9月14日、英アーム・ホールディングスの共同創業者ハーマン・ハウザー氏は、ソフトバンクグループがアームを米エヌビディアに売却すると発表したことについて、「最悪の事態」であり、アームのビジネスモデルが崩壊するとの認識を示した。写真はエヌビディアのロゴ。ロサンゼルスで2017年7月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake) [ロンドン 14日 ロイター] - 英半導体設計大手アーム・ホールディングスの共同創業者ハーマン・ハウザー氏は14日、ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>がアームを米半導体大手エヌビディアに売却すると発表したことについて、「最悪の事態」であり、アームのビジネスモデルが崩壊するとの認識を示した。 ハウザー氏はロイターとのインタビューで「(アームの本社がある)ケンブリッジにとって、英国にとって、欧州にとって最悪の事態だ。グローバルな重要性を持つ欧州最後のテクノ
RISCプロセッサの歴史連載でもおなじみ大原雄介さんがスタートした短期集中連載。テーマは今最も熱いRISCプロセッサ、“Apple Silicon”だ。Armアプリケーションプロセッサの変遷に続いて、第2回はAppleとArmの関係にも影響してくる、ライセンスの問題について。 前回、Cortex-Aシリーズの製品の説明を一通り終わらせたところで、ライセンスの話をしておきたい。 以前の記事にもちょっと書いたが、ArmはCPUのIP(Intellectual Property)を提供する企業である。ここでいうIPとは、プロセッサの「論理的な」設計図である。他に何があるかというと、「物理的な」設計図が必要である。 例えばこちらは、2つのArduinoというマイコンボードで通信を行わせよう、というテーマの記事だが、下の方にある「回路図」が論理的な設計図、「実体配線図」が物理的な設計図になる。この記
Try the Erasure Code Calculator to configure your usable capacity Try Now The recent announcement from AWS about the general availability of their new ARM-powered Graviton2 servers caused us to take another look at the performance of these ARM servers. In this blog post we describe the results which you may find surprising. Introduction MinIO is an Apache licensed, open source S3-compatible object
Amazon Web Services ブログ AWS Graviton2 を搭載した新しい EC2 M6g インスタンス 本日より、第 6 世代の Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) 汎用インスタンスである M6g をご利用いただけます。「g」は「Graviton2」を意味します。これは、AWS (および Amazon のグループ企業である Annapurna Labs) が 64 ビット Arm Neoverse N1 コアを使用して設計した次世代の Arm ベースのチップです。 これらのプロセッサは、256 ビットの常時オンの DRAM 暗号化をサポートしています。また、第 1 世代の Graviton と比較して浮動小数点演算の性能を 2 倍にするデュアル SIMD ユニットが含まれており、機械学習の推論ワークロードを加速する int8/fp16
2019年12月に発表された、Amazon独自設計のARMプロセッサ「Graviton 2」は、すでにAWS EC2のM6gインスタンスなどで利用することができます。そのGraviton 2について、オンラインストレージサービス「MinIO」のエンジニアであるFrank Wessels氏がIntelやAMDのCPUとの性能を比較してみたところ、その結果に衝撃を受けたと語っています。 Intel + ARM Performance Characteristics for S3 Compatible Object Storage https://blog.min.io/intel_vs_gravitron/ MinIOはApacheライセンスに準拠したAWS S3互換のオンラインストレージです。高いパフォーマンスを維持するため、MinIOはGoによって開発されているとのこと。MinIOが使用す
7月27日、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が2016年に英半導体設計アーム・ホールディングスを320億ドルで買収したのは、アームの価値に比べて高過ぎる買い物だった。2016年7月18日、ロンドンで撮影した2社のロゴ(2020年 ロイター/Neil Hall) [ロンドン 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンクグループ<9984.T>の孫正義会長兼社長が2016年に英半導体設計アーム・ホールディングスを320億ドルで買収したのは、アームの価値に比べて高過ぎる買い物だった。 ブルームバーグによると、米半導体大手エヌビディアがアーム買収を検討している。エヌビディアに売却できれば、孫氏にとっては投資収益を回収する絶好の機会だ。しかし、エヌビディアにとって魅力的な買収先と見せるようなアームの独自の設計技術は、同時に各国の独占禁止当局にとっても物議を醸すものだし、それ
