キャリコネTOP >> Bizトピックス >> 企業徹底研究 >> 転機を迎える複写機ビジネス…リコー、富士ゼロックス、キヤノンMJは変われるか? 日本メーカーが海外メーカーと比べ圧倒的に強い分野に複写機を中心としたOA機器(事務機器)がある。OA機器の市場は2003年から2007年までは増加を続けてきた。 しかし、07年からは減少に転じ、さらにここへ来て異変が生じている。デジタル技術で高機能化が進み、機器単体の性能でメーカーごとの差がなくなってきたからだ。 特に複写機ビジネスは、製品を販売して、トナーなどの消耗品需要に頼る従来のビジネスモデルから転換し、運用や管理を一括で請け負うサービスで各社が競う、新しい段階に入ったと言われている。 複写機ビジネスで激しい競争を繰り広げているのが、市場シェア上位のリコー、富士ゼロックス、キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ
“トナー自動配送サービス”とは 機器にセットされている機器のトナーがなくなったとき(※)に、機器からリコーテクニカルコールセンターへ自動通報し、トナーを1本自動的に配送するサービスです。 尚、配送時にはトナー回収も実施いたします。(一部地域を除く) ※機種により通報時期は異なります。トナーエンド、トナーニアエンドまたはトナー交換時のいずれかのタイミングで通報されます。 事前にトナー自動配送サービス申込書をご記入下さい。 トナーのお届け数量は1本となります。 サービス開始後は対象機種1台につき予備トナーを1本以上ご用意下さい。 トナー代金のご請求やお支払いに関しては従来と変わりません。 一部の地域または一部の機種ではトナー自動配送サービスがご提供できません。展開地域や対応機種については担当営業までお問い合せ下さい。
複合機にバランスWiiボードを接続して――。ドキュメントを印刷したり、スキャンしたりできる複合機だが、“Wii Fit”もできるようになるかもしれない。そんな可能性を「RICOH & Sun Java Platform Programming Contest 2008」のグランプリに見た。
遠藤 紘一 リコー 取締役副社長執行役員CSO兼全社構造改革担当 CIO(最高情報責任者)がIT(情報技術)導入プロジェクトを指揮する際に、業務の標準化は頻出する課題の1つだ。例外業務を十分減らさずに、ITですべての業務をカバーしようとすればソフトウエアが肥大化してしまい、導入費用が膨らんでしまうことになる。共通なところは標準化し、特殊なところは標準方式に移行していくのが望ましい。 かといって、頑なに業務などを一本化してしまうのは、標準化の取り違えである。商慣習やこれまでのお客様との取り決めなどで、すぐには絞り込めないことがある。 今回は、適切な「標準化」の大切さと、頑なな「一本化」の誤りについて解説したい。 販売システムの統合で標準化に苦労 当社でもシステム化の際に、どこからどこまでが標準なのかを見誤って苦労することはある。生産関連のシステムよりも、販売関連で問題になることが多い。当初か
*1消耗品の印刷可能ページ数は、A4サイズ各色5%原稿を「はやい」モードにて連続プリントした場合の目安です。( )内のページ数は、国際標準規格であるISO/IEC 24711(測定方法)、ISO/IEC24712(測定画像)に準拠し、スタート用インクカートリッジ交換後の2回目以降に装着したインクカートリッジを使用して算出しています。 ※実際の交換サイクルは、用紙サイズ/印刷品質/連続プリント数/使用環境などにより変わります。 ※モノクロのみの印刷の際にもメンテナンス動作のため、カラーインクも消費します。また、ヘッドの保護および印刷品質を保つため、電源投入時ならびに印刷時に定期的メンテナンス動作をして各色インクを消費し、ヘッドクリーニングする場合がありますので、印刷しなくてもインクを消費します。
価格はいずれもオープンで、発売日は「imagio MP 5000RC/4000RCシリーズ」が9月4日、「imagio MP 3350RC/2550RCシリーズ」が7月4日。 リユース部品の使用率は質量比平均80%で、これにより、素材製造・部品製造の工程を大幅に削減し、全体のCO2の排出総量は新造機と比較して約78%の削減となった。また、ライフサイクル全体におけるCO2の排出量は、新造機と比較して約20%の削減となった。 両面コピー機能を搭載し、コピータイムは両面コピー時も片面時と同速。また、回収した元機ではオプションだった、本体ハードディスクの残存データを上書き消去(逐次消去/一括消去)する機能と、アドレス帳や蓄積文書のデータを暗号化する機能が標準搭載された。また、本体操作部には、8.5インチの大型カラーTFT液晶が採用されている。 連続複写速度(A4ヨコ送り/毎分)は、「5000RC」
ITエンジニアを対象としたスキル調査を実施しているITスキル研究フォーラム(iSRF、関連記事:IT技術者は保守的で変化に弱く、人月は22~107万)は2012年6月13日、東京都内のホテルでセミナーを開催、リコーで社内IT部門を統括する石野普之IT/S本部長が、「グローバルITガバナンスを推進できる人材」と題して講演した。 石野氏は2009年10月から2010年度末まで実施した改革プロジェクト「COREsプロジェクト」(関連記事)を主導した。ITコスト(リコーが「事業継続型コスト」と定義するアプリケーションやインフラの保守・運用費)を30%削減するという目標を掲げたが、既に目標を達成し、2011年度実績では38.2%まで削減できている。 石野氏がこうしたプロジェクトを進める時のよりどころとしているのは、自身の米国赴任時の経験だという。石野氏はIT部門ではなく研究開発部門に勤務していたが、
