(台北中央社)南部・台南市在住の日本人などでつくる台南市日本人協会が14日、同市立図書館に日本語の絵本や学習漫画本を計50冊寄贈した。同協会の奥西克彦理事長は「台南に住む日本人の子どもはもちろん、台湾の方にも日本語の本に触れる機会を増やし、日本や日本語に興味を持ってほしい」と話している。 同協会は2021年に設立。同市で暮らす日本人の生活をサポートするなどしている。これまでも同市立図書館へ日本語の書籍を寄贈しており、今回で4回目。今回は、1月に発生した能登半島地震の際に、台湾から多くの寄付金が寄せられたことへのお礼として贈った。 この日は寄贈と併せて絵本の読み聞かせ会も開かれた。同協会関係者によると、同市立図書館の楊馥菱館長は「館内に日本語の絵本が増えることで、日本語学習や日本文化理解がさらに促進される」と感謝を伝え、今後も関連の読み聞かせ会や学習イベントなどを継続して開きたいと話したとい
昨年、私事で中国上海に一時帰国した。用事をすべて済ませてから、学生時代によく通っていた「上海書城」へ行ってみようと思った。「上海書城」は中国でも最大級の書店であり、本屋がいっぱい並んでいて文化的雰囲気が濃いということで「文化一条街」とも呼ばれる「福州路」にある。 場所は二十年前と変わらずすぐに見つかったが、入ってみるとまず驚いたのは天井の高さだった。いつの間にかリニューアルされたのか、目視で5メートル以上もあるのではないか。しかしそれ以上驚かされたのは、床から天井まで目いっぱいに取り付けられている書棚だ。書棚には本が詰めるだけ詰めてあるため、大人でも半分以上の本を取り出すことができないわけだ。そんな壮絶な光景を眺めながら、感心というよりそれがおかしいと思った。もうただの展示会のようなところになってしまい、書店としての機能は失われかけているのではないか、と。 そして、中国では実書店で本を買う
《この記事は約 21 分で読めます(1分で600字計算)》 一般社団法人版元ドットコムとopenBDプロジェクト(版元ドットコムと株式会社カーリル)は3月29日、版元ドットコム会員社以外の出版社に対し、書誌・書影の読者(第三者)などへの利用承諾を求める取り組みの開始を発表しました。そもそもなぜそのような取り組みが必要なのでしょうか? 本稿ではその背景や経緯などについて、関係者への取材などを踏まえた上で詳しく解説します。 お断り:アマゾンジャパンには、HON.jpの法人会員として事業活動を賛助いただいています。しかし、本稿の記述は筆者の自由意志であり、対価を伴ったものではありませんし忖度もしていません。また、本稿では論点を絞るため、話をおおむね「書影」に絞ります。以下、常体で記述します。 そもそもなぜ書影の利用許諾が必要なのか? オンラインショッピングなどで用いられる商品画像――本の場合、そ
店舗の引き戸を開けると、天井近くまで埋め尽くす本棚が視界いっぱいに広がる。ここは、東京・世田谷区にあるシェア型書店「BOOKSHOP TRAVELLER」。 シェア型書店とは、複数の人が棚を間借りすることで運営されている書店のことをいう。毎月決められた料金で書店の棚のひと区画を借りることで、自分の「推し本」を販売できる仕組みだ。 私は約1年前から、ここでの“ひと箱店主”として、「本屋bouquet」の屋号で出店している。 棚に並べているのは、個人的ベスト本やその時々の推し本がメイン。エッセイや実用書が好きでよく読むため、自然とそういった本が多くなっている。 売れ筋は、2022年のYahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞した『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』や、シンプルな生き方を説いたフランスのベストセラー『バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分』などの本で
能登半島地震から3カ月余り。断水の解消などの復旧が遅れる中、財務省は「維持管理コストを念頭に置き、集約的なまちづくりを」と提言を出した。「コスト削減ありき」がにじむこの姿勢。「過疎地の切り捨て」の危惧も。そんなにカネがないならやはり、万博絡みのインフラ整備などの巨額事業を見直し、復興に予算を割くべきじゃないのか。(宮畑譲、岸本拓也)
Japanese German The Agency for Cultural Affairs, Government of Japan is pleased to hold the 9th JLPP International Translation Competition to discover and foster emerging translators of contemporary Japanese literature. In order to make Japanese literature more attractive to a wider audience, a new category for classical literature has been established in addition to the contemporary literature ca
平安貴族の日記など古記録研究の第一人者で、NHK大河ドラマ「光る君へ」の時代考証を担当する倉本一宏・国際日本文化研究センター教授の退任記念講演が3月に同センターであった。「紫式部-その第三の人生」と題して、一条天皇の皇后となる彰子(しょうし)の下での「申次(もうしつぎ)女房」としての政治的役割について語った。 倉本さんは、9世紀から12世紀にかけての貴族の日記「御堂関白記(みどうかんぱくき)」(藤原道長)や「小右記(しょうゆうき)」(藤原実資(さねすけ))などの訓読文(現在約558万字)をデータベース化し、「摂関期古記録データベース」として日文研サイトで公開、平安時代の政治と文化に関する重要な一次資料となっている。 この日は、紫式部集から垣間見られる妻として母としての「第一の人生」、源氏物語と紫式部日記の作者としての「第二の人生」、その後を「第三の人生」とし、自著である講談社現代新書「紫式
検索した文化財のデータ。文化財ごとにIDとなる「日本全国文化財番号」を新たに設定した=奈文研のホームページから 奈良文化財研究所(奈良市)は、国や都道府県が指定する文化財に関する報告や記録を集約し、一覧検索できるデータベース「全国文化財目録」を公開した。対象は同じなのに、組織によって異なる名称が使われていた報告書のデータを統合し、情報の収集や比較がしやすくなった。まずは調査概要の情報のみまとめており、今後も関連情報の統合を進めて、研究や情報管理で飛躍的な効率向上を目指す。 国や自治体が公開している文化財約73万件を精査し、同じ対象なのに呼び方の違いなどで重複していたものを除いた約51万件(無形文化財なども含む)に固有のIDを付与。IDごとに調査記録などの情報を関連付けた。関連画像をAI(人工知能)で見分ける仕組みも開発中で、関連する画像をIDごとに集約させることを目指す。発掘担当者などが調
【読売新聞】 文化庁は今年度、全国の博物館へ、放送作家などのクリエイターのほか、資料のデジタル化や資金集めの専門家など多様な専門人材の派遣を始める。一昨年の博物館法改正で、博物館には資料のデジタル化や公開など新たな業務が加わったが、
鴻上尚史さん(撮影/写真映像部・小山幸佑) 2024年中には法案が可決する見込みの「共同親権」。離婚して二人の子供の親権を持つ47歳女性は、共同親権が法制化されることに危機感を抱いているという。そんな相談者に、鴻上尚史が語った「共同親権」法制化の問題点とは。 【相談216】離婚をして子供二人の親権を持っていますが、共同親権が法制化されることに危機感を抱いています(47歳 女性 うさみみ) 鴻上さんのお力をお借り出来ないでしょうか。 現在、離婚して子供二人の親権をもって生活しております。 離婚原因は度重なるモラハラ、身体的、性的DVです。が、そこに慰謝料を求めるのであれば徹底的に争ってやる、と言われ、子供との生活を第一に考え、養育費の合意のみでの協議離婚です。 共同親権導入が、たくさんの反対意見があるにもかかわらず法制化されてしまいそうです。政府の推し進めている共同親権は、離婚しても子供のこ
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