長束恭行氏(@nagatsuka_hrv)によるハリルホジッチインタビュー訳 ☆☆☆「東欧サッカークロニクル」(カンゼン社)5月11日に発売決定!!☆☆☆
長束恭行氏(@nagatsuka_hrv)によるハリルホジッチインタビュー訳 ☆☆☆「東欧サッカークロニクル」(カンゼン社)5月11日に発売決定!!☆☆☆
1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。サンケイスポーツの記者として、前身の日本リーグ時代からサッカーを取材。1993年10月28日の「ドーハの悲劇」は、現地の記者席で目の当たりにしている。角川書店との共同編集『SPORTS Yeah!』を経て2007年に独立。フリーランスのノンフィクションライターとして、サッカーを中心に幅広くスポーツを追う。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 ワールドカップ・ロシア大会に臨むサッカー日本代表が激震に見舞われた1週間だった。9日に緊急会見を開いた日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(60)は、日本を6大会連続6度目のワールドカップ出場に導いたヴァイッド・ハリルホジッチ監
第2期を迎えたNumber Sports Business College、その最初の講師は中田英寿氏だ。サッカー日本代表を初めてのワールドカップ出場に導き、イタリア・セリエAで優勝も経験したが、引退後はサッカーの現場から離れている。現役時代から独自の道を行くカリスマがビジネスをどう語るか。固唾を呑む受講者に、冒頭から中田氏らしい言葉で答えた。 「今でもビジネスには一切、興味ないです。自分が面白いと思うことをやるために環境を整えないといけない。ビジネスもその一部なんです。サッカーをやっていた時も走るのが嫌いだったけど、走らなければ勝てないし、走れれば有利になる。ビジネスもそれと同じなんです」 引退後は多くの選手が指導者を目指すが、中田氏はプレーすることと、指導者になることは別だと考えた。そこに人生観が表れている。 「僕はずっと好きなことをやってきた人生なんです。自分が好きじゃないことは1つ
ハリル解任でサッカークラスタが発狂している理由を箇条書きでゼロから説明してみる。 どうしてサッカークラスタの人が発狂しているかよくわからないという声がいくつかあった。 なので、その答えをツイートしようと思ったのだが、140字でどうこう出来る分量ではなかったのでnoteの記事にする。 代表チームやサッカー協会の内部を取材しているわけではないので不正確な部分もあるかもしれないが、サッカークラスタ(Twitterなどでいつもサッカーのことを書いている人たち)の多数派の心情としては、ある程度整合性があるのではないかと思う。 ・サッカーはチェスや将棋のような知的な競技。 ・歴史の長さや資金力の違いもあり、海外のほうがサッカーについての知識が蓄積されている。 ・将棋では日本人が強いのと同様に、サッカーではヨーロッパと南米が強い。 ・そのため、日本サッカーは欧州や南米に追いつき追い越すのを目標にしてきた
Tactical Tips 戦術的ピリオダイゼーション 欧州各地に広がりつつある現代サッカーの新常識、その中でも代表的な理論の一つ「戦術的ピリオダイゼーション」はポルト大学教授ビトール・フラデが考案した概念だ。その総本山であるポルト大学の大学院で学ぶ日本人がいる。英国のチャールトンとポルトガルのボアビスタでコーチ経験を積み、2018年3月からモウリーニョが主催する指導者養成講座に合格した23歳に、ポルトガル発祥の謎に包まれた戦術理論と日本サッカーの課題について聞いた。 10代で指導者の世界へと飛び込み、アカデミックな知識と理論を駆使する新世代の監督――ジョゼ・モウリーニョが世界を驚愕させたことを契機として、プロ経験を持たない多くの若手指導者が欧州各地で花開き始める。日本からも指導者養成の名門ポルト大学に飛び込んだ若者が現れた。彼の名は、林舞輝。同大学院で世界トップクラスの指導者教育を受けつ
