2001年に南米アルゼンチンが債務不履行に陥った際、債務の減免に応じなかった投資家がアルゼンチン政府に対して債務を全額返済するよう求めている裁判で、ニューヨークの控訴裁判所は、1審に続いて投資家側の主張を認め、アルゼンチン政府に日本円にして1300億円を支払うよう命じました。 この裁判は、2001年にアルゼンチンが債務不履行に陥った際、債務の減免に応じなかったアメリカのヘッジファンドなどが、アルゼンチン政府に対して債務の全額返済を求めているものです。 去年11月、アメリカの連邦地方裁判所は、減免に応じた債権者だけでなく、応じなかった投資家も支払いを受ける権利があるとして、アルゼンチン政府に債務の全額返済を命じる判決を言い渡し、アルゼンチン政府側がこれを不服として控訴していました。 23日、ニューヨークの連邦控訴裁判所は、1審の判断を支持して投資家側の主張を認め、アルゼンチン政府に日本円にし