RICOHが提供しているクラウドストレージサービスであるクオンプにおいて、従来利用していたエンタープライズストレージの問題(IO性能/スケーラビリティ/コスト)を解決する必要があった。このために、スケーラブルな分散ストレージシステムCastoroをスクリプト言語Rubyで設計開発した。 サービス特性やサービスで扱うファイルオブジェクトの特性、ファイルオブジェクトに対するアクセス特性を考慮して設計することが重要であった。全体を統括するコンポーネントを設けず、IPマルチキャストを利用してスケールアウト可能なアーキテクチャを採用した。 結果として利用していたエンタープライズストレージに比べて、4倍のIO性能を持つストレージシステムを単位容量あたり1/10のコストで実現することができた。また、ストレージノードの障害復旧や追加交換も、システム停止無しに実施可能となった。 中心軸距離値分析に基づく手の
創業者が「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」の三愛精神をうたい、家族的経営を重視してきた複写機大手のリコー。かつてリストラをしたことがなく、雇用は安泰と思われていた。ところが業績悪化から昨年5月にグループ1万人の削減を発表した直後から、「人事に関する面談」と称して特定の社員を呼び出し、執拗に退職を迫った。拒絶する社員は「子会社の物流会社の倉庫や本社工場に配転、出向させる」と脅された。計4度にわたる退職強要を断った社員は、実際に倉庫や工場の現場に飛ばされた。退職強要を受けた社員らは昨年9月「リコーユニオン」を結成。現在11名で活動しており、今年2月には東京地裁に労働審判を申し立てたが、広告漬けのマスコミは見出しから社名を伏せ、黙殺した。ユニオンメンバー5人とリコー本社への取材に基づき、リストラの現場を詳報する。 Digest 執拗な退職強要 日雇派遣の若者に混じって肉体労働 「断ることはできな
リコーは2月9日、デジタルカメラ関連事業の組織機能を変更すると発表した。コンシューマ向け事業をペンタックスリコーイメージングに集約する。 現在リコーブランドのカメラ事業はリコー・パーソナル・マルチメディア・カンパニー(リコーPMMC)が、ペンタックスブランドについてはペンタックスリコーイメージングが、それぞれ担当している。組織変更となる4月1日からは、コンシューマ向け事業をペンタックスリコーに集約するという。同時にペンタックスリコーの監視カメラ用レンズなどのセキュリティー関連製品事業と、業務向けカメラ事業をリコーPMMCに集約する。 リコーは、2011年10月にペンタックスリコーを設立。以降、コンシューマ事業の強化を目的にリコーグループ内における組織機能の重複の排除などに取り組んできたとのこと。今回の組織機能変更により、顧客接点力の強化、開発リソースの最適配置、技術投資の方向性や業務プロセ
リコーは、液晶方式による明るい映像投影とワイヤレス投写などネットワーク機能が充実した明るさ5,500ルーメンの「IPSiO(イプシオ)PJ WX6170N」と、明るさ6,000ルーメンの「IPSiO PJ WX6180N」のハイエンドモデルプロジェクタ2機種を、2月2日より発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格はいずれも67万1,000円程度。 これらは、企業や文教市場における大ホール・会議室・講堂などの幅広い利用シーンで顧客のニーズに対応するハイエンドモデル。3LCD方式を採用し、設置場所に応じ5種類のオプションレンズを用意し、投写位置の調整が可能なレンズシフト機能、天井や床など、どの方向にでも投写が可能な360度チルトフリー機能の搭載など、設置の自由度を高めている。 さらに、プロジェクタを上下左右に最大4台まで並べて投写可能なスタック設置に対応し、それぞれの画面を重ね合わせ
リコーはデジタル複合機上で稼働するビジネスアプリの開発コンテスト「RICOH&Java Developer Challenge 2011」を実施。グランプリにXbox 360の入力デバイスKinectを使ったアプリを選出した。 Kinectで複合機を操作して、提案書をプリントする――。そんな時代が来るかもしれない。デジタル複合機(MFP)上で稼働するビジネスアプリケーションの開発コンテスト「RICOH&Java Developer Challenge(デベロッパーチャレンジ)2011」にてグランプリを受賞した作品だ。1月13日、リコーが発表した。 グランプリに輝いたのはマイクロソフトのゲーム機「Xbox 360」向けの入力デバイス「Kinect」を使ってMFPを操作できる「NUImagio - Document Storage -」。開発を手掛けたのは同コンテスト初参加の北陸先端科学技術大
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