日本代表監督交代。「代える」という判断は間違っていないと思う。 コンディションを重視すべき選手と、コンディションが少々悪くても選んでおかなければならない選手とが共存するのが、代表チームの本来の像だ。にもかかわらず、ハリルホジッチはコンディションというフィルターを選手全員にあてがった。 選手起用は場当たり的になりがちだ。2018年のW杯本番から逆算する目を欠き、ストーリー性も脆弱になる。それに好き嫌いが見透けてしまう選手選考も加われば、23人枠を巡る争いは、悪い意味で混沌とする。 標榜する「縦に速いサッカー」(よく言えば)と、日本サッカーとの相性の悪さもある。その論理的な矛盾と効率性の悪さが表面化していることも混乱に輪をかけた。よいサッカーか悪いサッカーかと言えば、後者だ。 さらに、このサッカーでW杯本大会に臨めば大丈夫だとの自信が、監督自身に見られないこと。居丈高な態度を取る一方で、弱気な
ハリルホジッチ監督が解任され、いくつかの問題が浮き彫りになりました。 1.コミュケーション、信頼関係に関して 監督と選手の間に良好なコミュニケーションと信頼関係が乏しくなったとのことです。ではトルシエの時はどうだったんですか?選手の胸ぐらをつかんで罵り、気に入らないプレーをした選手は「帰れ」と罵倒し、意見を聞く耳なんか全然なかったじゃないですか。選手たちは生きているうちに二度とないであろう「自国開催のW杯」に出たい一心で我慢し続けた。 フラットスリーなる危うい戦術に固執し続けた結果、選手が最後には監督の指示に見切りをつけて、選手たちの判断を活かして戦った。このことは、当時ピッチでDFラインを形成した宮本、松田、中田浩の各選手から直接聞きました。つまり、完全に監督は無視されていた。トルシエの場合、コミュニケーションとか信頼とかは論外の状況だったわけです。それに比べたらハリル監督は全然マシじゃ
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は選手たちとの間のコミュニケーションや信頼関係で問題を抱えるような人間なのだろうか。今月9日、電撃的に日本代表監督を解任されたボスニア人指揮官をよく知る周囲の人々の証言を紐解くと、彼が本来見せてきた素顔が浮かび上がってきた。(取材・文:小川由紀子【フランス】) 【動画】乾が招集されない理由とは? ハリルはまさか…。識者が斬る! ●リールの英雄になったハリルホジッチ ヴァイッド・ハリルホジッチ氏の突然の解任には驚いた。 日本サッカー協会から発表があったちょうど1週前の4月1日、ハリルホジッチ氏はフランスのテレビ局『TF1』の日曜朝の定番サッカー番組、『TELEFOOT』のデジタル版にゲストで招かれ、日本代表監督としてワールドカップに臨む抱負を語っていたのだ。 3月の代表戦の後にハリルホジッチ氏と電話で話したというアルジェリア人記者は、「その時からどこか怪しい雲行
【No Ball,No Life】日本代表のハリルホジッチ監督が電撃解任された。マリ、ウクライナと対戦した3月のベルギー遠征で戦術をめぐり、選手との不協和音が表面化したことが、引き金となった。 1対1のデュエルでボールを奪い、前線にロングボールやくさびのパスを蹴り込む「縦に速い攻撃」を、指揮官は就任当初から掲げていた。ところが、W杯が2カ月後に迫るこの期に及び、「NO」を突き付けた選手側の“反乱”に対しては現場で取材して違和感がぬぐえなかった。「なにを今さら」と感じたのだ。 確かにマリ、ウクライナとの対戦は精彩を欠くものだった。ただ、身体能力で上回る欧米やアフリカのチームにも、守備でボールを奪うところまではできていた。「あとは奪った後のパスの精度を上げること」と指揮官も具体的な課題を挙げており、そこを5月下旬からの直前合宿で突き詰めれば、W杯は面白い戦いになると見ていた。 察するに、日本選
【英国人の視点】ハリルが準備していたW杯プラン。パニックボタン発動で3年間の成果は水の泡に 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が解任された。それもワールドカップ本番まで残り2ヶ月というタイミングで。なぜ今、この時期だったのか。ボスニア人指揮官が3年かけて積み上げてきたものを壊す必要があったのか。一連の解任劇には大きな疑問が永遠に残り続けるのかもしれない。(取材・文:ショーン・キャロル) 2018年04月10日(火)14時46分配信 text by ショーン・キャロル photo Getty Images タグ: focus, ヴァイッド・ハリルホジッチ, ハリルジャパン, 代表, 日本, 日本代表, 田嶋幸三, 西野朗 日本サッカー界の堅苦しい制約の中に、ヴァイッド・ハリルホジッチは最後まで完全に馴染みきれてはいない様子だった。代表監督として過ごした3年間の中で、退任が近いと噂された