ARM,big.LITTLEテクノロジーをチップメーカー7社が採用と発表 ARM big.LITTLEテクノロジー 配信元 ARM 配信日 2013/02/27 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> ARMのbig.LITTLE処理テクノロジーが世界に普及 ARMパートナー7社が,2013年内にARM big.LITTLEテクノロジーをベースとしたシステムを発表 英ARM社(本社:英国ケンブリッジ,日本法人:横浜市港北区,以下ARM)は,ARMのbig.LITTLE処理テクノロジーが,世界の大手モバイルチップ・メーカーの多くに採用されていると発表しました。サムスン電子とルネサス モバイル株式会社がすでに計画を発表しているほか,CSR,富士通セミコンダクター株式会社,MediaTekを含む5社が,2013年内に実装を発表する予定です。ARMのbig.LITTLEテクノロジー
「処理に応じた“適材適所のコア”を提供」――ARMがbig.LITTLE処理とMaliに注力する理由:プロセッサ/マイコン(1/2 ページ) ARMは2013年10月8日、東京都内で記者会見を開催し、「big.LITTLE処理」とグラフィックスプロセッサ(GPU)「Mali」という2つの技術/製品をアピールした。 現在ARMが普及拡大に特に力を入れているのが「big.LITTLE処理」とグラフィックプロセッサ(GPU)「Mali」の2つだ。 big.LITTLE処理とは、高性能な大型CPUコアと、省電力な小型CPUコアを組み合わせた構成で処理を行うこと。低負荷の処理は小型コアで行い、処理能力が必要な大規模な処理は大型コアで実施することで、高い処理性能を維持しつつ、消費電力を可能な限り抑えることのできる技術だ。 ARMは、このbig.LITTLE処理をいち早く導入した。2011年に「Cort
英アーム(Arm)は、5nmプロセスで造る次世代5Gスマートフォン用プロセッサーSoCに向けた、CPUコア「Arm Cortex-A78」とGPUコア「Arm Mali-G78」、NPU(Neural network Processing Unit)コア「Arm Ethos-N78」の3つの新製品を発表した(ニュースリリース)。同社は例年6月開催のCOMPUTEX TAIPEIに合わせて、次世代スマホ用プロセッサーSoC向けのCPUコアなどの新製品を発表してきた(2019年の関連記事:英アーム、5G対応スマホ向けに4種のプロセッサーコアを発表)。今年(20年)は、新型コロナウイルスの影響でCOMPUTEX TAIPEI 2020が9月に延期されたものの、例年と同じ時期での新製品発表を行った。 オンライン会見を開いた日本法人のアームによれば、5Gスマホでは回線高速化により、スマホに入ってくる
by MIKI Yoshihito ソフトバンクグループが、ARMアーキテクチャで知られる半導体設計企業Armの売却を検討しているとウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。 SoftBank Explores Sale or IPO for Chip Designer Arm Holdings - WSJ https://www.wsj.com/articles/softbank-explores-options-for-chip-designer-arm-holdings-11594672437 SoftBank hires Goldman Sachs to explore sale options for Arm: Sources https://www.cnbc.com/2020/07/13/softbank-hires-goldman-sachs-to-explore-sal
ARMプロセッサーの話を取り上げるのはすいぶん久しぶりである。前回は連載179回で、7年半ほど前になる。ちなみにこの時「次世代コア」と言って紹介したCortex-A57/A53は、すでに「前世代コア」になってしまった。 今回取り上げた理由は、富岳とAppleである。日本は富岳で久しぶりにTOP500で首位奪回したとともに、TOP500では初めてARMベースで首位に立った。 そしてAppleは6月23日のWWDCで、次期MacにApple自社製のARMベースプロセッサーを採用することを明らかにした。そんなわけで、今回と次回はこの2つのARMベースプロセッサーの話を説明しよう。今回は富岳である。 富岳に採用されたプロセッサーA64FXは スーパースカラー/アウト・オブ・オーダー構成 その富岳に採用されたA64FXは、Appleとは真逆の方向の設計思想である。極端なまでのデータ集約型な設計である
With Apple’s recent announcement that they are moving away from Intel X86 CPU’s to their own ARM CPU’s for future laptops and desktops I thought it would be a good time to take a look at the some differences that can affect systems programmers working in Rust. One of the key areas where ARM CPU’s differ from X86 is their memory model. This article will take a look at what a memory model is and how
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