連日の猛暑の影響で、全国で出荷量が最も多い高知県のしょうがに葉が枯れるなどの被害が出ています。 高知県はしょうがの出荷量が年間およそ1万9000トンと全国で最も多い産地ですが、この夏の猛暑の影響で被害が出ています。 このうち、土佐市の江渕賢造さん(72)の12アールの畑では、春先に植えたしょうがの葉が連日の猛暑と水不足のため、黄色く枯れるなどの被害が出ています。 また、この時期は、食用のしょうがの根元の部分が成長し、茎の数が増える時期ですが、ことしは全体的に成長が遅れ、茎の背丈も低いということです。 このため、江渕さんは、地下水をくみ上げてしょうがに与える回数を、例年の1週間に1回から3日に1回に増やしていますが、このまま、暑さと雨が少ない状態が続けば、収穫量が2割から3割程度減る恐れもあるということです。 江渕さんは「50年以上しょうがを栽培していますが、これほどひどいのは初めてです。今