Twitter: 362 Facebook LINEでおくる B! Bookmark 更新通知を受ける 10日の日刊スポーツによると、現在フランスに帰省中のハリルホジッチ氏が自身の日本代表監督解任について初めてコメントし、改めて来日することを明かしたそうです。 会見が開かれるかどうかは不透明ですが、日本で今回の顛末を語るようです。 [ニッカン]電撃解任のハリル氏怒り「日本に行く、そこで話す」 https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/201804100000892.html 【リール(フランス)10日=松本愛香通信員】日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)を、日刊スポーツが全世界のメディアで最初に直撃した。 外出先から自宅に帰宅した際にコメントを求めると、愛車の窓を開け「何も準備していないので、ここでは話せない」。
【リール(フランス)10日=松本愛香通信員】サッカー日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)を、日刊スポーツが全世界のメディアで最初に直撃した。 快晴の正午過ぎ、車庫が開いた。愛犬を乗せた車を運転し敷地外に出たところで、窓ガラスを下ろした。 -日本の日刊スポーツです。ぜひ、お話を聞かせてもらえませんか? 「何も準備していないから。今ここでは話せない」 続けてこう話した。 「あなた(記者)の仕事は理解できる。昨日も私の電話は鳴り続けていた。139件だ。ジャーナリストは誰も(今回の解任劇を)理解できていない。だから世界の知人から電話がくるんだ」 現在の率直な気持ちを聞くと「スカンダラス(けしからん)」。さらにしつこく食い下がると「セ・ラ・オント(恥だ)」と語気を強めた。 そして注目される今後について「もうすぐ日本に行くよ。そこでは、みなさんの前で(真実を)話すつもりだ」と来
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は記者会見を開き、サッカー日本代表のハリルホジッチ監督との契約を解除し、技術委員長の西野朗氏を新監督とする人事を発表した。 監督解任の理由について、田嶋会長は「3月のマリ戦、ウクライナ戦の後に選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れてきたこと、今までの様々なことを総合的に評価して、契約解除を決めた」と語った。 会見に出席した記者にはもっと解任の理由を掘り下げてほしかった。例えば、以下のように。 「今までの様々なこととは一体何なのか?何故そこをボカすのか?」 「選手との信頼関係が薄れたのであれば、本来切るのは監督ではなく、選手の方ではないのか?何故、監督の方を切ったのか?」 これらの質問に対する回答に対しても、「何故そう思ったのか?」を繰り返すことで真理に近づく。現場の記者には「なぜなぜ分析」を実行してほしかった。あんな表面的な物言いで説明責任が果たされたとは
4月7日、フランス・パリのホテルにて。ヴァイッド・ハリルホジッチは、日本サッカー協会の田嶋幸三会長の目の前で、驚きと怒りの表情とともに、こう呟いたそうだ。 「(私は)満足ではない。どうしてこの時期に?」 日本サッカー協会は、4月7日付けでハリルホジッチ監督との契約を解除したことを発表した。 W杯本番まで残り約2カ月というタイミングでの異例の決断に至った経緯を、田嶋会長は9日の記者会見でこう説明した。 「勝った負けたで更迭を決めているわけじゃありません。みなさんの声だけで決めているわけでもありません。選手たちに話を聞いたが、それだけでも決めていない。マリ戦、ウクライナ戦で、選手の信頼感が薄れた。さまざまな要素で総合的に判断して決めました」 中でも強調したのが、「選手とのコミュニケーション不足」「信頼感の低下」である。3月のベルギー遠征(マリ戦、ウクライナ戦)でそれが顕著になった、と。 選手た
現実よりも夢を見させてナンボ、代表はあくまで「興行」だというのが選手も含めた日本の結論 2018.04.10 日本代表 昨日は本来なら休肝日だったのですが、ハリルホジッチ解任の報を受けてとてもシラフでは眠れそうに無かったので、心の中でハリルホジッチの慰労を兼ねて酒を飲むことにしました。 さて、田嶋会長からの「選手との溝があった」との解任理由を受けて、本当かどうかは不明ですが以下のような内情暴露記事が出ていますね。 【ハリル解任の真実】「意見言えば呼ばれなくなる」“強権政治”に選手の不満爆発寸前 : スポーツ報知 いや、まさに選手は「弱者のサッカー」ではなく「自分たちのサッカー」がやりたかったのだなと。まあ、明らかにそういう感じはしていましたけど、それで行った4年前の結末に凝りたからこそ協会はハリルホジッチにしたのだろうと思っていたので、その方針をあっさり覆してしまったのは少し意外でした。
ハリル・ジャパンでコーチを務めるリオデジャネイロ五輪代表監督の手倉森誠氏(50)が西野ジャパンのコーチングスタッフから外れることが9日、濃厚になった。手倉森氏はリオ五輪後にハリル監督と会談を持った後にコーチに就任。選手の指導の他にも現場のスタッフと選手の橋渡し役として期待されたが、役割を全うできなかった。フランス人のボヌベー・コーチ(56)、モワンヌ・フィジカルコーチ(47)、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のルグシッチGKコーチ(56)も契約解除となる。 新たなコーチングスタッフにはU―21日本代表でコーチを務める和田一郎氏(44)の“入閣”が有力視される。また、西野氏がこれまで務めていた日本サッカー協会の技術委員長には、2006年から10年まで同職を務めた小野剛氏(55)が浮上している。
連載「フットボールの真実」の第2弾は「ハリルホジッチ電撃解任」。W杯(ワールドカップ)まで約2カ月、この土壇場でハリルホジッチ監督を解任した舞台裏に迫ります。全5回の第1回は、解任の決定打になったベルギー・リエージュの夜。 ベルギー・リエージュの夜が解任への決定打になった。3月23日のマリ戦は、格下に引き分けるのが精いっぱいの大凡戦。ガラガラのスタジアムには“前監督”の「蹴れ、蹴れ」というむなしい指示と、それに呼応できないピッチ上の選手の大きな溝があった。 翌24日夜。日付が変わり、欧州は未明にサマータイムになったがその夜は長かった。代表宿舎はリエージュ市の中心にある5つ星。坂の上にあるお城のような古いレンガ造りで趣のある建物だった。深夜まで、明かりが漏れ、会話が続いていた。 日本協会はマリ戦の内容にかつてないほどの危機感を覚えた。団長で、今回監督に就任することになった西野技術委員長(当時
日本サッカー協会は9日、都内のJFAハウスで会見を開き、田嶋幸三会長(60)が今月7日付でのバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任と、西野朗技術委員長(63)の新監督就任を発表した。西野氏の契約は6月14日開幕のロシアW杯まで。日本協会は、選手との信頼関係が崩れた監督を更迭するという大ナタを振るい、約2か月後の本大会に挑むことになった。スポーツ報知では「ハリル解任の真実」と題した緊急連載で解任劇を検証する。 チームは常に“空中分解”の危険性をはらんで歩んできた。「監督と選手は意見をぶつけ合ってきたがギャップは埋まらなかった。それを協会が判断したんだと思う」とある選手は明かす。ハリル監督と選手の間にできた溝は埋まることなく、W杯開幕まで残り2か月と迫った時点でハリル・ジャパンは消滅した。就任以降、体脂肪率12%以下を厳命するなどの管理主義と、単調な戦術を繰り返す指揮官に対する選手たちの不満
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